2002年釣行記

10月20日(大潮干潮 11:27  満潮 5:20
千賀(千賀フィッシングパーク)21号筏
第三回マルキュー【カップルチヌ筏釣り大会】

 

マルキュー【カップルチヌ筏釣り大会】へカミさんと出場。例年、千賀のみで行われてたけど、今回は定員を75組(150人)に増やし、アダコと合同での開催。優勝はグァム旅行ということもあり、毎年大人気で、今回も応募は240組あったらしい。うちは今回初めて応募したけど、ラッキーにも出場権をGET!(^○^) 審査はペアでそれぞれの最長寸の合計・・・ってことやでマグレもありえる? カミさんは筏釣り経験2回でチヌ釣ったことないんやけど・・・まぁ、何とかあるやろ。(初めての時に丸貝でアタリ連発、年無し級の水面バラシは経験済みやし・・。(^◇^;)) でも一応作戦立てなアカンな。まず権利獲得せな始まらんで、サイズにこだわらずにチヌ釣らな。型狙いはそれからや。
しかし二人分の荷物の準備は大変や・・・共有できるもんはエエけど竿とリール・・それに椅子は準備せな。雨に備えてカッパも・・・何か忘れもんしそうやな。
さぁ、いよいよ前日。でも雨・・・翌日に残るかなぁ・・・雨でテンション下がったカミさんに「グァム・グァム・グァム・・」と奮い立たせる。(^◇^;) 確かにうちも気が滅入るけどな。チンタどもは、じぃちゃんとこに預けて準備万端。早めに行って少しでも寝やな。21:30に自宅を出発。久居釣具で餌買うて、23:30には現着。すでに4,5台おるようや。見ると皆、カップル・・ライバルやな。(^^ゞ さぁ、明日に備えて早よ寝よと思ったら、ウトウトしかけた頃に隣に1台車が停まった・・・エンジンも止めやがらんし・・車の中、外で大騒ぎ・・・メチャうるさい。(-_-メ) お陰でほとんど寝れず・・・に受付時間の4:30を迎える。
 外に出てくと、人・人・人・・・流石に多いなぁ。受付も始まったようなんで、早速向かう。おっ、工藤さん、太郎さん、満さんに・・・うちの会長に、てっちんさんも。皆今日はお手伝いやな。ご苦労様です。
受付に工藤さんが・・・そしたら工藤さんから喋りかけてもうて・・・すっかり顔見知りになって嬉しいなぁ。(^○^) 受付時に筏の抽選。最近は0号、1号辺りがエエて聞いたんで・・・エエとこ当たりますよーに・・・・・「エイッ!」と気合でクジを引く。 ん、21号??これは何処?と筏配置図を見ると・・・渡船場からでてテトラ帯すぐの今回使う筏では一番手前やん・・・工藤さんに21号ですわ・・と言うと苦笑い。(^^;) 工藤さんの顔が全てを物語るっとる。近くにいた竿友会の阿多さんに聞くと、去年はよー釣れたで・・・いつも大きいのが出るとこや・・・と・・でも最近は???
5:30になり開会式、そして満さんからの競技説明が始まった。スカリは必ず2人分準備との事で、渡船時に2人分あるかチェックするらしい。何たってグァムやもんな。賞品がエエだけにその辺はキチンとせんと。説明も終わり、ぼちぼち明るくなってきて渡船開始。その頃、遅れて【おやぢ】(大チヌモドキ)さんもお手伝いのために登場。最近釣りのし過ぎでカミさんにかなり叱られたようやけど・・・・ほどほどになぁ。(^◇^;) うちらの渡船は8番目、最後の最後・・・。 しかしマルキューのスタッフの人らはテキパキ動いて・・・流石慣れとるって感じやな。これだけの人が居るのにスムーズや。うちも来週は、三重県チヌ連盟の発足記念大会のスタッフ側やで・・参考にさせて貰お。(^^ゞ
いよいようちらの渡船の番や。渡船場まで荷物を運ぶのも、スタッフである黒鱗会の栗飯原さんや金子さん、てっちんさん、【おやぢ】さんにも手伝ってもろた。 うちはほとんど手ぶら・・・申し訳ないっ!おおきに! でも釣り出来やん腹いせ?!カミさんの前で、うちの平和な家庭を壊すような・・・あること無いこと言われたんは、参ったけど・・・(^◇^;)
場 所 千賀(千賀フィッシングパーク)21号筏
釣 座 沖向きの右側へσ(^o^)、左側へカミさん
全体の人数 150人(75組)
天 候 曇りのち雨
北西風。
潮 流 ほとんど流れず。
海 上 ウネリ若干
持参エサ ボケ×30尾、アケミ貝×2kg、沖アミLL1ブロック、コーン×1kg、シラサエビ×6杯 (2人分)
ダンゴ マルキュー【あかまる】団子+米ヌカ+粗挽サナギ+押し麦+圧延コーン+カキガラ+砂を混ぜてボソボソに仕上げたもの。
アンコは、シラサエビ、【活サナギミンチ】、アミエビ。
σ(^o^)
仕掛
竿 がまかつ がまちぬイカダ競技 1.4m
ライン 1.2号通し(呉羽Seaguarスーパー磯ハリス)
オモリ 無し、ガン玉G5、B,、3B(針上5〜60cm)
がまかつ改良チヌ1号
カミさん
仕掛
竿 自作竿 1.7m 食わせ調子
ライン 2号通し(トヨフロン チヌ筏・カカリ
オモリ 中通し3号(針上50cm)
がまかつ改良チヌ2号
6:30
〜6:45
8番船で渡船。渡船場からものの2,3分で21号筏へ到着。船頭さんに「最近はどうなん?」って聞くと、ちょっと困ったような顔で・・「ん〜小さいな・・・」 一応釣れとるんかな?!よーわからんけど、まぁ、エエか。ホンマはこの筏、2組(4人)やったらしいんやけど、キャンセル?になったらしく・・・うちらだけ。ラッキー?! 筏に降りて、さぁ、準備や。でも2人分の準備は・・・大変やな。7時開始やで、あわてやんでもエエかぁ。思いながら用意をしてたら、船が近づいてきた。
6:45
〜7:00
何や?と思たら山本太郎さんが乗っとる。そのまま横付けして、太郎さんがうちらの筏に降りた。そういや奇数番号の筏は、マルキューインストラクターが一緒に乗ってアドバイスしてくれるって言うとったな。まさか、あの山本太郎さんと一緒になるとは・・・ちと焦る?緊張する。(^◇^;) 団子の準備をしながら、色々と話しをさせて貰う。ん〜まさにTV,ビデオと一緒の喋りやぁ。(^^ゞ 太郎さん「開始と同時に団子を落せるように準備をして下さい。」と・・もちろんそのつもりでっせ! シラサエビ、活サナギミンチ、アケミ貝、沖アミをたっぷり入れた団子を30個程作る。 それから仕掛の準備。太郎さんからカミさん分は、中通しオモリで探れるようにした方が・・・とアドバイスを貰い、その通りに。(太郎さんにそう言われたら従うしかないわなぁ。) うちのはノーマルなフカセ仕掛を準備し、開始の合図を待つ。その間も先日のMFG大会の話しやら・・・色々と話しが弾む。太郎さん、気さくな人や。(^^ゞ
7:00
〜8:00
船がやってきてマイクで競技開始の合図。先ほど作った団子を、うちとカミさんの竿下へドボドボと一気に落す。さぁ、カミさんに釣り方を説明せねば・・と思ったら、太郎さんが「奥さん、見てますんで、どうぞ釣って下さい。」 それじゃお言葉に甘えて・・・いつもの調子で打ち返しスタート。カミさんは、太郎さんのアドバイスで、団子に包まずに前方をエビで探る。早速アタリがあるようや。太郎さんによるとエビの食われ方からチヌぽいという。何度もアタリがあって、「ハイっ、そこで竿上げて!」、「あ〜早い・・」、「もう少し待って下さい・・・はいっ、今!」ことごとく、素針を引いとるようや・・・。太郎さんもじれったいやろな。(^^ゞ まぁ、任しとこ。うちはというと、同じくチヌらしき前アタリが出たけど、あとが続かず・・エビだけ取られた。最近、このパターン多いな。本アタリを出すべく色々と試すけど、難しい。まだアタリそのものも少ないし・・。巻き上げ途中で、残ったエビに何かが掛かった???アジ?と思たらそこそこ引く。手繰ってたけど、途中でリールで巻きに掛かり、釣れたのは30cm強のセイゴや。カミさんに釣れたら他魚の部でエントリーできるのに・・・残念。 
8:00
〜8:50
カミさんもアタリがほとんど無くなったようや。太郎さんも「私がいる間に1枚釣って下さい」・・・と・・言われるまでもなくホンマ釣りたいんやけどね。 潮もほとんど流れやん。エサトリも少ないし・・・活性低いな・・・でも寄せやな・・・活サナギミンチとエビをアンコにしながらせっせと打ち返す。 手は動かしながらも、太郎さんに色々聞く?!調子に乗って釣りと関係なく、プライベートな話しへ・・・(^◇^;) 同じ津市在住やけど、全然会わんもんなぁ・・・今度街で顔会わしたら、一杯おごらせてもらいますよ。(^_-)-☆ 
カミさんが何か掛けた。引きからチンタかも?・・・残念、チャリコや。黒かったら良かったのにな。
そうそう、うちも常用しとるけど、マルキューの【活サナギミンチ】の効果は絶大!と太郎さん。 これからのチヌ釣りには欠かせませんよ・・とのことや。余裕があったら4,5袋持ってきたいけど・・安くもないでなぁ・・うちは3袋が限界やな。大会そっちのけ?で楽しく話しをさせて貰ってる間に太郎さんは次の筏へ移る時間らしい。迎えの船が来て最後に「頑張って下さいね」と激励を貰う。
8:50
〜9:30
太郎さんが行ってから、カミさん「今の人は、有名なん?」、うち「有名もなんも、チヌ師で知らんもんはおらんでぇ!、それに朝おった工藤さんや、満さんも・・皆、神様みたいな人らやで」、カミさん「ふ〜ん、そうなんや。」ってそれだけかいな。まぁチヌ師以外から見たら、ただの釣り好きのオッサンか?!(^◇^;)
しかし、全然アタリが無くなった。エサトリも居らん。
9:30〜
10:15
そういや、相差へ行っとるk兄弟(弟)さんに電話してみると2号筏で2枚釣ったらしい。餌はシラサエビっちゅーことや。今日は短期決戦やで、うちもかなりエビも撒いたんやけどなぁ。アタリが無い・・・。カミさんも結構一生懸命に団子を落としとる。竿下へ団子入れながら前方を探る・・探る。太郎さんが居った一瞬だけは良かったようやけど、その後は餌が残るようや。
・・・少々ウネリもでてきた。沖の方はかなり揺れとるやろなぁ・・こっちは幸い湾奥やで?!大したことは無い。
10:15
〜10:50
見回り船で、てっちんさんと【おやぢ】さんがうちらの筏へ降りてきた。相当暇らしい。(^^;) 確かに釣りもせんとこんなとこに居ったら1日は長いやろなぁ。全然アタリ無いわ・・・と言うと「こーしたら・・、あーしたら・・」とアドバイスを貰うけど・・・色々やったんやけどな。既にこの時点でやる気は半減。全然釣れる気せんわぁ・・とボヤキがでる。【おやぢ】さん「ちょっと貸して・・・」と我慢出来ずに竿を持つ・・両貝でロープ際を落とし込んでくけどアタリなし。「やっぱアカンなぁ・・」っていきなり釣れてしもたら、うちが堪らんわぁ。(^◇^;) 他の筏もパッとせんらしい。5号で1枚釣れたらしいけど・・それだけ? とりあえず1枚づつ釣れたら、優勝も夢じゃない? 周りが釣れてないって聞いたら、やる気がでてきた?! そうこうしてる間に迎えの船が来て、てっちんさんと【おやぢ】さんは戻ってった。
10:50
〜12:00
アンコたっぷりの団子を絶え間なく落す・・でもボラも寄らん・・たまに水面を飛ぶんやけどな。何とか底へ行かんやろか。ボラが団子突いてくれたら、濁りもよーでるし、チヌも寄るんやけどなぁ。とりあえずボラでもエエで団子アタリが見たいっ! 仕掛を手繰る時にアジが掛かってくる。とりあえずこれが土産や。カミさんもアジがポツポツと釣れる。チャリコより大きいで、これで他魚の部エントリーやな。(^^;)
12:00
〜13:00
遠投を繰り返してたカミさんが、ボケで何か掛けたけど途中でバレた。残念、何やろ? その後もボケで時々アタリがあるようやけど合わせきれやんようで・・素針の連続。(^^;)
でもうちには全然アタリなし。潮も全然動かんし・・・状況はイマイチ。周りの筏もアワセは入らんな・・。
13:00
〜13:30
いよいよ残り時間もあと僅か・・・状況に変化なし。
13:30
〜14:00
あとちょっとで終わりやのに雨が降ってきた・・・(ーー;) そのままやり過ごそかと思たけど、結構降ってきたんで仕方なくカッパを着る。
今頃になって、少し団子アタリ!(^^ゞ 団子からエビが抜けると、アタリは判らずエビの頭がカジられた。チヌ? 何とかアタリを出そうと色々試すけど、ついにタイムアップ!
やっとエエ感じになってきたんやけどなぁ。まぁ、こんなもんや。(^◇^;)
釣果 坊主!
エサトリ 無し
総評  丘に戻ると、黒鱗会の栗飯原さん、金子さんに「魚は?」と・・・判っとるのに聞くんやもんなぁ。(^_^;)
検寸場の様子を見に行くと、小さいながらもポツポツとは釣れとるようや。ここで工藤さんに「魚は?」・・太郎さんにも「どーでした?」・・・面目ない。m(__)m 釣れやんとホンマ辛いわぁ。一応、カミさんのアジ(23cm)だけ他魚の部でエントリーしたけど、もっと大きいのが釣れとるようや・・・アカンか・・。
 全ての検量が終わりいよいよ表彰式。大きさ忘れたけど、2人合計で70cm?やったかな。大阪の方が優勝。あともポツポツ20〜30cm級が釣れてたようやけど、数は多くても2,3枚とイマイチ。太郎さんから総評があったけど、全体で今日はかなり厳しかったとのこと。その中でもやはり沖の筏が良かったようやね。釣れた人の話を聞くと、やはり納竿間際に釣れたらしい・・最近の釣況通り、やはり午後からが時合なんやな。確かに納竿真間際だけエエ雰囲気になったんやけど、よー釣らんだのは腕が未熟なせいや。(^^;) ちなみに餌はボケが良かったみたい。
表彰式の後、抽選会とジャンケン大会で大いに盛り上り!まぁ、今日は釣れやんだけど楽しめたで良しやな。カミさんもまた来たいと言うとるんで、来年の大会までには、カミさんにチヌ釣らせて今度は万全の体制で望むでぇ。(^^ゞ
この日の模様は、11/8の7:40〜三重TVで放送予定。
↑太郎さんからアドバイスをもらうカミさん (^^ゞ ↑検量風景
↑太郎さん、総評 ↑表彰式


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