2003年釣行記

6月29日(大潮干潮 11:46  満潮 18:28
相差(相差海釣りセンター)沖筏2号

 

 何だかんだと忙しくて2ヶ月ぶりの相差や。最近の釣況はイマイチのようや・・・よっしゃ、うちが行って景気つけちゃる!( ̄^ ̄)と使命感をもっての釣行・・・って何のこっちゃ。(^◇^;)
最近は沖カセも筏も小さいのが数枚程度釣れとうだけのようや。例年ならこの時期は型も数も、もっとでやなアカンのやけどなぁ・・。
今回は仕事関係の人らと同行する予定やったんやけど、都合が悪くなったとのことで単独釣行・・・って思とったら、どうもさんと森川氏が相差へ行くとのこと・・・・ということで同行することになった。(^^ゞ 皆と「つりエサのイワキ」で待ち合わせや。うちは今回、筏で型狙いでいくつもりやで、アケミ貝をメインや。生で4kg位持っていきたいけど、懐具合がね・・・で、冷凍を4kg、生1kg購入。沖アミは刺し餌分のみにしとこ。どうもさんと森川氏は沖カセへ行くつもりのようや。0時半頃に相差へ到着。船に荷物を載せ、寝酒にビールを飲んでから各自の車で寝る。(-_-)zzz
4時半に起きると、天気は晴れ、風は少し強いようやけどエエ感じやな。(^^ゞ 事務所に行くと常連の面々が正揃いや。全員では15人位かな・・・ん、少ないな。大将が起きてきて「さぁ行こかぁ」・・・あれ、どうもさんが居らん?と思ったら、桟橋でイガイの採取中やった。(^^ゞ
場 所 相差海釣りセンター
沖筏2号
釣 座 渡鹿野島向き トイレ左横
同乗者 無し
全体の人数 15
天 候 晴れ時々曇り
南西風 強い
潮 流 緩い
海 上 ウネリ無し。風波あり
持参エサ 沖アミLL1ブロック、コーン、サナギ、アケミ貝1kg、冷凍アケミ貝4kg
ダンゴ マルキュー【三重チヌ筏】+荒挽サナギ+砂+活きサナギミンチ荒
を混ぜてボソボソに仕上げた。
フカセ仕掛 竿 がまかつ がまちぬイカダ競技 1.4m+(かせいかだスペシャルUの穂先)
ライン 2号通し(東レ トヨフロン チヌ筏・カカリ)
オモリ 無し〜5B(針上5〜20cm)
がまかつ 改良チヌ4号
遠投丸貝
仕掛
竿 がまかつ がまちぬイカダ硬調 1.5m
ライン 2.5号通し(東レ トヨフロン チヌ筏・カカリ)
オモリ 1.5号中通し(針上30〜100cm)
がまかつ 改良チヌ6号
4:45
〜5:05
出船。1号筏に常連の横井氏と尾本氏、うちは2号筏へ一人で降ろしてもらう。そろそろ朝マズメの丸貝も面白いやろ・・・と団子を打つ前に先ずは丸貝貝で探ってみることにしよ。仕掛の準備にとりかかる。
5:05
〜5:30
底取りしてから針のチモトに5Bのガン玉を付け、がまかつ【改良チヌ】5号針にアケミ貝(丸貝)で、落とし込んで様子を見る。期待して穂先を見つめるけど・・・変化なし。ま、すぐにはチヌも気が付かんかも知れんでな。(^◇^;) 数回繰返してみる・・・アタリは無い。竿下にはまだ居らんかぁ・・・離れたとこに居るんやな。(^◇^;) と、前方へも遠投をして探るけど、チヌの気配は感じられへん。(ーー;) しばらく繰返したけど、アタリがないんで、団子釣りに切りかえる。
5:30
〜6:30
今日の団子はマルキューの【三重チヌ筏】をベースに荒引きサナギと砂を混ぜたものをボソボソに仕上げた。事前情報ではフグがメチャクチャ沸いとるちゅーことやで、先ずはシンプルな団子や。アケミ貝の荒割りと、マルキューの【活きサナギミンチ】をアンコにした団子を5個竿下に落してから、打ち返しを開始。仕掛はミチイトハリス2号通しに針はがまかつ【改良チヌ】4号、針上20cmにガン玉Bを打った。餌は沖アミ、コーン、サナギ、アケミ貝(半貝)、アケミ貝(丸貝)をローテーションしながら打ち返す。でも丸貝以外は、団子から刺し餌がでた途端にフグに取られてしまう。相差のフグはコーンもサナギも大好物のようや。(ーー;)
6:30
〜9:00
状況は変わらず。ただひたすら打ち返し、時々、期待を込めて丸貝落すけど、さっぱり。(^◇^;) でもたまに団子アタリが出始めた。ボラとも違うような感じやけど・・・アイゴかな?まぁ状況は少しづつやけど、良くなっとるようや。
9:00
〜9:50
1号筏の尾本さんが、チヌを釣り上げた。餌はサナギ?のようや。こっち向いて教えてくれたけど、ちと聞き取れ辛かった。(^◇^;) 少し小ぶりやったけど、やっぱ居るんやなぁ・・・流石や。(^^ゞ
うちの下にはチヌ居るような気配は無いんやけどな・・・ん、沖カセのどうもさんらはどうやろ?ちと電話してみると、沖カセはエサトリが全然居らんようや・・・でも隣のカセの北野さんは既に3枚程釣ったらしい。なかなか苦戦しとるようやな・・カセも筏も辛いかぁ。
9:50
〜11:00
ポン太ちんさんが、串本(アケミ丸)へ行っとるんで、電話してみる。最近60UPのチヌも釣れて、絶好釣の串本やけど、状況はイマイチのようやな・・・アジばっかみたい。
夕マズメの丸貝に期待してアケミ貝をポツポツと撒きながら打ち返す。でも竿下にはフグしか居らん、団子にもあたらんようになってしもた・・・あ〜なんか眠くなってきた。(-_-) 場を休める為に昼寝でもするかな・・・とりあえず撒き餌入れとこか。潮が速くなってきたんで、そのまま撒くとポイントがボケるで、底撒き器を使ってアケミ貝とイガイをたっぷりと竿下に撒く。
11:00
〜12:00
横になって20分程ウトウトしとったら、電話で起こされた。(^◇^;) うらっちさんや。寝とったことを悟られんように喋っとったつもりやけどバレたかな。うらっちさんの電話を切ってすぐ後、今度は、この前串本で実寸60.5cmを釣りあげたてっちんさんから電話や。てっちんさんの大チヌキラーは本物やなぁ。そのうち釣るやろ・・って思とったけど、ホンマに釣ってしまうもんな。今年は春前にも拓寸60も釣っとるし。ん〜てっちんさん恐るべし!(^^ゞ 電話を切ってから、今のうちにメシにする。周りの筏も状況は似たような感じなんやろか。1号の横井さんは、よく竿曲げとるけど、アイゴが多いみたいやな。
12:00
〜13:00
場を休めた後、期待を込めて丸貝を落してみるけど反応無し。もしかしたらフグは散ったかな?と団子を落すと、やっぱフグ、フグ、フグ。何か夕方までチヌ釣れる気せんなぁ。 筏の隙間から下を覗いてみたら、ブラクリの周りに年無し級のチヌの姿を2枚確認。居るんやけどなぁ・・・・・チヌの目の前へ丸貝を落してみるけど、完全無視や。見えるチヌは釣れやんかぁ。でも去年、浮いとるチヌの前にイガイを落したら一発で食ったからな。全く食わん訳じゃないやろけど・・・難しいわ。
13:00
〜15:00
団子アタリも無く、丸貝以外はフグばっか・・・まだ状況は変わらへん。ただ南西風がドンドン強くなって穂先が振れて釣り辛くなってきた。風下へ移動しよかと思たけど、今更釣座を替えるのは折角作ったポイントが勿体ないので、オモリをガン玉3Bに替え、穂先の振れを抑えてそのまま続ける。チヌキチさん、コバールさんと続けて激励TELを頂く。(^^ゞ そろそろケータイのバッテリーがヤバくなってきたな。(^◇^;)
15:00
〜16:00
見回り船がやってきた・・・・あれっ?どうもさんと森川氏が乗っとるな。どうやら沖カセは状況が悪いんで、筏へ移動してきたようや。こっちもエエとは言えやんけど・・・エサトリが居るだけマシか。チヌも見えとるしな。(^^ゞ そろそろ時合が近いづいとるハズやけど、相変わらず軟らかい餌では、フグしか釣れん。さぁ、残りの団子を残らず竿下へ落して丸貝に期待や。(^^ゞ
16:00
〜17:00
竿を【がまちぬイカダ硬調】に持ち替えて、ブッコミ仕掛にデカイ丸貝!いつもの遠投仕様で前方を扇上に探る。アタリは無いけど、相差なら信じて打ち返せる!(^^ゞ 丸貝の大きさや色を替えてみながら、探っていく・・・でもアタリ無し。
17:00
〜17:30
風も緩くなり海上も大人しくなって、エエ雰囲気になってきたな・・・と思ってたら、「ガッ、ガッ」と手元まで伝わる前アタリに「あ、しまったぁ!!!」と思いながら反射的に腕が跳ねあがる・・・本アタリを待たずしてアワせてしもて素針を引いた。車で「あ〜マズイ・・」と思いながら動いた手が止まらずにインロックする感じ?!(^◇^;) 本命のアタリに慌ててしもたな・・・でも間違い無くチヌや。残り時間も1時間を切って竿を握る手にも力が入る。何とも言えやん緊張感やな。(^^ゞ 6号筏のどうもさんが、タモ入れしとるのが見える・・エエの釣ったようやな。
17:30
〜18:00
さっきのでチヌを驚かせてしもたんやろか?アタリがあらへん。それでも、さっきアタリがあった場所を中心に探りまくる。残り時間はあと20分位か・・・と時計を見た後に5cm程の大き目の丸貝に待望のチヌアタリ!「クッ」と前アタリを確認し、穂先がゆっくりと海面に吸い込まれそうに押さえ込んだアタリを大アワセを入れるとバッチリ針掛かり。(^○^) エエ引きやぁ。良型やな。数回の締め込みを竿で溜め、慎重なやりとりの末、海面に現れ無事タモに収まったのは46.5cmのチヌ! 引きからするともう少し大きいかと感じたけど・・・産卵後で、食いが上昇中のクロダイは元気がエエな。ストリンガーに繋いですぐに2枚目を狙うけど、結局アタリは続かず納竿。
釣果 46.5cm
エサトリ フグ地獄(-_-;)
総評  沖カセでは30cm級が3枚とちと寂しい釣果・・・筏では1号で30cm級が4枚、他の筏でも同サイズが数枚。15時から6号筏へ移ってきたどうもさんが、17時前後の短い時合に33、42、48cmの3枚を見事にGET!うちと同じように丸貝で遠投したようや。やっぱ大型は団子のポイントより少し離れた所に居るみたいやな。今日は丸貝の遠投が良かったようや。沖カセはイマイチやけど、筏のチヌの食いは上昇中で、これから丸貝への反応もさらに良くなると思われる。フグはメチャクチャ多いけど、丸貝でエサトリをかわし、夏の元気なチヌを狙らってみよう!(^o^)/
↑2号筏のうち。(後ろは1号筏の尾本氏、横井氏) ↑どうもさん、お見事!
↑何とか1枚 (^_^;)


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