2002年釣行記

3月24日(若潮干潮 9:01  満潮 13:47
相差(相差海釣りセンター)9号沖筏

 

仕事が最忙期に入り、かれこれ、1.5ヶ月も釣り行ってへん。(ーー;)今年は遅れとるとはいえ、ボチボチ乗っ込みも近いし・・・「釣り行きたいっ!」という気持ちがチヌの神様に通じたのか、トントン拍子に仕事が進み、突然土日が休みに・・・ちゅーことで行くしかないわなぁ。(^^ゞ 例年ならこの時期(3月後半)は、完全に乗っ込み真っ只中で、連日釣れまくっとるハズやのに・・・何で???相差だけやなくて、何処も一緒やもんなぁ、毎年、観測史上初の○○とか言うとるで、やっぱ、異常気象のせいやろか・・。まぁ、3月に入ってからは、年無しもポツポツ釣れとるし、決して悪くはない。釣行前日に相差に電話してみると、この日は筏で年無しが2枚、他にも大型がでてるという話。竜さん言わく、「カセも釣れとるけど、小さいでなぁ、筏がエエんちゃう。中村さんが、エエの筏で釣っとるし、明日もやるで、一緒に乗れば。」ということで、筏に決定! 今年はまだチヌの顔見てないで、何とか釣りたい。
 久しぶりの釣行やで、忘れモンしそうやな・・・竿に、リールに・・・入念にチェックして・・・大丈夫やな。23:15に自宅を出発。久居釣具でエサ買って、相差に向けひた走る・・・「あ〜〜デジカメ忘れたぁ〜!(>_<)」 釣り具は完璧やと思たのに・・やっぱ久しぶりやとアカンな。もう松阪まで来てしもたし戻るのもなぁ・・しゃーないデジカメは諦めよ。 途中でコンビニと砂拾て0:50に相差到着。中村さんの車と、他もう1台停まっとる。サッサと荷物を船に積み込んで車で寝る。
5時に起きると、車は5,6台位か・・・意外と少ないな。目をこすりながら事務所に入ると、中村さんも既に起きとる。「おはようございまぁす」と挨拶して、大将が起きてくる間の釣り談義。前日の様子」を聞くと、50cmクラスが2枚釣れ、それにスカリに入れ損ねたのや、水面での針外れもあったらしい。それに同じ筏の人が、年無しを2枚釣ったとのこと。良型ばかりそんなにも・・・ソレって爆釣やん。(^^ゞ メチャ期待してもエエの??(^○^) でも釣れたのは、やはり午後からで、それまではエサトリもほとんど居ないとのこと。中村さんから「エサトリ居らんけど、時合までしっかり打ち返さなアカンよ。」了解っす!(^○^) 大将も起きてきた。んで、開口一番「今日は2号にするかぁ」、いや中村さんと一緒にお願いします。「そうか、んじゃ一緒にやり。」 筏でも全体でポツポツ釣れてるらしいけど、型は昨日から中村さんが釣っとる、9号がエエみたい。明るくなったし、さぁ、ボチボチかぁ。(^○^)
場 所 相差海釣りセンター 9号沖筏
同行者 無し
釣 座 渡鹿野島向きの右側
同乗者 中村氏
全体の人数 16
天 候 晴れ→雨
北西風 or 南西風 強い
潮 流 釣座に対し斜めの流れ。緩い
海 上 ウネリ無し。風波大
持参エサ ボケ30尾、沖アミLL1ブロック
ダンゴ 米ヌカベース、粗挽サナギ、押し麦、砂、生サナギミンチ、アミエビ(小) を混ぜてボソボソに仕上げたもの
フカセ&落し込み
仕掛
竿 リョービ夢幻海大チヌ 1.8m(本調子穂先)
ライン 2号通し(トヨフロンLハード)
オモリ ガン玉B〜3B(針上15cm)
がまかつ改良チヌ6号
遠投仕掛 竿 がまちぬイカダ硬調 1.5m
ライン 2号通し(トヨフロンLハード)
オモリ 中通し2号(針上30cm)
がまかつ改良チヌ5号
6:15
〜6:45
中村さんは、昨日から東向きに釣座をとってるんで、うちは南向きの右端に座る。うちが準備を始めたら、既にスタンバイ状態の中村さんは、釣り開始や。最初は団子を打たずにボケで探るようやな。この間に団子で寄せるかぁ・・と思たけど・・・ちとマズイか。(^◇^;) うちも仕掛けを準備して、ボケで探るけど、一向にアタリは無い。エサトリも居らんな。しばらくやったけど、全然やし・・中村さんも諦めたようや。団子作ろ。(^^ゞ
6:45
〜7:15
どうもさんから激励メールが入った。打つのはメンドーやで、電話してみよ。(^^ゞ どうもさんは、日曜やけど、仕事やでな・・・ご苦労様です。9号に乗っとるって言うたら少し驚いとったな、やはりここは意外か・・。で、電話を切っていつもの団子を、竿下へドボ、ドボ、ドボォ〜。でもうちのは、ほとんどヌカばっかの貧乏団子やけど、中村さんは、ゴージャスな団子やで・・・既に団子で負けとうような感じがする・・・(^◇^;)
7:15
〜8:20
早速、中村さんの竿が曲がった。でも残念ながら、2,3回巻いた所で針外れ。どうやらチヌらしいけど、掛かりが浅かったんやな。とりあえず魚は居ることが判ったで、気合入ったでぇ。( ̄^ ̄)
今の所、天気もエエし、風もそんなに強くなくやり易い。団子も別打ちしながら、落とし込んだり、流したり・・・アタらんなぁ。(ーー;) RRR・・貴さんから電話や。貴さんは、引本に行っとようやけど、状況はよく無いみたい。お互い頑張りまひょと電話を切った。
8:20
〜9:30
仕掛けを回収すると、ボケの頭が無い。これはひょっとしてチヌ??アタリは判らんだけど・・・いよいよかぁ。(^^ゞ エサを付け替えて、再投入、慎重に穂先を見つめるけど、アタリは無し。繰返しても同じ(^◇^;) RRR・・今度は【おやぢ】さん(旧大チヌモドキさん)から電話や。
σ(^_^)     「未だ釣れやんでぇ」
【おやぢ】さん 「また60UP釣ったってぇ・・・」
σ(^_^)     「釣れるわけないやん。(^^ゞ」
【おやぢ】さん 「いや、いや判らんで。」
σ(^_^)     「そういや前もこんな話したな・・んじゃ釣れたら○△□なっ!」
【おやぢ】さん 「ハハハ・・」
σ(^_^)     「60UP釣ったら電話するわ。」
電話を切ってすぐに、「クッ、クッ」とアタリ。少し送り気味にして、押さえ込みを待ったら後は続かず、仕掛けを回収するとボケは無い。あ”〜〜くそっ!最初で合わすべきやったかぁ。(>_<) もう一回来いっ!と団子を落とすけど、2度目は無い。(ーー;)
9:45
〜10:00
全然アタらん。エサトリも居らんもんなぁ。でもチヌも突然、来るみたいやで、気が抜けやん。(^◇^;)
そうそう、今日は新兵器を持ってきたんやった・・ってそんな大したもんや無いけど。それはと言うと、カウンタ付きのリールに温度計をブラ下げただけの代物。カウンタで水深を測りつつ、ついでに水温も測ろうかと。どれどれ・・・水深は6.7mで、水温は11℃か。正確には、海底の水温と少し違うかも知れやんけど、大きな違いはないやろ・・・まだ冷たいなぁ。
10:00
〜11:30
見回り船が来たけど、まだ何処も釣れてないようや。相変わらずアタリもあらへんで、仕掛けを上げる回数は少ない。でも団子の別打ちだけは欠かさずに・・・(^^ゞ 中村さん言わく、昨日も釣れたんは、15時からで、釣れるまではエサトリも居らんだとの事。15時からの爆釣を信じて、ひたすら団子を落とすのみやな。RRR・・・今度はkurodai55さんからの「どないです?」電話や。(^^ゞ たまにはエエ事言いたいけどなぁ・・・いつもの一言「あきまへん・・」
11:30
〜12:30
さぁ、ボチボチ昼メシやな。今日も錬炭でカレーウドン。(^○^)♪ さすがに3月後半やで、誰も錬炭なんて持ってへんだけど、これ食いたいもんなぁ・・・でも正直な所、まだまだ寒いし、お湯で手洗い水を温めたいしね。ちょっとジジくさい?でも寒いもんは寒いっ!!( ̄^ ̄)
ハフハフしながらウドン食っとったら、てっちんさんから電話で激励を頂いた。その後、続けて夢追人さん、うらっちさんからも電話が・・・皆さん、気になるようで・・・(^^ゞ 昼時は、よー電話が鳴るな。あ、中村さんと一緒の筏やて、たもへーさんに電話しとこ。(^_^)
12:30
〜13:20
朝は北西風やで、右後方(背中)からの風やったんやけど、南西風に変わって強くなった・・釣り辛い・・・。ふと先頭の方の筏を見ると、いつの間にやら迎えの船が来とる。アララ・・ほとんど帰るようやな。これからやのにぃ・・・勿体ない。(^◇^;)
13:20
〜14:00
ふと横を見ると、中村さんがやり取りの真最中。竿はエエ曲がりしとるし、これはチヌかぁ!近くへ駆け寄って見てると、水面下にチヌの姿が見えた。でかっ!これは年無しや!(・o・) 水面を割り、タモ入れ寸前、チヌが身をひるがえした途端に針外れ。あ”〜残念っ!(>_<)やっぱり掛かりが浅いんやなぁ・・・デカかっただけにホンマに勿体ない!これで一気にやる気モードへ突入!うちも負けじとガンガン打ち返す。とした所で、政さんから電話、早速今しがたの出来事を伝えた。
風は益々強くなって・・・釣り辛いなぁ・・・(ーー;) アタリも無いし・・・でも中村さんは、時々、アワセとるで、アタリがあるんやろな。と思とったらまた掛けた!今度は、数秒で針外れ。でも引きはさっきのより強かったらしい。何で??中村さんだけ??やっぱ腕か・・・(ーー)
14:00
〜15:00
風は益々強くなり、穂先はブレまくりでメッチャ釣り辛い・・。見回り船で大将がきて、反対側(風下)に釣座を変えるように勧めてくれた。折角打ち返してきたけど、アタリも無いことやし・・・大将の言うとおり、釣座を移動。ん、だいぶ違うな。(^_^)
さぁ、打ち返して寄せやな・・・ちゅーても既に遅いような気がせんでもない。ま、通りすがりのチヌの1匹ぐらい居るやろ。しかしアタらん。しばらくすると、風向きが北西に変わって、また向かい風になってしもた。(-_-;)
15:00
〜15:30
向かい風に辛抱して打ち返してると、ふと中村さんに呼ばれた。ふり返ると何とっ!!(・o・)
中村さんが持つタモには、チヌが入っとる。それも腹パンの50cmクラスや。沖アミでアタリは小さかったとのことで、針はクチビル皮1枚に掛かっとる。この強風で繊細なアタリを確実に掛け合わせるっちゅーのは、やはり技やな。流石や。 
ん・・・・やっぱ、もとの釣座に戻ろ。(^◇^;)
とりあえず竿下には団子を落としながら、遠投仕掛けで、前方の届く範囲をくまなく探る。この時大事なんは、絶対に団子を遠投したらアカン。( ̄^ ̄) ポイントがぼやけるし、団子の周りに居るチヌをさらに遠ざけてしまう。時期にもよるやろけど、少なくともこの時期は、団子にガツガツ当たることは少ないように思う。
15:30
〜16:30
扇状に遠投を繰返す。ボケを付けた仕掛けを潮下へ遠投し、馴染ませてから、2,3分経った頃、風でブレる穂先が、風とは違う動きで「クッ」 思わず竿を握る手に力が入が、変なテンションを掛けないkように注意し穂先に神経を集中。さらに数秒後の「ク、クッ」で大合わせすると、バッチリ針掛かり。(^O^) ヨッシャー!これはチヌやと確信。少々強引に巻き上げ、タモ入れ完了。39cmのチヌや。少し腹も大きくなりかけとる。ハァー、良かったぁ。(^◇^;) 型には不満があるけど、とりあえず今年の初チヌやでな。さぁ、もう一丁!今度はデカイのを・・・と探りまくる。でも竿下への団子は欠かさずに。
数十分後、また「クッ、クッ」とアタリ!でも最初のアタリを合わすタイミングを逃してしまい、押さえ込みを待ったけど、それっきり・・・。仕掛けを回収してみるとボケは無い。チヌやな。(-_-;)
次こそっ!と気合を入れた所で、雨が降ってきた。カッパ着るのも面倒なんで、そのまま続行。雨に打たれながらも遠投、竿下を打ち返す。でもアタリは無くなってしもた。
16:30
〜17:30
雨は止まんし、アタリは無いし・・・(ーー;) 中村さんもその後はアカンようや。でもチヌは居るような気がする・・・。雨に打たれながら黙々と打ち返しとる姿は、哀愁が漂っとるなぁ・・・なんて事を考えながら打ち返す。(^◇^;) チヌの神様、このけなげな姿を見とったら、チヌ釣らせてくれよぉ〜〜。結局その後アタリも無く納竿となった。
釣果 39cm (^◇^;)
エサトリ 無し
総評 この日の釣果は、2号でチンタが1枚、9号で中村さんが、49cmを1枚、うちが39cmを1枚全体でたったの3枚・・・。例年、この時期なら40cmクラスの2桁釣りもザラやのに・・・乗っ込みはどないなってしもたんや・・・(ーー;) やっぱ異常気象が原因??桜も早咲きやし・・・何処の釣り場も似たような感じやし、しゃーないか。ま、その内エエようになるやろ。でも今回初めて乗った9号は、これから注目せなアカンな。前日もよー釣れとるし、今日は中村さんも、結局1枚やったけどバラシもあるし、相当数のチヌが筏に付いとるようや。今はアタリが小さくて、掛かりが浅いけど、もう1,2℃水温が上昇したら、エエアタリが出るハズ?!4月中旬には爆釣しそうな予感やね。(^^ゞ 次回の相差釣行は、4/7の日刊スポーツ後援の釣り大会やな。抽選で9号に当たりますよーに。(^人^)
↑中村さん ↑σ(^_^)


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