2002年釣行記

11月23日(中潮干潮 13:30  満潮 8:03
相差(相差海釣りセンター)3号沖筏

 

 週の半ば【釣っ太郎会】の平下さんより電話を貰った。
平下さん「今度の土曜にポン太ちんさんと相差へ行きますわぁ。」、σ(^_^) 「そーですか。うちも行きたいんですけど、なかなか忙しいもんで・・・相差、大型が釣れてるんで、ぜひ頑張って下さい。」と言って電話を切ったものの・・・あ〜メチャ行きたいっ!(>_<)
相差からも連日好釣果の知らせがくるし・・・悶々と過ごしてた金曜日・・・サーフさんが相差へ釣行しとったんで、昼休みに電話してみる。今の所エサトリも居らんっ・・とのこと。どーしよ・・・でも行きたいっ!ということで結局我慢出来ずに平下さんに電話してご一緒させてもうらうことに。(^^ゞ その金曜の夕刻、サーフさんが連れてった掛かり釣りデビューの人が、年無しを釣ったという知らせが飛び込んだ。状況はエサトリはほとんど居らず、午後からボラが周ってきて、14時頃に年無しが釣れたらしい。聞いた感じは、今時期の例年通りやね。 小型もそこそこ数が釣れてるみたいやけど、サーフさんの話しを聞いて完全に大チヌ狙いにスイッチが切り替わった。 今年はホンマましな型釣ってへんでなぁ・・・ここらで何とか良型釣りたいもんや。 (^_^)
 仕事の帰りも遅くなってしもたけど、平下さんらとは現地集合ということやで慌てやんと行こか。そろそろ寒いで錬炭も持ってこかと考えたけど、まだ11月やしなぁ・・・大将に笑われそうやで止めとこ。(^◇^;) でもカップ麺や熱いコーヒー位は飲みたいでな・・・ガソリンバーナー持ってこ。
 23時に自宅を出発。久居釣具に行くと、見慣れた顔が・・・黒鱗会の岡田さんや。(^^ゞ 紀東方面へ2連荘で行くらしい。やっぱ大チヌ狙いなんやな・・・確かに岡田さんにチンタの数釣りは似合わん。
頑張って下さい!と岡田さんを見送ってから、うちも餌を餌を買いに店に入る。餌を物色しとると、おばちゃんが「そういや、あの魚釣ったん、今頃やったな」と壁に貼ってある魚拓を指差す。そうや・・・去年の60UPからそろそろ1年やなぁ。もしかしたら今年も・・・という妄想はあるんやけどな。(^◇^;) 60UPといわんで50UPは釣りたいもんや。さぁ餌も買ったし・・相差へ向けてGO! いつものように二見町のコンビニで店長とたわいもない話しをして・・・深夜1時前に到着。平下さんらは既に寝とるようや。うちも荷物を積んでから、さっさに寝ることに。(-_-)zzz 
 5時半に起床すると、平下さん、ポン太ちんさんも起きとった。ひさびさの再会や。(^^ゞ ポン太ちんさんとは、去年の引本以来やで、会うのは2回目。初めて会った引本(前日に相差で筏デビュー)ですっかりチヌにハマったようで、筏、落し込みに狂っとる様子。子供が生まれたばっかやで無理せんと程々にねぇ。(^◇^;) 平下さんとは、2月のフィッシングショー以来やな。平下さんは、うちがHP始めた年からの付き合いで、釣りは元より色々とお世話になってます。年も同じやし気が合うんやな。(^^ゞ 
おっ!常連の深津さんも来とるやん。この前の【三重チヌ連発足記念筏釣り大会】の優勝者や。大将も起きてきて皆で話しが弾む。(^_^) 季節外れの台風が来てるようで、海はウネリが入っとるようや。大将の判断で、今日はカセは無理とのこと。今日は最初から筏狙いやで・・・エエけどね。随分夜が長くなって6時を回ってからようやく明るくなってきた。ボチボチか・・・と思てたら大将の「さ、行こかぁ!」待ってましたぁ!(^○^)
場 所 相差海釣りセンター 3号沖筏
釣 座 渡鹿野島向きの左側
同乗者 平下さん、ポン太ちんさん
全体の人数 11
天 候 曇り時々雨
北西風
潮 流 釣座に対し左右の流れ。潮流は緩い
海 上 台風25号が接近・・ウネリ高い
持参エサ ボケ×40尾、アケミ貝×1kg、沖アミLL1ブロック
ダンゴ 【三重チヌ筏】団子+米ヌカ+粗挽サナギ+押し麦+圧延コーン+カキガラ+砂+沖アミスライスを混ぜてボソボソに仕上げたもの。
アンコは、【活サナギミンチ】、アミエビを状況に応じ。
仕掛 竿 がまかつ がまちぬイカダ硬調 1.5m
ライン 2号通し(東レ トヨフロン チヌ筏・カカリ)
オモリ 無し、ガン玉B,、5B(針上5〜80cm)
がまかつ改良チヌ6
6:30
〜7:00
出船。大将が「3号筏は、大きいのでとるし、4号筏は、小まいけど、数釣れるし・・どっちがエエ?」と言うたんで、間髪入れずに「3号でお願いします。(^^ゞ」 昨日のサーフさんらも3号や言うとったし・・小まいのはもうエエわ。(^◇^;) 
筏に降ろしてもらい、早速釣座をジャンケンで決める。ジャンケン弱いうちが珍しく勝った。そーいや昨日釣れたんはどこやろ?釣座も聞いとけば良かったな。今日も北西風やし、左側の方が風波被らんでエエかな・・・便所の影やし。ということで左側に決定。右端に平下さん、真中にポン太ちんさんという釣座になった。
さぁ、先ずは団子から混ぜるか。今回は急な釣行やったで、いつものヌカベースが準備出来ず、マルキューの【三重チヌ筏】を持ってきた。これをベースに定番の荒挽きサナギ、ボラの寄りを良くする為にイワシ粉、砂を混ぜて、潰した沖アミと【活サナギミンチ】をアンコにして竿下へ10個投入。
それから仕掛の準備や。今日は大型狙いやで、竿は、腰の強いが【がまちぬイカダ硬調1.5m】にラインは2号通し、針はがまかつ【改良チヌ6号】や。前回までのチンタ仕様に比べると、メチャごつい感じがするわ。(^◇^;)
7:00
〜8:00
 さぁ、期待を込めて釣り開始!潮は止まっとるようや。先ずは団子に包まずにボケを落し込んで様子を見てみる。途中から何かが触っとる・・・??もしや?・・ちょと期待したけど、これはメバルやった。
エサトリはほとんど居らんようや。しばらく落し込みを繰返すけどアタリなし。 未だ寄ってないようや、とりあえずノーマルに団子で打ち返す。
 おっ!平下さんが何か掛けた。小こいエサトリでも無いようやけど??これは40cm級のマゴチやった。(^^ゞ 
8:00
〜8:30
ひたすら沖アミとボケをローテーションしながら打ち返す。アタらんなぁ。
ポン太ちんさんが、何か掛けたけど、すぐに筏下のロープに持ってかれた。ん・・・何やろ。チヌ??正体は判らんけど残念や。
RRR・・・尾鷲(賀田)へ釣行しとるヒデさんから電話や。こっちの状況を伝える、賀田はエサトリが多いようや。やっぱ紀東方面は水温が温かいかなぁ。でもエサトリといえ、アタリがあるのはうらやましい。
8:30
〜9:30
打ち返しの甲斐あって、やっとボラが回ってきたようや。団子アタリが出始めた。(^^ゞ と同時に雨も降ってきた。 団子アタリがあるのは嬉しいわ、ホンマ・・・これでチヌも近づいた? しかし刺し餌には全く触らへん。時折、落し込んでみたり、1号オモリを付けて前方へ投げてみたりと色々やるんやけど・・・ボラしか居らんようや。
RRR・・・【おやぢ】さんや。【おやぢ】さん、昨日まで四国に釣り行っとるんやもんなぁ・・・元気と言うか・・・信じられんわ。(^◇^;)
RRR・・・今度はサーフさん。昨日の年無しが釣れた釣座を聞くと左側やそうや。ラッキー!・・・って
あんま関係ないやろけどなぁ。昨日釣れた場所・・・ってあまりエエ思いしたことあらへん。(^^;) サーフさんが言うには、昨日はボラが寄り出したのが午後から、年無しは14時頃に釣れたとのこと。早々にボラが寄ったってことは昨日より状況はエエんやろか。(^^ゞ
9:30
〜11:00
団子にはアタるけど、状況は変わらず。チヌの気配は・・・まだやな。周りの筏も釣れてへんようや。
RRR・・・貴さんや。今日はBUNさん、チヌキチさん、うらっちさんらと迫間浦へ釣行しとったな。実はうちも誘われたんやけど「相差行かせてっ!(^人^)」と我がまま言わせて頂きました。BUNさん、また誘って下さい。m(__)m 深場の養殖コワリで一発狙いらしい。迫間浦はボラが激しいみたいや。貴さんも相差はご無沙汰やな・・・そろそろ来んと破門になりまっせ!(^◇^)
RRR・・・今度はkurodai55さん。この前、三ヶ所で爆釣しとったでなぁ。うちは今年、もう数は諦めた・・・あとは型で何とか・・・有終の美を飾りたい?!激励を貰て電話を切った。
11:00
〜12:00
随分ウネリが高くなってきたな・・・11月の終わりに台風って・・かなんなぁ。(ーー;) 2m近く上下するんで、普通のフカセ仕掛ではウネリに引っ張られてしまう・・・竿操作で対処するのも限界にきたんで、オモリを矢引きに打って大きくハワせることにした。大きくハワせるとアタリが小さくなると心配する人も居るけど、まず違和感なく食わせやなアカンでな。ハワせると食い込みが良いんで、アタリも大きくでることも多い。(^^ゞ 相変わらず団子アタリはあるんやけど、刺し餌は無傷のままや。潮も全然動かん。見回り船で竜さんがやってきたけど、どこも釣れてへんようやな。
RRR・・・今度はk兄弟(弟)さん。今日は仕事のようやけど明日釣行する場所を模索しとる様子。k兄弟(弟)さんは最近、トーナメンターの雰囲気やでな・・・型より数狙い?!でも相差も来なアカンよぉ。(^^ゞ ん・・・そろそろ電話のバッテリーがやばい。(^^;)
12:00
〜12:40
RRR・・・迫間浦のうらっちさんから電話や。午前中に貴さんから聞いた状況とあまり変わってないみたい。ボラが凄いらしい・・・何でもBUNさんは豪快にボラを抜き上げとるとか・・・(^◇^;) 迫間浦の皆さんも頑張ってなぁ。
おっ、やっと晴れてきた。(^^ゞ 竿下は相変わらずボラの団子アタリのみ・・・団子の濁りの切れ目にチヌが寄ってきてるかも・・・と1号オモリを付けて前方をボケで探ってみる。数回繰り返すけどアタリはない。
12:40
〜13:00
そろそろメシにしよ・・・その前に沖アミとアミエビ、活サナギミンチをたっぷりアンコにした団子を5個落としておく。んでからガソリンバーナーで湯を沸かして・・熱々のカップ麺を喰らう。(^O^)んまっ♪ 冬の筏は鍋焼きウドンもエエけどカップ麺も捨て難い。身体が暖まるわぁ、ホンマ。平下さんは飯も食わずに黙々と打ち返しを続けとる。状況は同じみたいや。昨日も午後からやて言うとったでな・・まだまだこれからが勝負や。(^^ゞ
13:00
〜14:00
メシを食い終わって再開。まずは団子に包まずにオモリを外してボケの重みだけでゆっくりと落とし込んでみる。ボケは無事?に海底に到着。しばらくそのままアタリを待つが変化なし・・もう一度ゆっくりと持ち上げて再度落としてみるけどアタリなしや。場を休めたで寄ったかも?って思たんやけどなぁ・・そううまくはいかんか。(^◇^;) ノーマルな団子釣りで打ち返しを続ける。今まで全然動かんだ潮が少し流れ始めた。込み潮やな。
14:00
〜14:30
潮が動き始めて状況が変わるかも?!・・と思ったらそれとほぼ同時に、突然穂先が「ググゥー」と海面に突き刺さった!反射的に合わせるとバッチリ針掛かり。先手を取られぬ様、一気に巻き上げると海面を割ったのは年無し級のチヌや。タモ入れも一発で決まり、早速検寸すると実寸50cmジャストの年無し!うっひょー嬉しい!!(^O^) ん、あれ??何や?? 何とチヌの口にはストリンガーのフックがピアスのようにブラ下がっとる。以前誰かがストリンガーのロープが切られて逃がしてしもたチヌのようや。(^^ゞ 逃げられやんように注意してストリンガーに繋いでから再度団子を投入。
すぐに、また大きなアタリが出たけど、これはボラやった・・・(^◇^;) その次にも食いアタリがでたものの少々早合わせになってしまい素針を引いてしもた。その後はまた午前中と同じ状況へ逆戻り。
14:30
〜17:00
打ち返すけど状況は変わらず・・・それどころかボラの団子アタリも弱弱しくなってきた。さっきのチヌが無かったら焦るんやけど・・・今日は余裕やね。(^^ゞ 何とか1枚追加すべく打ち返しを続けるけど状況は最後まで変えることが出来ず納竿になった。
釣果 50cm×1枚 2.0kg (^ー^)
エサトリ なし
総評 全体で食いは良くなかったようで、うちの他は5号筏で30cm級が2枚釣れているだけやった。その2枚も14時〜30分間に釣れたちゅーことで、その時間が時合やったようや。打ち返してても団子にアタるのはボラのようで、この年無しは団子から刺し餌が抜けてから5分位たってから食い込んだ。ガンガン打ち返すより、ある程度の時間は刺し餌が自然に漂っているようにした方がエエようや。チヌの胃袋の中身は写真の通りやけど、食ってるのは団子に混ぜた沖アミがほとんどで、ボケ×6尾、アケミ貝×1、サナギ×少々、シラサエビ×2尾、押し麦×2粒が入っとった。いつもならサナギや押し麦、ヌカが沢山入っとることの方が多いのに、今回のチヌは沖アミを沢山食ってた。ボケは刺し餌は一度も取られなかったんで、餌を交換した時に捨てたボケと思われる。シラサエビは持ってへんだけど平下さん、ポン太ちんさんが撒いてたんで、そのエビやろな。何でも食っとるんやろけど、自然に漂ってる餌をついばんでるような気がした。オーバーアクションな誘いより、いかに自然に見せるかが要?!場合によっては置き竿の方がエエかもしれん。(^^ゞ
ということで、例年この時期から相差では大型チヌがよく釣れる。冬は紀東方面の影に隠れてしまいがちやけど冬の相差は穴場やと思う。冬は比較的空いとるし落ち着いて竿が出せるんで、皆さんもぜひっ!(-_^)☆
平下さん、ポン太ちんさん、ご同行させて頂きおおきにでした。m(__)m
↑平下さん、ポン太ちんさん ↑ストリンガーフック付き!
↑σ(^o^) ↑胃袋の中身・・そのまままた使えそう・・


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