2000年釣行記

6月24日(小潮干潮 5:40 17:33  満潮 11:20
相差(相差海釣りセンター)1号沖筏


今回は2年ぶりに筏釣り2回目のカミさんとの同伴釣行です。
天気予報では雨みたいやけど、カミさんは「雨でも行く!」とやる気満で、チンタ3兄弟をジイちゃん、バアちゃんに預け、釣行を決行した。
いつもと違いダンゴも2人分やし、道具の準備も大変!(^_^;)
でも折角、カミさんがやる気だしとんで数週間前からボチボチ準備し用意はバッチリ。(^〇^)
前夜22時過ぎに自宅を出発し、いつもの久居釣具でエサを購入。カミさんにはカセは難しいんで最初から筏と決めてたんやけど、当日に釣友の多気氏が沖カセで9枚釣ったんで、沖カセの誘惑が・・・。(ーー;)まっ、今回は筏で大チヌ狙うって決めとったしなぁ。 んで、アケミ貝をいつもより多く5K購入。またまたいつも通り二見のコンビニで自分らのエサを買い、畔蛸漁港ので砂を拾って0時に現着。まだ、誰もいない。海を覗くとチカチカ光っとる。少し赤潮が出ているようだ。カミさんに「海見とってみぃ」と言って海に石を投げる。波紋状に海が光るのをみて感激したようだ。赤潮が幻想的に光るのは知ってますぅ? 皆さん。 これからの季節、赤潮がよく発生するんで、暗い内に着いたら、海に石を投げて見て下さい。メチャクチャ綺麗ですよぉー。(^^ゞま、そんなこんなで、早々に荷物を船に載せていると、車が1台やって来た。おや、また1台。土曜の常連、川合さんや。ほとんど、毎週やもんなぁ。羨ましい。カミさんは明日に備えて、サッサと車に寝に行った。私は事務所で、最近の写真を見てると、川合さんと名古屋の4人組の方が入ってきて、しばし釣り談義。名古屋の方々は、相差初めてでこのHPを見て来てくれたようです。おきにぃ。(^^ゞ好き者同士、話は尽きやんけど、1時になったし寝ることにした。でも車に戻るとカミさんも暑くて寝れやん様子。
うちの車(インプレッサ)のシートはバケットタイプやもんで、寝るのも辛いし、年甲斐もなく、やかましいマフラー付けてしもたんで、クーラー入れれやんで暑いぃ〜〜〜〜〜。(>_<)
暑いで、ちょっと窓開けてたら蚊が入ってしもて、さらに寝るどころやなくなった。んで仮眠所へ移動し扇風機つけて、やっと寝れた。(+.+)(-.-)(_ _) ..zzZZ
目覚まし代わりに携帯電話のアラームで4時20分に起床。2時間ちょっとしか寝れやんだ。(Θ.Θ)ねむぅさすがに土曜日、雨の予報でも結構車は多い。天気の方も曇天やけど、未だしばらくはもちそうや。事務所で大将が起きてくるのを待ってると、よく日焼けした兄やんが入ってきた。「あれぇー、久しぶりぃ〜」と遠路はるばる神戸のカセ名人、西田(ニシダ☆テツヤ)氏登場!ここ最近は仕事が忙しいそーで、ほとんど釣りはやってなかったようですが、数年前は神戸という遠距離にも関わらず、相差の常連でした。
さぁ、大将も起きてきたんで、もうすぐ出船やぁ。
場 所 相差海釣りセンター 1号沖筏
同行者 カミさん
釣 座 渡鹿野島向きの右端に私、その左隣にカミさん。左側に西田氏ら2人
同乗者 神戸の西田(ニシダ☆テツヤ)氏ら2人
全体の人数 27人
天 候 曇り時々晴れ
西のち東(ほとんど無し)
潮 流 釣座に対し左右の流れ。潮流はゆるい。
海 上 ベタナギ
持参エサ アケミ貝5K、砂カニ30尾、オキアミLL1ブロック×2、コーン
ダンゴ いつものチヌァースペシャルU。(^^ゞ
(米ヌカベース、荒引サナギ、押し麦、砂、沖アミスライス、アミエビ
フカセ仕掛 竿 がまちぬカセいかだスペシャル 1.5m
ハリス 2号通し(トヨフロンLハード)
オモリ 無し〜2B(針上20〜100cm)
改良チヌ5号
丸貝仕掛 竿 リョービ夢幻海大チヌ 1.8m (食わせ調子穂先)
ハリス 3号通し(トヨフロンLハード)
オモリ 4号中通し(ハリスは矢引)
改良チヌ6号
カミさんの
仕掛
竿 チヌァー作 カミさんスペシャル(^^ゞ 1.8m(食わせ調子穂先)
カミさんに合わせて細身に軽く作ってある
ハリス 3号通し(トヨフロンLハード)
オモリ 1〜3号中通し(ハリス20cm)
改良チヌ5号
タイムチャート 5:00 1番船で出船。
「今日はカミさんが一緒やで、筏でお願いします」と大将に伝える。
ほとんどが筏希望のようだ。大将の指示で順番に沖筏に降りていき、私らは、西田(ニシダ☆テツヤ)氏ら2人と一緒に1号沖筏に降ろしてもらう。
沖カセには川合氏一人が向かっていった。カセのチヌ独り占めやなぁ。
5:00
〜5:50
さぁ、先ず仕掛作り。カミさんの分は確実に底取り出来るように1号中通しオモリを付けて森式仕掛にした。カミさんは針結べやんで、仕掛の作り方はまたこの次ということで、私がサッサと作り、とりあえず丸貝を付けて放り込む。
次はダンゴの練り方の講習や。オケにヌカ(配合済み)を入れ、「砂はこれくらいで、水加減はこう」と教える。ほんでエサの付け方、ダンゴの落とし方、アタリの待ち方、etc・・。
やっと自分の仕掛を作り、第1投目は5:50になってしもた。
潮流は右→左へゆっくり流れている。
ダンゴからエサが抜けると、「ビビビ」とエサトリのアタリ。フグやな。(^_^;)
5:50
〜8:00
コーン、沖アミ、ムキミ、砂カニと、どのエサにしても、「ビビビッ」で終わり。
まっ、予想通りの展開やね。その内、ボラが寄るやろ (^◇^;)
カミさんは慣れやん手つきながらも、黙々と打ち返しとる。その調子、その調子。(^〇^)
8:00
〜10:00
潮も止まった。本日、2杯目のダンゴを混ぜる。
そろそろ、1枚欲しいとこなんやけどなぁ。
相変わらず、エサトリのアタリばっか。(ーー;)
10:00
〜11:00
やっと待望のダンゴアタリがではじめる。ボラが寄ったようだ。
ボラアタリを避けつつ、チヌアタリを待つ。打ち返せど、打ち返せど・・・・。
森式の仕掛でもう1本竿を用意してあるんで、たまに丸貝で探るが、全くアタらん。
弁当船に聞くと、沖カセの川合氏が2枚釣ったとのこと。やっぱカセかなぁ。
11時頃、突然カミさんの竿が曲がった。よー引いとるけど、ボラやな。
やり取りと言うには程遠いが、何とか上がってきたんは、そんなに大きくないけどやっぱりボラ。
カミさんの初の獲物やし、昔一度だけ、持って帰ったボラが子供らに人気やったちゅーことでスカリに入れた。チヌより先に違う魚を入れるのは縁起悪いんやけどなぁ。(^_^;) まっ、えっか。
11:00
〜13:00
3杯目のダンゴを混ぜる。
相変わらず、ボラはおる・・。定石通りならそろそろチヌが来るハズなんやけど。
その他のエサトリは大人しくなったようで、エサは無傷で上がってくることも多くなった。
チヌが寄ったかなぁー。と打ち返すがアタリは無し。
12時頃、隣の2号筏でど−やらチヌが上がったようだ。話声が聞こえてくるが、年無しらしい。
こちらも頑張らねば。しかし時間ばかりが刻々と過ぎていく。
アタリは無い。(ーー;)
13:00
〜14:00
退屈で眠くなってきた。(Θ.Θ)
を見るとカミさんも座ったままウトウトしとる。昨夜寝てへんでしゃーないな。
睡魔に勝てず、私もウトウト。(_ _)Zzz
カミさんもになって本格的に熟睡体制。
14:00
〜15:00
再開!
場を休めたんで、もしかしたら、チヌが安心して寄ったかもと、期待を込め丸貝で落とし込む。
ケッ!やっぱ居らん。(-_-メ)
カミさんも起きてきて、打ち返しを続ける。
しかし今日は雨の予報やったのに、全く降らんし太陽さえ見えとる。
暑い!
15:00
〜15:20
見回り船がやってきたんで聞くが、どの筏も釣れてない様子。カセの様子が気になるなぁ。
その後、何となく筏の反対側を覗くとロープの際にでっかいチヌが見えとる!
上から見ると巨ボラのような魚体は、間違い無く年無しクラス。口も真っ白やし。
15:20
〜15:30
ダメ元でチヌの近くにデカイ丸貝を付けた仕掛を落とし込む。しかし全く動じる事もなく、完全無視。
「やっぱりなぁー。」と思った頃、着底と同時に大きなアタリ。突然の事に合わせを入れるタイミングを見逃し、仕掛を回収すると丸貝は無い。
チヌは居ると確信し、再度丸貝付けて落とし込む。
着底するがアタリはない。しばらく待ってから、上へ大きくゆっくり誘いをいれる。
糸ふけを取り仕掛がなじんだ頃、「ゴンッ」と前アタリ。「待ってましたぁ。(^〇^)」
ホンの2,3秒のことやけど本アタリまでの間が長く感じる。「クゥー」と穂先が入った。後ろへひっくり返りそうな大アワセを入れると、しっかり針掛かりした。間違い無くチヌと確信!
チヌの引きを楽しみながらと言いたいが、筏の反対側は真下にロープが何本もぶら下がってるんで、筏の下に入ろうとするのを強引に引きずり出す。
丸貝のエサにしては小ぶりやけど34cmGET! (^^ゞ
15:40 ダンゴを入れるとボラでアタリが判らんようになるんで、貝をパラパラ撒きながら丸貝で探る。
もっと大きいヤツをと、さらに大きい丸貝を付け数投目、またアタった。
今度も大アワセをくれてやる。引きからするとさっきより確実にデカイぞぉ。
慎重かつ強引にやり取りするが、突然穂先が宙を向く。 うわぁー、針外れ!(TOT)
「クッソー!」結構デカイ声で叫んでしまいました。(^_^;)
15:40
〜16:30
カミさんにも「こっち来てやってみー。」と言ってさらに続ける。
その後もアタリはあったが、丁度よそ見してたりで貝が割られること数回。
カミさんも同じく数回貝が割られた。間違いなくチヌはおる。
しかし少しアタリが遠のいた頃、正面の釣座に少し戻ってたら、後ろでカミさんが「ちょっとぉ〜!」と叫んだ!見ると竿が曲がってるではないか。
慌てて駆け寄り、「おぉ、もっと竿立ててぇ!」と叫びながら、おぼつかない竿さばきに見かね横から竿に手を添える。はなっから、リールのドラグは目一杯締めてあるんで、「よっしゃ巻け、巻けー!」と強引に引っ張り出すと、水面にチヌが姿を現した。「デッカぁー!」思わず声に出てしまうサイズ。タモを手にとり掬おうとしたその時、反転され筏の下へ潜られた。ヤバっーと思った瞬間、フロートに糸が擦れ切れてしまった。「ああぁー。」(T^T)
逃がした魚はデカイと言うがホンマにデカかった。私の目にはゆうに年無しクラスに見えた。
カミさんも悔しがってるが、気を取りなおし、仕掛を作りなおして丸貝で続ける。
16:40 またも私が、正面にいる時、カミさんが叫ぶ!
おぉ、また掛かった!今度もから竿に手を添え、「竿立てぇー、巻けぇー」と叫びながらのやり取り。半分くらい巻いた所でまた下へ入ったので、竿で溜めようとするが、多分ぶら下がったロープに擦れ3号ハリスもあえなく切れた。引きからすると今度のもデカそうやっただけに残念。(>_<)
カミさんにアタリの様子をl聞くと、2回共、完全に穂先が入ったとの事やった。
16:40
〜18:00
正面では全くアタリが無いんで、私も反対側で本腰を入れる。
その後、前アタリはあるものの本アタリがでず、貝が割られるのが2回程。
17時過ぎからは全くアタリは無くなってしまった。(ーー;)
正面で続けている西田(ニシダ☆テツヤ)氏の方もアタリは無いようや。
頑張って丸貝で誘いまくるが、とうとう納竿の時間になってしまった。
釣果 1枚 34cm (^^ゞ
エサトリ達 フグ、ベラ、ボラ
総評 筏では私の1枚の他、2号で53cmの年無し(丸貝にて)。沖カセの川合氏は35〜42cmの3枚でカセにしてはイマイチのようやった。 全体ではあまり釣れていなかったようで、カミさんのバラシが悔やまれる。
今日の感じやと、丸貝でしっかり粘れば、良い思い出来そうな予感。(^^ゞ
カセもこれから数釣り出来るハズやけど、筏の大チヌも目が離せやんねー。
今回のチヌの胃袋の中は、荒引サナギでパンパン。反対側で釣ったけど、正面の竿下に居たちゅーことやね。
帰路の途中でもカミさんは終始悔しがっとった。まぁ、姿見てからのバラシやもんなぁ。あれは悔しいわぁ!
次回への闘志をメラメラ燃やしとったんで、リベンジは近い?!
カミさんもすっかり筏へハマったかな。それでこそチヌァーの嫁じゃぁ。!(^〇^)
何はともあれ、暑くも熱い1日でした。
うちのカミさんです。 34cm (^_^;)


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