2001年釣行記

4月15日(小潮干潮 16:46  満潮 9:22
相差(相差海釣りセンター)湾口カセ

 仕事が忙しく、前回釣行(3/11)から約1ヶ月ぶりの釣行となった。ここ数日間、筏で年無しがよく釣れており、仕事が手につかん状態やったし・・・。今年はチンタしか釣ってへんので、ぜひとも大型チヌを仕留めたいもんやね。 んで同僚で釣友のどうも氏も一緒に行くことになり、いつもの久居釣具で、いつもの時間(23時)に待ち合わせとした。今日は、SHINさんが行っとるで夕方に電話してみたら2人でカセに乗って40cm他を4枚とのこと。筏は全滅らしい・・。筏で大物を!の気持ちが揺らぐ・・・。どーしよ・・・。(^◇^;) ま、行ってから考えるかぁ。
 久しぶりの釣りで、準備するのも妙にぎこちない・・・。忘れもんしそうやなぁ。(^_^;) 竿にリールに、団子、ナイフ、デジカメ・・・筏の上をイメージしながら指差呼称で持ち物確認するけど、ん〜大丈夫やろ。さぁ、出発や! どうも氏とおち合ってエサを購入し、無線で喋りながら相差へ向かう。伊勢くらいまで来た所で、「あっ!しもたっ!」忘れもんに気付く。偏光グラスとティッシュを忘れた。偏光グラスはしゃーないな、諦めよ・・。ティッシュはコンビニで買えばエエか。 万が一、筏やカセの上で催した時はティッシュの存在は大きいもんなぁ。でも今まで幸いにも釣りの最中にピンチになったことは無いんやけどね。どうも氏は「筏持ち物メモ」を作って活用してるらしい。うちも作ろ。(^^ゞ
 そんなこんなで00時50分に相差に現着! 先客は常連の中村さん(年無しを手に、つい最近の釣りサンデーの表紙を飾りました。)と、も1台。早々に荷物を積みこみ、さっさと寝ることにする。渡船時間も早なったやろで、早く起きねば。(-_-)zzz
5時に携帯のアラームで起床。回りを見渡すと、いつの間にやらよーけ居る。昨日は60人程やて言うとったし、連日の好釣果で、大繁盛やな。 おっ、中村さんや!「おはようございまぁす!」 何でも昨日から連荘とのことで、昨日はカセでダメやったんで、今日は筏に荷物を移してあるらしい。しばらくすると常連の山川さん、中西さんもやってきた。今日は豪華キャストやな。爆釣しそうな予感や・・・。もしくは、こっちの分が回ってこんかも・・・。(-_-;) まぁ、しかし気心知れた常連さんとの会話が弾む。(^^ゞ
大将も起きてきたんで、釣況を聞くと、今週に入ってからの年無しの釣れっぷりには大将も驚いてる様子やった。でも昨日は筏が不発なんで、「カセにするか。」と言われ素直にうなずくσ(^o^) 
さぁ、そろそろ出船時間や。
場 所 相差海釣りセンター 湾口カセ
同行者 どうも氏
釣 座 安乗向きの左端
同乗者 どうも氏
全体の人数 40人弱
天 候 晴れ
西→東 たまによく吹いたが、平均すると緩い
潮 流 ほとんど動かず。
海 上 午後より東風にて若干うねりあり。
持参エサ ボケ60尾、オキアミLL1ブロック、アケミ貝1K
ダンゴ 米ヌカベース、荒挽サナギ、押し麦、砂、アミエビ、生サナギミンチ
フカセ仕掛 竿 がまちぬカセイカダスペシャル 1.5m
ハリス 1.5号通し(トヨフロンLハード)
オモリ 無し、B、5B(針上5cm〜矢引)、or 水中ウキ(-2B)
改良チヌ5号
遠投仕掛 竿 リョービ夢幻海大チヌ(食わせ調子)1.8m
ハリス 2号通し(トヨフロンLハード)
オモリ 4号中通し
改良チヌ5号
タイムチャート 5:30
〜5:45
1番船出船!船が動き出すと風が結構寒い。防寒着を着た方がよかったかなぁ、と思たけど、もう出たしなぁ。(^_^;) ま、天気はエエで日が上がれば暖かくなるやろ。
沖筏へ向かう途中、船べりに腰掛けてた客が、何を思たのか船外へ上半身を反り返えらせた。落ちそうになったかと思ったらヘラヘラ笑いながらなんで、ふざけとるだけや・・・。危ないな。「コラァー!止めんかぁー!」と大将の怒鳴り声が響く。わ、メッチャ怒っとる。当たり前やな。朝から大将の機嫌損ねるようなことせんといてくれよ、ホンマ。(▼▼メ) 最近は丸くなったけど、少し前やったら間違いなく、そのまま帰らされたやろな・・。あの客。 以前、大将に聞いたんやけど、船ちゅーやつは船尾から落ちるのは大丈夫やけど、横から落ちると下へ巻き込まれて、スクリューでミンチになるらしい・・・。当の客は怒られても反省の色無く、ヘラヘラしとる。こっちまでムカついてきたど。(-_-メ) と思とる間に沖筏に到着!大将の指示で3号、2号へ順番に降りて行く。そいつは3号へ降りたけど「おまんなんかにゃ、釣れへんわ!」と船上の誰もが思たはず・・・。仲間がおったけど、バツ悪そーでそっちの方が可愛そうやったな。中村さんは既に荷物が置いてある1号や。
さぁ、残りはカセへGO! 先ずは沖から4つ目のカセに一人、うちら2人は2つ目のカセや。(^^ゞ
お隣、先頭のカセには山川さんと、中西さんや。ん〜寄せ負けそう・・。頑張らんと。
5:45
〜6:15
釣座は荷物を降ろしたままの位置で、安乗向きの左側にウチが、どうも氏が右側に座る。
先ずはいつも通り、団子を混ぜる。(レシピは↑参照) 潮は左→右(湾内)へゆっくり流れている程度。アケミ貝の粗割りをアンコにして潮上に数個落としてから仕掛の準備にとりかかった。
6:15
〜6:50
さぁ、フカセ仕掛(ガン玉Bを針上30cm)でスタート!
ボケを団子に包み、ドボンと放りこむ。白い帯びを残しながら団子は沈んで行く。着底後、数秒で団子が割れる。エエ感じやなぁ。(^^ゞ
でもサシエには反応はあらへん。エサトリも居らんようやな。とりあえず寄せに徹して、打ち返しを続けると、沖アミでアタリ!でもこれはキスやった。
6:50
〜7:30
打ち返せども、全くエサに触らへん・・・。団子にアミエビと生サナギを追加してみるが、大して効果も無く、魚の活性は低いようや。海面の水温は11℃とかなり低い。海底はどれ位やろ?エサを触ると冷たいんでなぁ。潮を動かんし・・。スタート早々ヤな感じや・・・。(-_-;)
7:45 おっ!遂にアタリや。エサトリっぽいけど・・。穂先を見つめるが、チョンチョンと触っただけで、後が続かん。エサを上げても、食われた形跡は無し。ホンマに触っただけやな。
8:00 kobe氏より激励TELを頂く。ホンマは一緒に来るハズやったんやけど、都合がつかんだから、気になってるのね。(^^ゞ ご安心を!全くアタリませぇ〜ん。
8:15
〜8:45
これだけアタリが無いと辛い・・な。潮も動かないんで、アミエビ、アケミ貝、生サナギをたっぷり入れた濃ぉ〜い団子を数個落とす。ウチがチヌやったら一発で寄るでぇ〜。(^O^)
西風が吹きはじめた。右前方からの風なんで、少々やり難いなぁ、と思いながら穂先を見てると、「クゥ」と入った。反射的に合わすが、軽い・・。残念ながら27cmのチャリコやった。
でも少しは撒き餌も効き始めたかな。
8:45
〜9:45
と思たけど・・・。その後、全くアタリ無し。(>_<)
隣の山川さんらも同じ様子。
9:45
〜10:00
山川さんの方見てたら、後を指さしたんで振りかえると、4つ目のカセが何か掛けたようや。エエ引きしとると思ったら案の定、良型のチヌ!俄然やる気を出し、打ち返しに力を入れる。次はウチの番っと思とったのに竿を曲げたんは、どうも氏。小ぶりやけど沖アミで28cmをGET! エエなぁ。(^_^;)
10:00
〜10:30
遠投仕掛も使い、前後左右と探るが、一向にアタリ無し。そうこうしてると風向きが変わり、東風となり若干ウネリが入リ初めた。未だ全然平気やけどね。
閑人さんからTELが入った。何やら日本海方面で釣りをしてるとのこと。遠く離れとっても状況は似たようなもんらしい・・。(^◇^;)
10:30
〜10:40
弁当船がやってきたんで、竜さんに筏の様子を聞くと、中村さんが、既に2枚程釣ったらしい。流石!
今日は筏やったか・・。カセ失敗かなぁ。(ーー;)
久しぶりのアタリを合わすとまたキスや。
10:40
〜11:10
全然・・・。
11:10
〜11:25
ちょっと早いけど、メシにするかぁ。暇やし・・。(ーー;)
11:25
〜12:00
相変わらず、全然・・・。
12:00 2杯目の団子を作る。未だ2杯目か・・・。今日は打ち返しが少ないかな。エサ取られやんし、遠投も多用しとるんで、しゃーないか。(^_^;)
12:15
〜12:30
全く、全然・・・。
12:30
〜13:15
寝よ・・。(-_-)zzz

年無しを上げる夢を見てたら、電話で起された。うらっちさんや。寝とったことを悟られやんように、電話にでる。私「全然ダメですわぁ。」、うらっちさん「そですかぁ、頑張って下さい!」、私「おおきにぃ!」と電話を切ってまた (-_-)zzz
13:15
〜13:00
どうも氏に様子を聞くが全く状況は変わらないとのこと。ん〜少しだけホッとした。(^^ゞ
寝てる間に釣られたら、悔しいもんねぇ。って寝とるのがアカンのやけど・・・。
再開するが、当然なぁ〜んも無し。
13:30 SHINさんからTEL。昨日の様子を聞くと似たような感じやけど、違うのは昨日は午前中に2人で4枚釣っとるちゅーことやね。
13:30
〜15:00
夕マズメを信じて打ち返しまくる。
エサも沖アミ、ボケ、アケミ貝、押し麦とローテーションを頻繁に加え、ひたすら打ち返す。
ただただひたすら打ち返す・・・。
この単純作業なら機械でもエエな。打ち返しマシンを考案したら、売れるかも・・・なんてことを考えながらもひたすら打ち返す。
15:00
〜15:30
アカン、全然ダメや・・・。魚居らんぞ。
フカセを諦めて、団子を打たずにボケをエサに遠投仕掛で前方、後側を広範囲に探ることにする。そしたら直下では全くアタリが無かったのに、エサトリと思われるアタリが出始めた。エサトリと言えど、アタリがあるのはやはり楽しいなぁ。(^^ゞ
15:40 突然「コッ」としたハッキリしたアタリ。きた!チヌに間違いない。即座に穂先を送り込む。「コッ」さらに30センチ程糸を出す。バラシては悔やまれるので、完全に飲み込ます作戦だ。既に心臓はバクバク状態。ついに穂先が「クゥー」と入ったとこで、思い切り竿を突き上げる。よっしゃ乗った!心地よいチヌの引きが伝わる。型には不満はあるが、坊主逃れの34cmをGET! (^O^)
15:45
〜16:00
よっしゃー!時合やぞぉー、と張り切って誘いまくる。すぐにらしいアタリがあったけど、早合わせをしてしまい素針を引いてもた。残念!(^◇^;)
16:00
〜18:00
未だ居るハズやと頑張るが、その後はまた、穂先は沈黙したまま・・・。
ギリギリまで粘ったが、そのまま納竿となった。
釣果 1枚 34cm×1枚 (^_^;)
エサトリ達 ほとんど、無し。
総評 結局、湾口カセは私らが1枚づつと4つ目のカセが46cmを頭に3枚。筏では49.5cmの他、40cm級が数枚釣れてとった。やはり夕マズメが良いようだ。中村さんの釣果を聞くと、「釣ったうちに入らん!」とのこと。小さいらしかったけど、それやとウチらも坊主てことか・・・。(^◇^;) 常連の山川さん、中西さんらがダメやったんで、当日のカセはかなり状況悪かったと思える。しゃーないな。1枚釣れただけでも上等やな・・。と自分を慰める。(T_T)
まぁ、しかしあれだけ打ち返してもエサトリすら寄らんとは。カセならではの例年の爆釣が今年は不発のようや。その変わりと言っちゃなんやけど、筏は大型がよー釣れとる。11日には6枚の年無し、他大型が数釣れとるもんなぁ。筏で勝負するべきやったなぁ。と反省。(-_-;)
チヌの胃袋の中は空っぽ。団子には寄ってないってことか。チャリコには沖アミが沢山入ってた。ウチの団子には沖アミは入ってへんけど、どうも氏の団子は沖アミスライスが入っとったでな。それやな。
次回こそ、筏で年無し狙いと固く心に決ぃ〜めた!( ̄^ ̄)
σ(^o^) どうも氏


戻る