2003年釣行記

8月23日(若潮干潮 8:50  満潮 16:16
相差(相差海釣りセンター)沖筏3号

 

 今回は久しぶりの相差。串本でボロボロになったんで相差でリハビリやな。(^^ゞ 先日はどうもさんが、中型主体に32枚と爆釣しとったし、期待してもエエやろか。(^○^) 明日は【奈良の大西満】こと、鹿せんべいさんも来るみたいや。
23時に自宅を出て、釣りえさの【イワキ】で餌を買う。そしたら店の中でHPを見て頂いている方から声を掛けられた。名古屋の斎藤さんという方で、相差へ行くらしい。少し話しをさせて頂き、現地で逢いましょうと、先に店を出た。相差への道、久しぶりやな・・・と思いながら走っとったら、松阪に新しく開店した釣りえさ【エサキチ】を発見。エサはもう買ったけど、ちょと覗いてみよと、立ち寄ってみた。外観は鳥羽店同様、エサ屋に見えんな。(^◇^;) 店内を一回りして、手ぶらで出るのも何やな・・と配合餌を一袋買って店を出た。でも何でR23沿いに作ったんやろ?この方向やと鳥羽方面の釣人が多いで鳥羽店と客がカブらへんのやろか?と要らん心配をしながら走りだす。鳥羽に入り松尾から相差への道中、前を走る軽ワゴン、完全に酔っぱらいや・・・・鋭角的にフラフラと道幅一杯走っとる・・・もらい事故したらタマランなぁ・・と車間を空けて走るけど、チンタラ、チンタラと・・・クッソー腹立つ!(-_-メ) 抜きたくても危なくて抜けへん・・・グッとこらえて走り、やっと相差到着。荷物を船に積もうと渡船場に行くと、海面が光っとる・・・・あかん赤潮や。かなり入っとるようや・・・ちょっと心配になってきたけど、沖は判らんしな・・・とりあえず寝よ。(-_-)zzz
 4時半に起きると、鹿せんべいさんも到着してた。会うの久しぶりやな。(^^ゞ 回りを見渡すと知っとる顔がズラッ。吉田氏、富山氏、杉下氏親子、中西氏、平野氏・・・常連ばっかやん。(^◇^;) 大将も起きてきた。しばらくして大将「用意できたら行こか。」の声でゾロゾロと。案の定、海は真っ赤や。 
場 所 相差海釣りセンター
沖筏3号
釣 座 2号筏(沖)向き
同乗者 無し
全体の人数 20
天 候 晴れ
午前:無風
午後:南風(緩い)
潮 流 緩い
海 上 ウネリ無し。ベタナギ
持参エサ 小ボケ×50尾、アケミ貝2kg、冷凍アケミ貝2kg、沖アミLL1ブロック、コーン、サナギ、
ダンゴ 米ヌカ+荒挽サナギ+押し麦+砂を混ぜてボソボソに仕上げた。
【活きサナギミンチ荒】をアンコ
フカセ仕掛 竿 がまかつ がまちぬイカダ競技 1.4m+(かせいかだスペシャルUの穂先)
ライン 2号通し(東レ トヨフロン チヌ筏・カカリ)
オモリ 無し〜5B(針上5〜20cm)
がまかつ 改良チヌ4号
遠投丸貝
仕掛
竿 がまかつ がまちぬイカダ硬調 1.5m
ライン 2.5号通し(東レ トヨフロン チヌ筏・カカリ)
オモリ 1.5号中通し(針上30〜100cm)
がまかつ 改良チヌ6号
5:10
〜5:30
出船。赤潮やから浅場の筏より、沖カセがエエかな・・・と思たけど、カセの常連中西氏、富山氏、吉田氏らが居るでな・・・まぁ筏でエエか。手前の筏から順次降ろしていき、うちは一人で3号筏に降ろしてもらう。大将の勧めで2号(沖)向きに釣座をとることにした。風無し、ウネリ無し、ベタナギや。海中を見ると赤潮はないけど、綿のような浮遊物がいたる所に・・・何か気色悪いな。でも変なもんが漂っとるけど、潮は澄んどる。もう少し濁りが欲しいとこやけど・・・。筏中央の穴から海中を覗くと、中層にはゆうに年無し級のチヌが10枚程見えた。でかいのが居るやん。(^○^)♪ と嬉しくなたけど・・・浮いとる時はなかなか難しいさな。(^◇^;) さぁ、仕掛の準備や。
5:30
〜6:40
先ずは団子を打たずに丸貝だけで落し込んでみる。1投目、着底と同時にかすかなアタリ。半信半疑でアワさずに仕掛を回収してみると、丸貝が割られとる。おおぉ!チヌ居るやんかぁ。もう一度同様に落し込んでいくと、着底前にまたアタリ・・・押さえ込みを待たずにフワフワとしたアタリで大アワセ!ガンと衝撃が伝わり、一旦掛かったもののすぐに針外れ。あちゃー!(>_<) 底バラシしてしもたぁ・・・もうアカンかな・・・と3投目・・・アタリ無し。もう少し押さえ込むまで待てば良かったな・・・と思ってもあとの祭りや。しばらく丸貝で繰返すけど、全くアタリ無し。
6:40
〜8:00
丸貝を諦め、団子にチェンジ。団子を投入すると、中層でアイゴ、グレが乱舞。アイゴもグレも30cmを超えるようなんばっかや・・・磯師が喜びそうやな。団子が底に着くと、早速団子に触ってくる・・・ボラとは違うようやけど・・チヌとも違う?団子が割れて刺し餌がでると、一瞬でフグの餌食や。沖アミ、ボケ、コーン、サナギとローテーションするけど、釣れるのは全てフグ。この状況やと先ずボラを寄せて、エサトリを散らさんと難しいな。ボラを寄せるために魚粉を団子に混ぜ、打ち返しを続ける。
8:00
〜9:00
天気はメチャエエけど、暑ぅ〜(>_<) それにしても隣の2号筏の若い衆6人組、メチャクチャやかましい。(-_-メ) 経験者も居るようやけど、ほとんどが初めてのようや。暑いし、やかましいし・・・チヌ釣れやんし・・・フグばっかやし・・あ”〜イライラするぅ〜。
大将が来たんで、カセは?と聞くと、富山さんらが、すでに3枚釣ったらしい・・・やっぱ今日は沖カセがエエんやろか。まぁ筏は夕マズメがゴールデンタイムやでな。夕マズメに丸貝で釣る為に、イガイとアケミ貝をポツポツと撒きながらひたすらフグを釣り続ける。
9:00
〜10:00
ひたすらフグと戯れ中。ボラも寄らへん。時おり丸貝を落し込んでみるけど無反応や。
RRR・・・この前爆釣したどうもさんから電話。開口一番「どうチヌだらけやろ?」、うち「いやフグだらけ・・・」状況を話すと、そんなに違うかなぁ・・と不思議がっとった。(^◇^;) 続いて晴海に釣行しとる貴さんから電話、すでに35cm級を3枚釣ったらしい。海は一つしか無いのに・・・何でこんなに様子が違う?!
10:00
〜11:30
状況は変化無し。RRR・・サーフさんから電話。サーフさんは、この夏から横浜へ転勤になって、釣りも行けずに辛そうやな。ま、フグばっかでも釣りに来とるだけ幸せか?! 続いて先日サザラ浦で年無し混じりで良型ばっか爆釣した絶好調男のkurodai55さんから電話。(^^ゞ 55さんの電話を切ったら直後に今度はうらっちさんや。最近本浦でエエ釣りしとるようや。考えたら皆よー釣っとるなぁ・・・何でうちには釣れんの?(-_-)
11:30
〜12:00
「ドボンッ!」の音に前を見ると、2号筏の騒がしい女が海の中に・・・・ついに泳ぎ始めたかぁ!とキレそうになったけど、よく見たら落ちてしもたようや。一人の男があわてて助けとったけど・・・あとのもんは知らん顔?!ん??這い上がった女もケラケラ笑っとる・・・・まぁ平気ならエエけど・・・とりあえず静かにしてくれよぉ。(-_-;) 
RRR・・・てっちんさんから電話で、イガイの針の付け方についてアドバイスを貰った。止まってた潮が前方に流れだし、潮も綺麗になった。これで状況も変わるか??と期待。
12:00
〜12:50
団子が割れてもフグの攻撃がない?そのまま半貝を餌に少し流したら、アタリがあったんやけど、合さずに仕掛を回収すると、ガン玉が潰れとる・・・チヌの仕業や。よっしゃ時合や・・と打ち返すけど、今度はフグばっか。丸貝にはアタリ無し・・・・通りすがりやったんやろか。
RRR・・・BUNさんから電話。ダメですわぁ・・・と言うと津の日本鋼管突堤にはよーけチヌ居ますよぉ、とのこと。今年は日本鋼管突堤でよー釣れとるらしい。前打ちや紀州釣りもしたいんやけどね・・・掛かり釣りもまだまだやり足らんし・・(^◇^;)
電話を切ってとりあえず昼飯にする。
12:50
〜13:30
しかしボラ寄らんなぁ・・・・これだけ打ち返したらボラの1本や2本寄ってもエエんやけどな。
RRR・・・k兄弟(兄)さん、ヒデさん、【おやぢ】さんと立て続けに、応援をもらう。そろそろバッテリーがヤバそう・・・(^◇^;)
13:30
〜15:00
ひたすらフグ、フグ、フグ・・・フグに飽きて、沖アミで中層をフカしてみたら、一発で30cm級のグレがHIT!これならなんぼでも釣れるんやけどな。(-_-;) おっと、こんなことして遊んどったらアカン、アカン。周りの筏も似たような感じなんかなぁ・・・6号の鹿せんべいさんもせっせと打ち返しとるな。負けずに頑張ろ。
15:00
〜16:00
そろそろ丸貝タイムやな・・・でももう少し団子があるで、丸貝を団子に包んで打ち返す。流してみても落し込んでみてもアタリは無い。あ〜何か焦ってきた。(^^;)
RRR・・・誰やぁ、そろそろ時合やのに・・・と思ったら、たもへーさんや。最近チヌ釣り行った話を聞かんけど・・・もしや丘釣り師復活?!(^^ゞ 
16:00
〜16:50
やっと2号筏が帰ってった・・・これで静かになった。チヌも寄ってくるやろ。(^^ゞ さぁ、ここからは団子を一切打たずに、丸貝オンリーで探る。遠投したり、落し込んだり・・・・なかなかアタリはでやんけど、相差の夕マズメは必ず丸貝に反応するハズ!実績があるでやけど信じれるのが強みやな。
16:50
〜17:00
前方へ遠投し、ラインを張ってアタリを待つ・・・・仕掛が落ち付いて10秒程で「コッ」きた!ラインを張らず緩めず、穂先を見つめてると、ゆっくりと押さえ込んだ・・・・ビシッ!と大アワセ。よっしゃー乗ったぁ。(^○^) 久しぶりの心地よい引きを堪能して釣り上げたのは34cmのチヌ。引きからもう少し大きいと思たんやけどな。
17:00
〜18:00
久しぶりのチヌやけど、このサイズでは不満や。今度はもっとデカイ丸貝で探りまくるけどアタリは続かへん。もう居らんのか・・・・もう時間がない・・・丸貝をブッコんでおいて、道具を先に片付けて最後の最後まで粘るけど、アタリは無く終了。
釣果 34cm
エサトリ フグ地獄(-_-;)
総評 今回は納竿1時間前で、かろうじて坊主逃れの1枚。まぁ坊主よりはマシやけど・・・・(^◇^;) 朝のバラシが痛かったな・・・あれはデカかったような気がする。久しぶりのアタリに慌ててしもて早アワセになったのがアカンわ・・・自業自得やな。(+。+)
全体の釣果は沖カセで常連の吉田氏が30〜43cmを8枚、筏では鹿せんべいさんが27〜36cmを6枚、その他は数枚程度で全体でも釣果はイマイチだったようや。やっぱ赤潮の影響かな。それでもあの状況(フグ地獄)で鹿せんべいさん、よー釣ったな・・・聞いたら丸貝じゃなくて沖アミで釣ったらしい・・・恐れ入りました。
ちょっと不満の残る釣りやったけど、どの筏下でも大チヌの姿が見えとったんで、潮が変われば大型も釣れてくるやろ。次回に期待!(^^ゞ
↑小こいけど久しぶりのチヌ (^◇^;)


戻る