2000年釣行記
10月29日(中潮)干潮 12:52 満潮 7:07
相差(相差海釣りセンター)3号沖筏
公私共に忙しく、1ヶ月以上のブランクで、禁断症状も限界にきてましたが、やっとの釣行!! 10月に入り、連日の二桁釣果を「釣果速報」にUPする度、歯ぎしりしてましたぁ。(>_<) しかぁ〜しぃ〜、やっと行けるぅ〜♪(^〇^)♪ やっと行けると言うのに天気予報は雨・・。(ーー;) まぁ、日曜の釣りやし雨降った方が空いとってエエしな。 団子や道具はずぅ〜と前から準備万端。即出撃OK! 前夜23:30、雨の中、自宅を出発ぅー! いつものように久居釣具で、エサを購入。久しぶりにボケも20尾、購入することにした。(釣友よりボケが良いと聞いたので・・。(^^ゞ) 明日の戦法は朝の内にチヌを寄せて、午前中はチンタで数を稼いで、午後は丸貝で良型狙いの予定。 上手くいきゃエエんやけど・・。とらぬ狸の皮算用やね。(^_^;) 深夜1時過ぎに相差到着。早くも車が2台おる。船を見ると、一人分?ほどの荷物が載っとるけど・・。とりあえず私も早々に荷物を積み込む。雨がうっとうしい。 出船は6時頃やろで、4時間ぐらいは寝れるなぁ。でさっさと車の中で寝りについた。(_ _)Zzz 翌朝5:30に携帯のアラームで起床! 空はどんよりと曇っとる。やっぱ、今日は雨やなぁ。 寝ぼけ眼をこすりながら、「おはようございます〜」と事務所に入る。 おっ!常連の中村さんが居る。(^^ゞ 中村さんは先週も2日で80枚も爆釣!してる古くからの相差の常連さんです。 今回も昨日からの連荘で、1号沖筏で昨日も沢山釣ったそうです。 今日も期待大!やなぁ。(^〇^) 今の所、雨は降ってへんけど、今にも降りそうなんで、カッパの下だけはいておく。 天気予報で雨ということもあって、日曜日にも関わらず、釣人は11人。全員が1番船でさぁ、出発っー! |
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場 所 | 相差海釣りセンター 3号沖筏 | |
同行者 | 無し | |
釣 座 | 渡鹿野島向きの左端 | |
同乗者 | 無し | |
全体の人数 | 11人 | |
天 候 | 曇り→雨 | |
風 | 北西風、緩い | |
潮 流 | 釣座に対し左右の流れ。潮はゆるい。 | |
海 上 | 朝の内、少しウネリ。 | |
持参エサ | アケミ貝3K、オキアミLL1ブロック、シラサエビ2杯、ボケ20尾、シャキとコーン、食わせ荒割(サナギ) | |
ダンゴ | 米ヌカベース、荒挽サナギ、押し麦、砂、アミエビ | |
フカセ、落とし込み 兼用仕掛 |
竿 | がまちぬカセいかだスペシャル 1.5m |
ハリス | 2号通し(トヨフロンLハード) | |
オモリ | フカセ 無し〜2B(針上5cm) 落とし込み 4B(針上1cm) |
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針 | ヴィトム8号、改良チヌ5号〜6号 | |
遠投仕掛 | 竿 | リョービ夢幻海大ちぬ 1.8m |
ハリス | 3号通し(トヨフロンLハード) | |
オモリ | 3号中通しオモリ(ハリス矢引) | |
針 | 改良チヌ6号 | |
タイムチャート | 6:00 | 出船! 船中で大将に「何処にする?」「一緒で構わへんなら何処でもエエぞ。」と言って貰ったが、1号沖筏は中村さんらが居るし、2号沖筏も希望した人が居たんで「3号でお願いしますぅ」と答える。(^^ゞ そうこうしてるうちに船が3号沖筏に到着。1番に降ろしてもらった。他には3号には降りず、σ(^o^)だけの貸し切りぃー! |
6:00 〜6:20 |
渡鹿野向きの左側に釣座をとって、早速仕掛の準備に取りかかる。 バケツで海水掬うと、水は温かい。前回は冷たく感じたけど、随分気温も下がったでなぁ。 竿は「がまちぬカセいかだスペシャル1.5m」にリールは「トーナメントチヌジャッカー」、ササッと糸をガイドに通し、改良チヌ針6号を結び、チモトに5Bを付け、糸グセを取りながら底取りする。 筏下にはきっと既にチヌがウロウロしとるやろ、と考え団子を打たず、大き目の丸貝付けて落し込んでいく。 底から1ヒロより竿先にテンションをかけながら、ゆっくり落し込む・・・。アタリは無い。 しばらく仕掛を馴染ませ、もう1度竿いっぱい持ち上げて再度落し込む・・・。アタらん。(ーー;) まぁ、そんなに上手くいかんわな。数回繰り返し、エサをボケに替えて落してみる。速攻でエサトリの餌食。(^_^;) |
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6:20 〜6:40 |
落し込みを諦め、団子を混ぜる。 その間もとりあえず、丸貝で放り込んどくけどね。(^^ゞ 今日の団子はヌカベース(荒挽サナギ、押し麦配合済)に砂を混ぜただけ。海水を加え、ボソボソに仕上げる。 アケミ貝を荒割したものを団子に包んで、竿下へ5,6個投入。シラサエビを10尾づつくらい包んだ団子も数個投入。 さらに丸貝もパラパラと落す。朝の内に寄せて、あとは楽な釣りをする作戦!(^◇^) 落しておいた仕掛を回収するが、丸貝には変化は無い。 針をヴィトム8号に交換。この針はチヌ針で言えば3号くらいのグレ針やけど、完全なスレ針。 例年チンタが多い季節は使ってます。スレ針はシラサエビも痛まんし、刺さりは抜群。針を外すのも楽チン。♪ スレやて言うてもテンションかかってれば、滅多に外れやんと思います。σ(^o^)的にはチンタ専用針ちゅーとこですね。 さぁ、いつも通り沖アミをダンゴに包み投入。潮は止まっとるようや。 団子が割れ、エサが出てもアタリは無い。 |
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6:40 〜7:30 |
エサトリも少ないようなんで、まずは打ち返して寄せに徹する。 団子にはシラサエビ、アミエビをアンコにしては打ち返す。 しばらくすると、エサトリが寄ったようで、ハオコゼがお出ましになった。(^_^;) その後も、エサをローテーションするが、柔らかいエサはエサトリの餌食。チヌはまだやなぁ。 |
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7:30 〜7:40 |
そうそう忘れとった、食わせ荒割(サナギ)も使わな。小さい粒を3,4個針に刺して、団子に包み落す。 底から約1ヒロで団子を割り、ゆっくりと落し込んでゆく。 着底寸前、「ギュ〜ン」と穂先が引き込まれた。反射的に合わす! おおぉー、これはチヌやぁ、(^〇^) エエ引きやねぇ、チンタとはちゃうな。と楽しんだのも束の間、数回目の締め込みで、あえなく針外れ。(>_<) ガックリ。 針を見ると少し開いとる。(ーー;)ちょっと細いでな。 スレ針やで外れたんかと思たけど、多分、合わせが甘くて(ほとんど向こう合わせ)歯にでも当たって刺さってなかったんやろ。 やっぱ心配なんで針を改良チヌ4号に替え、再度食わせ荒割りで落し込むが、アタリは無し。 沖アミ、シラサエビでは相変わらず、エサトリ・・。 ボラはまだおらん。 |
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7:40 〜8:00 |
打ち返しを続ける。 隣(2号)を見ると、何か掛けたようや。上がったんはチンタクラスやけど、チヌや。数分後さらに同サイズを1枚。 やばいぞぉー。隣に寄せ負けとるやん。(^◇^;) |
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8:00 〜8:20 |
クッソー、負けるかぁ、と打ち返しに力が入る!その甲斐あって、沖アミにてすぐにチヌアタリ。 合わすと、クンクンと首を振る心地よい引き。でも小さいなぁ。タモも使わず抜き上げて本日1枚目の25cmをGET! その後、5分おきに28cm、25cmを同じく沖アミにて追加。 |
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8:20 〜9:00 |
やっと寄ったようやなぁ。と思たけど、あとが続かん。でも隣はポツポツ釣れとる。(ーー;) なんでや。 潮はゆっくりと右→左へ流れ始めた。隣が潮下になって、さらにこっちは不利やん。(^_^;) |
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9:00 〜9:10 |
エサを替え、オモリを替え、誘い、何とかチヌアタリを出そうとするが、アタリがあるのは木っ端グレばっか。 前から思とったけど、3号はグレが多いよなぁ。1,2号ではあんまりグレ釣れやんのやけど・・。 何処の筏でも上層にはグレ居るけど、ここは何故か底にも一杯居るんさなぁ。(^_^;) 沖アミ、シラサエビ、ボケでは全てグレの餌食。サナギ、コーンはアタらん。 3cm程の小さい丸貝で落し込む。「フワフワァ」おっ!触っとる。よっしゃ、押さえろよぉー。 着底と同時に「クゥー」と穂先が入った。 で思いっきりアワす・・。が軽い。(ーー;) 丸貝にしては不本意な26cmでした。 |
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9:10 〜10:00 |
でもいつものサイズ(4〜5cm)の丸貝やと、全くアタらん。柔らかいエサは状況変わらず、グレグレグレぇ〜! チヌ寄っとらんなぁ。隣は相変わらずポツポツ釣っとる。本日の作戦は早くも崩壊寸前・・・。(^_^;) 2杯目の団子を混ぜながら、作戦をたて直すが、答えは一つ。打ち返しあるのみぃ〜!( ̄^ ̄) アケミ貝の荒割り入り団子をドボドボ落す。シラサエビ、アミエビをアンコにし打ち返す。 そうこうしてるとやっと団子アタリが出始めた。エエ感じやね。 |
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10:00 〜10:10 |
突然、穂先が引き込まれる。合わせようとするが、手が滑り、竿を落してしもた。持ちなおすとまだ、魚は付いとるようやけど、完全に先手を取られる。 「キュ〜ン」と糸鳴りがして走る、走る。ボラかぁ。 と思ていたら、「プツン」とハリス切れ。 多分、ボラやろ。気を取りなおし、打ち返しを続けると、団子アタリはさらに活発になってきた。 かなり激しい団子アタリやで、チヌとはちゃうな。 しばらくして、小さく押さえたアタリを合わすと、かなりの手応え。 強い引きには違いないけど、穂先を叩くようなこの感触は・・・。くるぅ〜と回りながら上がってきたんは、やっぱりアイゴ。 40cm近い立派なアイゴやけど、これは招かざる客。刺されやんように注意しながら、慎重に針を外してリリース。 |
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10:10 〜10:30 |
丸貝で周囲を探る為、3号中通し仕掛けを夢幻海1.8mにセット。 筏の前方左右を丸貝にて、探るがアタリは全く無し。 |
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10:30 〜11:00 |
再度、フカセ仕掛けで打ち返しに戻る。 打ち返しを再開してしばらくすると、「アリャ、道糸の途中に結び目が出来とるやん。(-_-;)」解こうとするが、きつく締まっているんで諦め、糸を交換。 手繰ってる間にどーかなって結び目が出来てしもたんやねー。 ハリス付近ならたまにあるけど、こんなに上の方(ほとんど水深分)では初めてや。 |
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11:00 〜12:00 |
ここまで何とかもってたけど、とうとう雨が降り出した。 暑いで脱いでたカッパを慌てて着こむ。これ着ると動きが緩慢になるんさなぁ。(^◇^;) 打ち返せど、釣れるのは相変わらず木っ端グレ・・・。時折、ゴンズイも・・。(ーー;) らしいアタリは全く無し。 釣れやんのなら、とりあえず、メシやな。 その前にアケミ荒割&シラサエビ&アミエビ入りダンゴと丸貝をパラパラと落としておく。 メシより好きなチヌ釣りやのに食うのが楽しみに思うのは寂しい限り・・・。(ーー;) |
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12:00 〜13:00 |
3杯目の団子を混ぜる。雨が降ってるんで、オケの上部だけを丁度良い具合に仕上げる。 いっぺんに全部を混ぜず、こーしておけば、雨が入ったら、底の乾いたヌカを混ぜれば復活するし。 さぁ、再開! ん〜、でも状況は好転せず。 数メートル離れただけの2号筏の右側では相変わらず、ポツポツと釣っとるしぃ。エエなぁ。 同じ2号でも左側はダメな様子。不思議なもんです。つい先日は釣友が、2号左側で40枚以上、爆釣したのに。 これは腕の違いか、たまたまなんか・・。 1号筏の中村さんも、ポツポツと釣ってる様子。3号が悪い訳ないんやけど・・これも腕か・・・。(+_+) 「グゥー」と押さえるアタリを反射的に合わす。と走る、走る。やっぱりボラでした。でもこれはキープ!(^^ゞ |
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13:15 | おお〜っと、電話が鳴った。shinさんや。 こんな貧果では羨ましがらせれへん。(^_^;) shinさん 「どう?」 私 「チンタ4つ・・・」 shinさん 「・・・頑張ってなぁ」 私 「・・・はぁ〜い」 |
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13:15 〜14:00 |
ボケ、沖アミ、シラサエビ・・。やっぱりグレ・・。丸貝、コーン、食わせ荒割り・・。なぁ〜んも食わん・・。 こんな時はどしたらエエんやろ。(ーー;) もっかい、前を探るかぁー。 遠投仕掛の丸貝で筏の前を扇形に探るが、アタリ無し。 ここは一発、筏の後ろ側を攻めてみるんも手かもなぁ、と考えたけど、やぁ〜めた。 いつの間にやら、潮は左→右へ流れ始めた。今度はこっちが潮下やで、どーやろ。ちょっとは寄るかなぁ。(^^ゞ ここで4杯目の団子を混ぜる。夕マズメに備えて、アケミの荒割りをたっぷり仕込んだ団子をドボドボドボドボドボ〜。 |
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14:00 〜15:00 |
こーなったらヤケクソの打ち返しぃ〜〜〜〜〜。 グレが釣れよーが、ゴンズイが釣れよーが、ガンガン打ち返しまくる。 雨も強くなってきた。(+_+) 団子がベチャベチャになってきたんで、下の方から混ぜ直す。 |
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15:00 〜17:00 |
状況変わらず・・・・・。ガァクゥ〜。(´_`) 2号は相変わらず釣っとるしぃー。同じ2号でも左端の人は釣れてへん様子。 |
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17:00 | エサトリにもてあそばれ、あっ!と言う間にこんな時間。ダメやなぁ。今日は。(>_<) と諦め気分になった時、やっとらしいアタリ!合わせると針に乗った。 楽しむような引きやないけど、首振っとるし、と思ったらもう魚がみえた。 よっしゃ、よっしゃ小こいけど、チヌや! タモも使わず一気に抜き上げたんは30cm。これはボケ。 |
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17:00 〜17:40 |
さぁー、夕マズメのゴールデンタイム到来か! アタリはあるものの、なかなか針掛かりせぇへん。ちょっと気持ちが焦っとる(ーー;) じれった〜い!チンタはもうエエわ! と一発逆転を狙い、丸貝をひたすら落とし込むことにする。 しかしチヌの気配はあるのに、丸貝には触りもせん・・。居るハズやのに・・・。 |
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17:40 〜17:45 |
丸貝に辛抱たまらず、再度フカセに戻る。 ←この辺が軟弱モンやね。(^◇^;) 残りの団子を、ほとんどヤケクソでドボドボォーと落とす。 おおぉーとすぐにアタリやぁー!渾身のアワセをくれてやると、手応えはバッチリ。(^o^) なんやけど、やっぱ小さい・・。ボケで28cm をかろうじて・・。 |
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17:45 〜18:00 |
船がくるギリギリまで粘ったけど、あとはなぁ〜んも無し。 で納竿。 |
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釣果 | 6枚 | 25cm×2、26cm、28cm×2、30cm |
エサトリ達 | グレ、ゴンズイ、アイゴ | |
総評 | 全体での釣果は、まぁまぁってとこでしょうか。最近の爆釣具合からいくと少々寂しい釣果ですが、1号筏の中村さんらは前日より悪いと言いながらも十数枚の釣果は流石!(中村さんらは連荘です) 2号筏の右側では、30数枚。左側はダメやったようです。あとの筏もポツポツとは釣れてました。 決して寄せ負ける団子や無かったと思うんやけどねぇー。打ち返しも・・。やっぱチヌ釣りは難しいワ!(^_^;) 釣れるチヌはチンタ主体(20〜30cm)ですね。エサは沖アミ、ボケ、シラサエビ、コーンが実績上がってます。 今回のチヌの腹には荒挽きサナギ、押し麦がぎっしり入ってました。 チンタ主体と言いながら、大型もたまに釣れてるんで、気は抜けませんよぉー。 隣でチンタを爆釣してようが、我関せず丸貝一本で年無し狙いも良いかも・・・。(^^ゞ 秋チヌも終盤ですから日ムラ、場所ムラは仕方が無いっしょ。 |