2001年釣行記

3月11日(大潮干潮 13:12  満潮 7:14
相差(相差海釣りセンター)湾口カセ

 3,4月は仕事の最忙期なんで、土日も休めやんことが多いんやけど、仕事も順調に進み休めることとなった。丁度名古屋でフィッシングフェスティバルが開催させており、工藤昇司氏の講演も聞けるとのことで、相差行くべきか迷たんやけど・・。
週末の潮回りは去年爆釣した時と同じやし、いよいよ乗ッ込みチヌが来そうやし・・。やっぱり相差へ行くっきゃない!工藤さんにも会いたかったんやけど、また何時か釣り場で会えるかも知れやんしね。(^^ゞ
 NETを巡回しとったら、どうやら近ちゃんの鮎釣り名人への道の近ちゃんさんと年無し童貞さんも相差へ来るらしい。未だお会いしたことないんで楽しみが増えたな。(^〇^)自宅を23:45に出発。いつも通り、久居釣具→コンビニ→砂拾いを巡り、相差へ到着したんは1:15。既に車が止まっており事務所内にも人が居る。早速、荷物を船に積み込み、事務所の中にいる人に「こんにちは!」と挨拶すると、近ちゃんさんと年無し童貞さん、そのお連れの方達やった。しばし釣り談義のあと、2:30に車に戻り仮眠。エンジンかけると喧しいんで、防寒着を着込んで寝る。(_ _)Zzz ・・・ 2時間位寝たやろか、5時前に寒くて目が覚めた。奥の駐車場へ行ってエンジンかけて寝よかと思たけど、何か目が冴えたんで事務所に行く。すると椅子を並べて寝とるもんが居る。ここは仮眠所とちゃうぞぉ!構わず電気を点けたまま新聞に目を通す。しかしイビキが喧しぃ!(`へ´) しばらくすると常連で大ベテランの中西さんが入ってきた。会うのは久しぶりなんで、話も弾む。(^^ゞ 日が上り始めると、ぞくぞくと車がやって来る。既に船は満載状態。今日は混みそうやなぁ。
 6時になり大将も起きてきた。話もそこそこに「さぁ、行こかぁ」でゾロゾロ・・。
場 所 相差海釣りセンター 湾口カセ
同行者 無し
釣 座 安乗向きの右端
同乗者 中西氏
全体の人数 約40人
天 候 おおむね晴れ
北西風 強い
潮 流 釣座に対し左右の流れ。そこそこ速い
海 上 ウネリ無し、風で白波が立つ。
持参エサ ボケ50尾、オキアミLL1ブロック、アケミ貝1K
ダンゴ 米ヌカベース、荒挽サナギ、押し麦、砂、アミエビ、生サナギミンチ
フカセ仕掛 竿 がまちぬカセいかだスペシャル 1.5m
ハリス 1.5号通し(トヨフロン チヌ筏かかり)
オモリ 無し、B、5B(針上5cm〜矢引)、or 水中ウキ(-2B)
がまかつ改良チヌ5号(黒色)
遠投仕掛 竿 がまちぬイカダ硬調 1.5m
ハリス 1.5号通し(トヨフロン チヌ筏かかり)
オモリ 5号中通し
がまかつ改良チヌ5号(黒色)
タイムチャート 6:10
〜6:25
1番船で出船!桟橋には未だ沢山の人が居るで3往復位はせなあかんやろな。ここ最近冷え込んでいるが、天気は良さそうや。でも風が強いし冷たい。筏組から順番に降ろしてゆき、近ちゃんさんと年無し童貞さんら5人は3号筏へ降りた。
頑張って下さいね!と声を掛け、沖カセに向かう。
大将の指示で1番手前(湾内寄り)のカセに中西さんと降りた。ウネリが無く一安心。(^^ゞ
6:25
〜6:50
先ずは釣座決めやけど、中西さんが「前川君どっち向く?(陸向きか、安乗向きか)」、「いつもこっちです」と安乗方面を指差すと、中西さんは「んじゃワシは陸向くわ。今日は大潮で潮速いし、仕掛が絡むとアカンでな。位置はこのままでエエやろ」と気を使って頂いた。流石大ベテラン!余裕を感じます。(∩.∩)
さぁ、準備やっ!団子を混ぜる。今日も前回と同じく、生サナギミンチを加える。アミエビも効果的やけど、チヌには特に生サナギミンチも良いように思う。その団子で荒割りしたアケミ貝を包み、潮流をみながら5個落とす。
6:50
〜7:10
釣り開始! 期待を込めて、ボケを団子に包み落とす。団子アタリは無いけど、数秒で自然に割れた。今日の団子もエエ感じやね。(^^ゞ 未だエサトリも寄っていないようで、ボケは無傷のまま上がってくる。潮は動いてない。
打ち返しを続けてしばらくすると、団子アタリが出だした。何か判らんけど寄ってきたようやなぁ。(^o^)
7:10
〜8:00
エエ傾向や。張り切って打ち返しを続ける。中西さんが大きく合わせた。空振りのようだったが、ボラの鱗だ。ボラが寄ってきてるんやねぇ。時折ある団子アタリはボラ?かな。でもボラはチヌの水先案内人やしね。散らさんようにせんと。(^^ゞ
8:00 団子アタリの後、「コッ」と前アタリがあり、「フワフワ」と穂先が揺れた。合わせを入れるとバッチリ針掛かり!クンクンと小気味良い引きで上がったのは29cmのチヌ。スタートより19投目で、エサは沖アミでした。とりあえず坊主やなくなったんで、一安心や。(^○^)
8:05
〜8:15
連荘を狙って打ち返す。前アタリはあるんやけど、本アタリがでやん・・・。アワセ所が無いんで数回見過ごしてから「ココやっ!」で合わせて、今度はボケで33cm(23投目)
8:20
〜8:30
潮が湾内→湾口(右→左)に流れはじめた。前回好感触の水中ウキ(-2B)をガン玉の代わりに付け、糸を送りながら流す。 そうそう今回のリールはカルカッタチヌ。前回スプール径が小さいせいで糸癖に悩んだが、今回は下糸を巻いて底上げしたんで、糸癖もひどくなく、スプールの回転は非常にスムーズや。(^^ゞ 糸を出すのも容易やね。  と思う間もなく、5ヒロ程送ったとこでアタリ! 水中ウキ付けてから1投目で 29cmをGET! これは沖アミでスタートから26投目。
8:30
〜9:00
気を良くして、10ヒロ程流しては打ち返しを続ける。繰り返してるうち、団子を落としてる途中に肘が竿に当たってしまい糸がパーマ!。(>_<) 非常に軽いスプールが災いした。何とかほぐそう悪戦苦闘してる最中に大チヌモドキさんより電話が入った。 チヌは釣れたけど・・。・・・って具合ですぅ(^_^;) と現況を報告。 電話を切ったあと、ほぐすのを諦め糸を切る。回転がメッチャ軽いスプールやで注意せなアカンな。
9:00
〜9:35
バックラッシュに注意しながら打ち返しを続ける。らしいアタリを合わせると一旦針に乗ったものの途中で外れた。(とりあえず41投目)
食いが浅いんんかなぁ。それとも合わせが弱いのか・・。(^_^;)
9:40 またまたアタリで、今度はバッチリ針掛かり。(^○^) 沖アミで26cm(41投目)
9:44
〜10:20
またまたまたアタったけど、また針外れ。(>_<) (44投目) 悔しがっとったら、中西さんが30cm級をGET!
その後、打ち返すもしばらくアタリが遠のいた。
10:25
〜10:45
弁当船がやってきて、竜さん「どう?」、σ(^◇^;)「小さいの4枚ぃ」と言って穂先に目を戻した時にアタリ!クゥ〜、残念!合わせ損ねた。これが58投目で団子が無くなり、2杯目の団子を混ぜる。
10:45 団子を混ぜ終えてすぐの59投目、すぐにアタリ。沖アミで26cm 団子を混ぜ終えた後ってよくアタるよなぁ。(^〇^) 
打ち返しに少し間ができるのが、変化あってエエのかもな。
10:52 中西さんも同クラスを釣上げた。
11:00
〜11:30
潮が止まった。全くアタリも無くなった。(-_-;)
11:30
〜11:45
潮止まりの内にメシにしよ。今日も飽きずに鍋焼きウドン!!(∩.∩)
11:45
〜12:10
食い終わり、さっきの団子混ぜた後みたいにすぐアタるかも・・・の期待は裏切られた・・。そーはイカンわな。
寄りが悪いなぁ、と少しアミエビを足して、団子を混ぜ直す。大して変わらんのやけど・・・気持ち・・ね。(^◇^;)
何となく気配で振り返ると、中西さんが大きいのを掛けたようやけど、途中でバレた。中西さん言わく、ボラらしい。エエ引きしとったな。ボラでもエエで引き味わいたいもんやな・・・。
12:20 打ち返しを続けると、団子アタリのあと、小さいアタリを即合わせで27cm(80投目) これは沖アミ。
やっと6枚や。午後の込み潮はきっと速いで厳しいかもなぁ。
12:30
〜12:50
潮が動き始めた。湾口→湾内(左→右)への込み潮や。まだそれ程速くは無い。
ここで閑人さんより電話。やっぱ気になるのね。(^^ゞ 激励を頂き電話を切ってすぐ、団子アタリ。しかし続かず。
背後で中西さんが、ボラを釣上げた。 さっきの団子アタリはボラ?
13:00
〜13:20
団子も残りオケ半分を切り、久しぶりに柔らかい団子を試してみようと、水をたっぷり入れてグチャグチャに混ぜてみた。(^^ゞ まさにブヨブヨの団子・・。団子の落下スピードは各段に速くなったけど、エサが抜け難いなぁ。やはりいつものボソボソ団子で自然に割れる感触が好きやね。(^◇^;) でも濁りは明らかにグチャグチャ団子の方がよく出るな。
13:20
〜13:38
そーいや去年、釣果速報で中西さんの付け餌が「押し麦」ってなってたのを思いだし、中西さんにどーやって押し麦を針に付けたか聞いた所、答えは簡単やった。 水に浸してふやかした押し麦針に数個付けるのだそうだ。前にそのまま付けようとしても割れてしまって、諦めたんやけど・・。(^_^;) さすが、ベテランさんや。早速試してみよ。
団子の中の適当な大きさの押し麦を選んで、水に漬けて数十分。柔らかくなった押し麦を針に5個程付けて、団子に包み落とす。1回目はアタリ無し。続けて2回目で、アタリがあり合わすと針掛かりしたものの途中でバレた。(105投目)チンタやろけど・・。押し麦・・結構効果ありそうやな。(^○^)毎回、腹の中には一杯押し麦入っとるもんな。当然か。
14:00
〜14:30
110投目で団子が無くなり3杯目の団子を混ぜる。やっぱボソボソ団子でね。(^_^;)
さぁ、団子を混ぜ終え、また一発で来るかぁー。期待を込め打ち返すもアタリ無し。(^◇^;)
風が強くなりよくカセが動く。係留ロープが緩いのかこのカセだけ変な方向を向いてしまった。
14:30 MORIMORIさんより電話を頂いた。MORIMORIさんは翌日釣行予定なんで、特に気になる・・かな。(^^ゞ
14:40 やはり大潮、予想通り潮が速くなってきた。カセが斜めになってるせいで潮は右前方へ出ていく。ここは水中ウキの出番やね。糸を送りながら10ヒロ程流し込んでは打ち返す。でもアタらんなぁ。(ーー;)
14:50 中西さんが30cmを上げた。流石!潮が速くなってきても釣りまんなぁ。(^^ゞ エサは沖アミとのこと。おっと、自分の穂先に変化が・・・。「ビシっ」と合わすと確かな手応え。「ヨッシャー!」と思ったら根掛かりでした。ほんのコンマ数秒間は喜んでしまった・・。(^◇^;)
外れる気配はなく、仕方なく糸を切る。あぁ〜高い水中ウキがぁ〜。¥680がぁ〜。(T_T)
14:50
〜15:15
通常のフカセ仕掛で打ち返しを続ける。団子アタリがでるようになったけど、食いアタリは無し。エサは無傷で帰ってくる・・。
見回り船がやってきて真中のカセの2人組は、帰ってしもた。
流しながら「アタらんなぁ〜」と穂先を見てると、突然「コツッ」とアタったのを即合わせ!んで28cmを沖アミでGET! これが128投目。
15:20
〜16:00
ポンポンと釣りたいとこやけど、あとが続かん・・。また穂先は沈黙を続ける。
潮がj速く、団子を潮上い投入してもあっと言う間に流され、着底するころは遥か潮下。着底後も団子が付いてると糸が潮に押され穂先がググゥーと入ってしまうんで、早目に団子を割って流す体勢に入る。水中ウキ無くても流せとるつもりやけど、多分かなり浮いとるんやろな・・。(-o-;)
と思たらまた根掛かりや。ま、仕掛が底にある証拠か・・。繰り返し打ち返すがアタリは無し。その後も根掛かり数回。沈みロープでもあるんやろか。(ーー;) 新品の糸やけど、バックラッシュでも切っとるし何回も根掛かりしとるとそろそろヤバいな・・・。底まで届かんようになるで。
16:00 おっと、中西さんが釣り上げた!相変わらずの30cm級やね。(^^ゞ デカイのは居らんのかな。
16:00
〜17:30
無心に打ち返す。やけどアタらん・・・。
時折、遠投も試みるけど、アタリは無し。
アカン!だめやぁ〜。(>_<) 時間だけが過ぎてゆき納竿となってしまった。
釣果 7枚 26〜33cm×7枚
エサトリ達 無し
総評  カセではポツポツ釣れてたけど、相変わらずのチンタばかり。乗ッ込みは未だのようやね。(^◇^;)
筏は食い悪く、大型も出ず。人数の割りにはチンタ数枚でほぼ全滅状態。
 前回同様、アタリは小さく送っても食い込まず。小さいアタリを掛け合わせていかないと掛からない。飲み込まそうとしてもアカン。何故か途中で離してしまうようや。風が強かったんで、アタリは相当見逃してるはず。またバラシも多かった。これは食いが浅いこともあるが、合わせが弱いのが原因と反省。思いっきり合わせたつもりでもボケがそのまま上がってくることもあり・・・。(^◇^;) 糸ふけを出さん工夫(水中ウキなど)、合わせを強くする(長い竿の使用や、立ち上がって合わすなど。合わせのストロークをかせぐ?!)ことが必要やね。
 水中ウキは今回も好感触。上手に糸を送って流せていける。潮が動いて、アタリが遠いときはドンドン流してゆくのがエエようや。意外と潮下でアタリがでたし・・。でもあまり流し過ぎるのも打ち返しがおろそかになって寄せが悪くなるんで、3回に1回流すとかメリハリをつけたい。
 今回の総手返し数は173回。釣っとる時間は660分やで、結構頑張ったかな。(^^ゞ
 チヌの腹の中を見たが、意外と食ってない。押し麦少々位かな。団子アタリはあったんやけど・・・。
 本浦は既に乗ッ込み状態やし、相差の乗ッ込みは何時?ちょっと不安になってたけど、これを書いてる今、相差からカセでも型揃いが上がりだしたとの知らせを受けた。いよいよ乗ッ込みらしい。σ(ーー;)は仕事が忙しくなり、釣りどころではなくなるやろな・・。今日が期待しとっただけにかなり悔しい。4月中頃には釣行出来そうやで、それまで乗ッ込みが続いてくれることを祈りたい。(-o-;)
さぁ、いよいよ楽しい釣りが出来そうになってきました。相差の乗ッ込みを体験したらハマります。(^^ゞ 
土日は非常に混むんで相差への釣行は平日がお薦め!
26〜33cm×7枚


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