2003年釣行記

11月16日(小潮干潮 16:04  満潮 10:47
越賀(美珠丸)カセ

 

 所属クラブ(チヌスタッフ)の例会で越賀の美珠丸へ釣行。美珠丸のHPを見ると、30cm前後のチヌがよく釣れとるようや。去年の今頃は良型が釣れとったけど、今の所、型より数狙いがよさそうやな。今回は前夜移動やなくて、自宅で寝てから深夜2時に出発。小雨が降っとるけど寒くはないな・・・。久居釣具でどうもさん、ヒデさんと合流して、エサキチ松阪店経由で越賀を目指す。道中、えらい勢いで追い越されたと思たら・・・k兄弟(弟)さんや・・・飛ばし過ぎやでぇ。(^◇^;) 4時過ぎに到着。連荘の貴さんは車で寝とるようや。荷物を降ろしてると、顧問の大西満さんをはじめ、メンバーが到着。釣座抽選を済ませても、まだ辺りは真っ暗やけど・・・早々に船も到着して渡船開始らしい。
場 所 越賀 美珠丸カセ
釣 座 東向き、左側
同乗者 貴さん
全体の人数 14
天 候 曇りのち晴れ
ほぼ無風
潮 流 緩い
海 上 穏やか
持参エサ シラサエビ×7杯、アケミ貝×1kg、小ボケ×30尾、沖アミM、コーン、サナギ
ダンゴ マルキュー【秋チヌ】をベースに【深場大チヌ】+【荒引サナギ】+【活サナギミンチ荒】を混ぜバサボソの仕上げた。
フカセ仕掛 竿 がまかつ がまちぬイカダ競技+【満さん穂先】 1.5m
ライン 1.2号通し(東レ トヨフロン チヌ筏・カカリ)
オモリ 無し、ガン玉B〜3B(針上10〜50cm)
がまかつ 改良チヌ2号
遠投仕掛 竿 がまかつ がまちぬイカダ硬調 1.5m
ライン 2号通し(東レ トヨフロン チヌ筏・カカリ)
オモリ 4号中通し
がまかつ 改良チヌ6号
5:45
〜6:30
出船。船上でスタミナドリンクのサービス、ん〜気合が入ってきた。今回例会参加は8名で、4ハイのカセに2名づつ乗る。カセは横一列に並んでいて、水深は20〜25mと比較的深いようや。周りには真珠養殖のビン玉が無数にあり、いかにも沢山のチヌが潜んでいそうな雰囲気や。(^^ゞ うちは貴さんと一緒に渡船場からみて3番目のカセに上がり、先ずは撒き餌の準備から始める。団子はマルキュー【秋チヌ】をベースに【深場大チヌ】、【荒引サナギ】、【活サナギミンチ荒】を混ぜバサボソに仕上げた。自作の底撒き器でシラサエビ、アケミ貝、サナギミンチをたっぷりと撒く。さらにシラサエビをアンコにした団子を10個竿下に落してから仕掛の準備にはいる。小型の数釣りに照準を絞り、細仕掛で挑む。刺し餌にはシラサエビをメインに沖アミ、ボケ、アケミ貝、コーン、サナギを準備。
6:30
〜8:30
団子の割れ具合を調整しながら打ち返しスタート。エサトリは居らんようで、刺し餌はそのまま戻ってくる。とりあえず朝の内はチヌを寄せることに力を注ぎ、団子には刺し餌以外にシラサエビを10尾程とサナギミンチとアミエビを一つまみアンコにして、ひたすら打ち返す。雨もすっかり上がり、快晴、無風で、11月半ばとは思えない程暖かい。潮流は釣座に対して前後に流れる。今の所前方へ払い出し
の潮や。時折、刺し餌を流し気味にしてみるけど、エサトリも全然やな。両隣りのカセはフグやら、タイやら釣れて活性エエようやけど・・・ちと不安になってくるわ。(-_-;)
8:30
〜9:30
隣りのカセの満さんから「そろそろ釣れるでぇ」と声が掛かる・・・・ん、気配あるん?と思とったら、すぐにk兄弟(弟)さんが30cm級のチヌ釣り上げた。満さん「やっぱチヌやったなぁ。団子にアタっとったんは」、そっか、団子アタリがあるんやな。時合かと気合が入るけど、こっちの竿下には何にも居らん。(+。+) でもこれだけシラサエビ撒けば、チヌは必ず近づいて来ているはず?!潮流は前方への払い出しやで、きっと潮下にチヌが居ると思い、中通しオモリの遠投仕掛にボケを刺し、前方を投げ入れ、2回程誘ったら、一発でアタリがでて、先ずは26cmをGET!やっぱ前に居ったなぁ・・・狙い的中で気持ちエエ。(^^ゞ しばらく遠投を繰返したら、チヌアタリはあったけど合わせ損ねてしもた。いつまでも遠投やっとったらチヌが散るんで竿下へ戻る。
9:30
〜10:30
竿下は相変わらずアタリが無い・・・餌もそのまんまや。(-_-) そのうちに寄るやろ・・・せっせと打ち返す。
10:30
〜11:40
打ち返しとると、シラサエビが尻尾だけで戻ってくるけど、穂先にアタリが出ぇへん。そこでガン玉を外し完全フカセにすると、小さいモタレアタリを捕らえ、28cmを追加。貴さんも完全フカセに切り替え、ポツポツと同サイズのチヌを釣り上げ、一気に4枚・・・あらら・・・先行されてしもた。(^◇^;) 貴さんはエビを落し込んでアタリを出したようや。うちも同じようにしてみるんやけどアタリが無い。
11:40
〜12:45
団子に少しアタリがあるんやけど、刺し餌に触らん。チヌ?潮流が変わり、手前に入ってくる潮になったと思ったら、突然チヌアタリ。沖アミで26cmを追加。でも全然連続でアタリがない。通りすがりやろか?と思いながら打ち返しを続けてたら、突然確変動突入!
12:45
〜14:00
団子アタリの後にそぉーと聞き、モタレアタリで30cm。それが引き金になって3〜10分間隔で25cm26cm24cm25cm29cm27cm26cm26cmとほぼ連荘。(^o^) 餌は全てシラサエビやけど、アタリは非常に判り辛い、少し刺し餌が動く位、ラインを張るように聞き合わせをするのが有効やった。まぁこんな繊細なアタリがとれるのも【満さん穂先】のお陰や。(^^ゞ でも水深がある場所での細ハリスは、伸びが大きいんで、アワセた時に手応えがない。(^◇^;) チンタとはいえ、横から満さんが見とるんで、荒っぽい扱いはできんからな・・・大事にやり取りして、確実にタモに導いていく。
14:00
〜15:30
団子が切れたんで、作り直して釣座へ戻ると・・・・あれ?アタリが無くなった。(T_T) 2個程残しておいた団子を団子作っとる間にも落しとったのに・・・散ってしもたんやろか。さっきまでの入れ食いが嘘のように、アタリがなくなった。
15:30
〜16:45
残り1時間ほどになっても、竿下には何も居らん・・・・そこでまたまた遠投仕掛でボケを前方へ投げ入れてみる。着底してから一度上に誘い上げ、仕掛を馴染ませアタリを待つ・・・数秒後に「コツッ」来た!ボケなんでじっくり本アタリを待つと「クゥー」と穂先が入ってアワセる。やっぱ型は小さいけど、27cmを追加。遠投したら一発で乗ったな。(^^ゞ その後も遠投で探るけど、アタリは続かず・・・・竿下を釣ってた貴さんが、シラサエビの落し込みでポツポツと追い上げてきたけど、納竿時間を迎え終了。
釣果 13 24〜30cm
エサトリ ベラ、チャリコ
総評  結局、24〜30cm×13枚で例会初優勝!(^o^)/これも【満さん穂先】の威力?! 同乗の貴さんも同寸10枚、隣カセのk兄弟(弟)さんも、同寸7枚と続き、他も2〜5枚と例会参加者全員がチヌを釣ることができた。もう少し数が伸びるかも思たけど・・・それでも食いの渋い中、各自工夫を凝らしてチヌを手にすることができたエエ例会でした。今回は竿下がアカン時に遠投での狙い撃ちがバッチリ・・・狙い通りってのはホンマ気持ちエエわぁ。(^^ゞ 色々試してみることが大事やわ・・・と改めて思った釣行でした。

▼問い合わせ
美珠丸
電話0599(85)5508
↑(^^ゞ ↑貴さん
↑満さんとk兄弟(弟)さん


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