2002年釣行記

10月27日(小潮干潮 14:46  満潮 9:36
畔蛸(第二龍丸)
相差(相差海釣りセンター)
千賀(千賀フィッシングパーク)
【三重県チヌ連盟発足記念いかだ釣り大会】

 

 【三重県チヌ連盟発足記念いかだ釣り大会】に参加。ちゅーか、うちも三重県チヌ連盟の事務局を手伝ってるんで、今回は主催者側やね。【三重県チヌ連盟】は、三重県内外のクラブが集まり、この9月に発足。連盟の主旨は、今までのクラブは個々の活動が目立ってたけど、近年の環境問題や社会情勢の煽りで、釣りの活性もその煽りを受けつつある中、各クラブが集まり、クラブ同士の懇親を図ると共に、釣り技術の向上、より良い環境創りに満身し、チヌ掛かり釣りの発展に寄与しよう!ということで、うちも主旨に賛同して手伝ってる次第ですわ。(^^ゞ
 で、【三重チヌ連】に協賛して頂いた【千賀漁協】【第二龍丸】【相差海釣りセンター】合同での記念大会開催となりました。大会の主催者側なんて初めての経験やけど、これが結構大変。(^◇^;) 数ヶ月前から何度も会合で話し合って準備を進めてきた。で、いよいよ本番や。うちも最初は、裏方に徹っして竿は出さん予定やったんやけど、釣りせんと裏方の方がエエ??っていう人も居ったんで、大会最中はそんなに裏方ばっか居ってもなぁ・・・ということで、うちは竿出すことになりました。(^○^)
 準備の為、大会スタッフは午前2時集合やで早めに行って少しでも寝よ。千賀の常連、夢追人さんも大会参加なんで、一緒に行くことになり21時半に久居釣具で待ち合わせ。久居釣具の大将にコーヒーをご馳走になってしばし歓談してから出発し23時半に千賀に到着。まだ車は4,5台程度。桟橋で夜釣りしとる人が居る。メバル狙い? 今回の大会は千賀、アダコ、相差合同なんやけど、駐車場が広いしトイレも多いということで、千賀を大会本部として、渡船も全て千賀出発ということで、千賀まで迎えにきてもらうことを【第二龍丸】【相差海釣りセンター】に快諾してもらった。おおきにぃ。m(__)m
 2時間程度の仮眠で午前2時前に起きる。ボチボチ大会スタッフも集まっとるようやな。しかし風がメチャクチャ強い。天気予報でも強風波浪注意報が出とったでな・・・大丈夫やろか・・・ちょっと心配になってきた。よほどじゃ無ければ中止にはならんで、準備はせんとな。強風の中、吹き飛ばされそうになりながらもテントを張って・・・その他もろもろ・・最終打ち合わせが終わる頃には丁度受付開始の4時や。受付時間は4〜6時、ドタキャン、ドタ参で最終的には、大会参加者約80人の受付を完了。うちの筏の抽選は、見事に【相差3号筏】をGET!やっぱ慣れた場所がエエでなぁ。最近の相差は5,6号がエエ感じやったけど、3号も悪いハズがあらへん。これは期待できる?!
 6時より開会式、三重チヌ連会長の杉下吉克氏の挨拶から始まり、続いて名誉顧問で大会委員長の大西 満氏からもご挨拶を賜った。いつ聞いても満さんの喋りは絶品やなぁ。慣れとるんやろけど、よーあんなに上手に喋るわ。(^^ゞ 競技説明が終わる頃には、辺りも明るくなってきて、ボチボチ渡船開始や。おっ、早くも相差の大将と竜さんが来てくれとる。第二龍丸の若大将も・・・(^^ゞ  大会で相差の筏は3〜8号(9号予備)を貸してもらった。相差は予約制とちゃうで、心配しとったんやけど、一般の釣人は少ないみたい・・・常連の中村さん、中西さんらが2号筏に来てるようや。これ見てたら・・・今回、筏を独占してしもて・・・ゴメンナサイ。m(__)m
場 所 相差(相差海釣りセンター)3号筏
釣 座 渡鹿野島向きの右側、途中から相差向き左側
同乗者 小野木氏(チヌスタッフ)、横田氏(名古屋チヌクラブ)
全体の人数 80
天 候 曇り時々晴れ
北西風強い。
潮 流 ほとんど流れず。
海 上 ウネリは無し。風波。
持参エサ ボケ×20尾、アケミ貝×1kg、沖アミM1ブロック、コーン×1kg、シラサエビ×4杯
ダンゴ 打ち返し用 : 米ヌカ+粗挽サナギ+押し麦+圧延コーン+カキガラ+砂を混ぜてボソボソに仕上げたもの。
別打ち用 : マルキュー【あかまる】団子に【活サナギミンチ】、荒割りアケミ貝に水を多目に混ぜグチャグチャに仕上げたもの
アンコは、シラサエビ、【活サナギミンチ】、アミエビ。
σ(^o^)
仕掛
竿 がまかつ がまちぬイカダ競技 1.4m  ←途中穂先折れた。(ToT)
その後・・がまかつ がまちぬイカダ硬調1.5m
ライン 1.5号通し(トヨフロン チヌ筏・カカリ)
オモリ 無し、ガン玉G5、B,、3B(針上5〜60cm)
がまかつ改良チヌ1号
7:00
〜7:30
うちは相差3〜5号筏の釣人を乗せて出船。千賀から大将の船に乗るのも変な気分やな。(^◇^;) 千賀から見ると、相差の筏は相当沖やな。位置関係がイマイチ判らんだけど、改めて判ったわ。相差3号筏へ到着。同じ筏には小野木氏(チヌスタッフ)と横田氏(名古屋チヌクラブ)と同乗や。もう一人分席があるんやけど・・・空きのようやね。うちは釣座決めの優先順位は2番目、沖向きの右端に決まった。左端には横田氏、真中に小野木氏に決定。
7:30に競技開始やで、それまでに団子と仕掛の準備を済まして開始の合図を待つ。ちなみに今日は、打ち返し用のボソボソ団子と別打ち用の柔かい団子の2通り用意し、最初の撒き餌用にアケミ貝の荒割り、シラサエビ、サナギミンチ、アミエビをアンコにした団子を10個作っておく。
7:30
〜8:00
さぁ、競技スタートや。先ずは用意した団子をドボドボと竿下へ落とす。潮はほとんど動いてへん。風が少々強いけど、これ位ならいつものことやもんな。うちは検量の準備で1時間早く、14時には上がらなアカンで、午前中が勝負や。張りきって打ち返そ!( ̄^ ̄)
時々、団子に触りにくるけど、刺し餌はそのまま。まだエサトリの活性も低いようやな。まずはエサトリの活性上げて、ボラ呼んで・・・その次はチヌや。頭の中では、エエイメージが出来とるんやけどな・・・最近、外れてばっか。(^◇^;)
8:00
〜8:30
最初は仕掛の回収はリールを使わずにラインを手繰っとったけど、風が強くなってきたんで、リールで巻き上げる。でも餌が取られやんから、ラインがヨレて・・・あ〜うっとうしい。空合わせして底で餌切ると、チヌを驚かすでアカンし・・中層で餌切ればエエんやろけど、相差の筏は浅いでな。シラサエビの尻尾はいつも切って使うんやけど、これでかなり回転は抑えられる。注意してゆっくり巻き上げよ・・・と思ったのも束の間、仕掛を回収しようと、リールを巻きに掛かった時、ふとラインをたるませてしもて、穂先にラインが絡んだままリールを1回転・・・あちゃー!やってしもたぁ。(>_<) 穂先が折れた!買って3回目やのに・・・こんな初歩的なミスをするとは情けない。(ーー;) よりによって今日は竿も2本しか持ってへん。がまの【競技】に【イカダ硬調】・・・【競技】が折れたで、必然的に【イカダ硬調】・・・これでエビの釣りか・・・しゃーないな。
8:30
〜9:00
2号筏の中村さん、中西さんらも、あまり活性よく無いようや。昨日は中村さんが、9号で9枚釣ったらしい・・・でも大会の為に移って頂いたようで・・ホンマ、申し訳無い。で、その中村さんに「昨日のチヌ、スカリに入っとるで、持ってくかぁ!」・・・と。お気持ちだけ有難く頂戴致します。m(__)m
RRR・・どうもさんから電話や。どうもさんは今日は仕事あって参加出来やんだんやけど、相差の3号に乗っとるっていうたら「やったやん!」・・って。場所は悪くないもんな・・プレッシャーやぁ。(^◇^;)
9:00
〜9:45
RRR・・・今度は【おやぢ】さんから電話や。【おやぢ】さんも三重チヌ連の役員なんやけど、最近、釣りの行き過ぎで、遂にカミさんがキレた?! せやさかい今日は、泣く泣く諦めおとなしく仕事しとるようや。 電話しながらエエアタリ!やっとかぁ・・・と思たら良型のメバル。(ーー;)
【おやぢ】さんの電話切ったらすぐに今度は、夢追人さんからの電話や。夢追人さんもHGである千賀の筏に乗っとるようで、すでに35cm位のチヌを釣ったらしい。餌はボケとのこと。この状況でも釣ったかぁ・・・たぶん入賞やね。(^^ゞ
9:45
〜10:20
風がメチャクチャ強くなってきた。周りの筏では釣座を風下(陸側)へ移りだしたけど、折角打ち返したでなぁ・・・もうしばらく辛抱しよ。穂先がブレるんで少し大きめの5Bを矢引きに打って、20cm位ハワセながら釣る。でも全然アタリなし。時折、落し込んでみたりもするけどアカンなぁ。
10:20
〜11:15
さらに強烈に風が強くなっきた。右前方から吹くんやけど、丁度釣座が筏の右側やもんで、筏の縁に当たった波が水シブキに・・・シブキちゅーかバケツでザバッーって感じで、思いっきり被ってしもた。(+。+)  夏ならエエけど、流石に寒い・・・折角打ち返して作ったポイント・・・これからやのに・・・と思たけど、諦めて陸側へ釣座を移る。陸側も単発的に探ると大型が釣れることがあるんで、先ずは団子を打たずに丸貝とボケで探ってみる。丸貝は全くアタリ無し。ボケはフグとメバルが釣れてきた。アカンかぁ・・・そう上手くはイカンわな。
11:15
〜12:00
アダコ筏のhideさんに電話してみるが、ハゲが居るけどチヌの気配は無いとのこと。今度は千賀筏のk兄弟(弟)さんへ電話してみると、つい15分前から釣れ出して今、2枚釣れたらしい。丁度時合とのことや。夢追人さんといい、千賀が調子エエみたいやなぁ。大会本部へも電話してみると今の所、千賀でポツポツ釣れてる程度とのこと。全体ではイマイチみたいや。相差は全然みたいやなぁ。ここは風が強過ぎて、戦意を失って寝てしもた人もチラホラ・・・(^◇^;)
12:00
〜13:15
HGでの釣りだけに何とか1枚釣らんと面子が・・・そんなプレッシャーもあるけど、ホンマに気配ないわ。
つい先週までは数もよー出とったのになぁ。午後が時合やちゅーことやけど、、残り時間はあと僅か・・・でも何とか1枚釣りたいっ。 セっセと打ち返す。遠投や落し込み・・流してみたり・・・全然アタらん。通りすがりのチヌでもエエで釣れてくれぇ〜!(>_<)
13:15
〜13:30
一応、相差の大将に早く上がらなアカンことを電話すると・・・「2時やろ・・聞いとる、千賀に2時やで・・・・1時半に迎えに行くで片しといてぇ。」えっー!1時半!千賀まで30分も掛からへんでぇ・・・と思たけど、まぁエエかぁ。(^^;) 未だもう少し時間あると思とったけど、ホンマに僅かになってしもた、メチャ焦る。船が見えるギリギリまで粘ったけど、結局状況は好転せんまま納竿。小野木さんに「頑張って下さいね!」と声を掛けて筏をあとにした。
釣果 坊主!
エサトリ 無し
総評  15時で競技終了。検量の結果、優勝は深津さん(6枚)、2位にk兄弟(弟)さん(5枚)と、相差の常連がワンツーフィニッシュ!お見事!んで大物賞は夢追人さんの34cm。深津さんとk兄弟(弟)さんの釣れた餌はシラサエビとのこと。他は1,2枚づつ釣れてる程度で、この時期にしてはメチャ貧果やな。(^◇^;) やっぱ急な冷え込みが効いとるんやろか。相差では釣れたのは結局、チンタが1枚のみ、アダコも似たような感じで、釣れてたのは千賀の沖に集中してたようや。見回りのスタッフが言うとったけど、千賀は風裏になるようで、相差ほど風は強くなかったらしい。
 表彰式のあと、大西 満さんと林会長(黒釣会)から総評を頂き、いよいよお楽しみ抽選会。うちはストリンガーをGET!(^^ゞ そのあと恒例のジャンケン大会。満さん穂先は、今回もGET出来ず。(T_T)
ちゅーことで、今回の【三重県チヌ連盟発足記念いかだ釣り大会】は無事終了!参加の皆さんお疲れ様でしたぁ。楽しめましたでしょうか?(^^ゞ
 入賞された皆さん、この状況の中での釣果は大したもんです。ホンマ、おめでとうございます。(^O^)/ 大会スタッフの皆さんも、お疲れ様でした。
そうそう、相差の大将に結果を連絡したら、相差常連が1,2位ということでご満悦でした。(^^ゞ うちも常連なんやけど・・・あ〜寂しい・・・。

★☆★☆結果★☆★☆
チヌの部(総尾数)  
 1位 深津勇人 (名古屋市/一般)  6枚
 2位 川喜田兼政(瀬戸市/チヌスタッフ)5枚
 3位 呉羽勝之(三重郡/銀舞会)   2枚
 4位 市川 貢(四日市市/銀舞会)  2枚
 5位 守下圭三(京都市/Team Heat) 1枚
 6位 吉村克弘(京都市/Team Heat) 1枚
 7位 久本英樹(寝屋川市/一般)    1枚
 8位 松永 真(員弁郡/一般)      1枚

チヌの部(1尾長寸)
 1位 満仲孝義(久居市/チヌスタッフ)43.4cm

他魚の部(女性・子供のみ)
 1位 大西エイコ ボラ 50.1cm
 2位 久本淳子 グレ 26.1cm
↑相差4号筏向き うちの筏手前がビチャビチャやろ。(^◇^;) ↑大西 満さん
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