2004年釣行記

1月20日(大潮干潮 10:43  満潮 15:52
白石湖(はしもと渡船)湖奥の筏(7号)

 

 元旦から解禁になった白石湖では連日年無しが釣れまくっとる・・・でも昔はよく白石湖へ行たけど、あんまりエエ思いしてへんもんなぁ・・・釣人も半端やなく多いし・・釣れとる人は一部やでな。・・・と思とったら、大チヌモドキさん、ヒデさん、BUNさん、k兄弟も年無し含め良型GET!哲さんも58cmという超大型をGET。TOSHIさん、たにやんさんも・・・・周りでこれだけ釣れてくると、白石湖へはもう行かん・・・と思てた気持ちが揺らぐ。(^◇^;) 白石湖の各渡船のHPを見てると、連日年無しがまさに爆釣や。一人で数枚釣った人も居ると聞いては、こうしちゃおられん。【はしもと渡船】の常連である大チヌモドキさんに連絡して「年無し5枚釣れる筏を頼むわぁ。」と予約してもろた。(^^ゞ 釣行前に【はしもと渡船】の若船頭に電話で様子を確認。連日よく釣れとるという。日により状況はかなり違うようで釣れる時間もまちまち、1日中気が抜けやんらしい。天気もエエし暖かい日になりそう・・・絶好の釣り日和やな。よっしゃー!気合入ってきた!(^o^) 出発前にタックルを大型狙いに替えねば・・・ラインを2.5号に巻き直して、竿、針・・と準備はOK!23時に自宅を出発。いつものように【つりえさのイワキ】で餌を買っていざ白石湖へ!R42を飛ばして深夜1時に到着。駐車場はガラガラ・・・さぁ明日は年無し釣るでぇ!(^^ゞ 備えてはよ寝よ。(-_-)zzz 
5時半に起きると、車は全部で3台、、、これだけ釣れとると混むかと思うたけど、意外と少ないな。荷物を渡船場に運んで準備してると、若船頭さんが起きてきた。挨拶して最近の状況を聞きながら長話してしもた・・・船頭さんからも連日釣れとるで釣ってよーって・・・プレッシャーやな。(^◇^;) 気が付くと7時前。ボチボチ出船や。
場 所 白石湖
はしもと渡船Tel 05973-2-0469
湖奥の筏(7号)
釣 座 湾口向き 左側
同乗者 無し
全体の人数
天 候 晴れ
北西風(天気予報では5m/s)
潮 流 無し?
海 上 穏やか。
持参エサ ボケ×40尾、沖アミ、牡蠣ムキミ、アケミ貝×1kg
ダンゴ マルキュー【三重チヌ】+【深場大チヌ】+【生サナギミンチ】、潰したオキアミを混ぜてボソボソに仕上げた。
仕掛 竿 がまかつ がまちぬ いかだ硬調 1.5m
ライン 2.5号通し(サンライン トルネードちぬかかりSP2)
オモリ 無し〜B、中通しオモリ2号
がまかつ 改良チヌ6号
6:50
〜7:20
1人遅れとるようで、とりあえず4人で出船。風も無いしエエ感じ。渡船場から近い3号、4号筏に2人組と1人が降りた。3号筏ってぇーと、一昨日1人で13枚釣れたとこやな・・・うちは一番湖奥の筏へ1人で降ろしてもらった。ここは昨日はBUNさんが54cm、一昨日はひでさんが52.5cmの年無し釣っとる場所や。昨日の内に2人から状況は聞いたけど、2人とも間違い無く(年無し)釣れる!って言うけど・・・ホンマ、プレッシャーやな。(^◇^;) この筏の水深は約8m、これでも白石湖では深い方やな。白石湖では朝にキビレの回遊がある為、朝一は団子を使わず、ボケ等を遠投して探るのが白石湖流。でも最近は朝はイマイチ・・って聞いとるけど、ま、とりあえず遠投からスタートやな。最近は下向きリールばっか使っとったけど、大物狙いは両軸リールの方が有利やわな・・・・でもラインの出し易い下向きも遠投にはエエし・・・とりあえずバイキングでやってみよ。
7:20
〜7:50
スタート!5Bガン玉を針上20センチに打ち、ボケを遠投して前方を扇状に探っていく。早くも2投目にアタリ!あまり引かんけど・・・水中に銀鱗が・・おっ、小さいけどチヌ?と思たけど、ヘダイやった。白石湖でヘダイ釣ったんは初めてやな。続けて遠投を繰返す。アケミ貝の貝柱を切ってパラパラと撒きながら遠投。キビレはボケの頭だけくわえて走ることがあるで、アタリは大きく出るけど、アタリが出ても一呼吸置いてアワした方がバラシが少ない。開始から約30分、着底間際に「ググッ」と穂先が振るえ続いて大きく押さえ込まれた。大アワセを入れるとバッチリ針掛かり。しかし最初の突っ込みがあまりに暴力的で、慣れない右手での竿操作がおぼつかず、溜めることができずに竿をのされてラインブレイク。(T_T)自分のミスでのバラシ・・・かなりの大型の手応えやったのに・・・メチャ落ち込む。
7:50
〜9:00
気を取りなおして、使い慣れたチヌチェイサーにチェンジ。しばらくして、ボケに「コッン」とアタリ、緊張しえ穂先を見つめるけど、アタリは続かへん・・・仕掛を回収したらボケが潰れてた。くそぉーチヌやな。食い込まへんだか・・・繰返して遠投するけど、次のチャンスは訪れやん。 山の間から日が昇ってきた。そろそろ直下の団子釣りやな。
9:00
〜10:30
さぁ、団子の準備や。マルキュー【三重チヌ】をベースに【深場大チヌ】、【生サナギミンチ】、潰した沖アミを混ぜ、バサボソに仕上げた。先ずは団子を15個程竿下へ落して・・と。餌をボケ、沖アミ、牡蛎のムキミとローテーションしながら打ち返すけど、エサトリすらアタリが無い。あと白石湖の筏は、陸から湖を横切るように張ったロープに連結されている為、風が緩いとはいえ、前後によく動く。一点にポイントを決めずに筏の位置をよく確認しながら一直線に撒き餌の帯を作るつもりで撒き餌をした方がエエやろな。1時間位経過した頃、やっと団子アタリが出始めた。でもしつこくないアタリ・・・正体何やろ?刺し餌には全く触らへん。
10:30
〜12:00
RRR・・・ひでさんから電話・・・一昨日はエサトリ(ウミタナゴ)やボラの活性も高かった様子、随分様子がちゃうな。しばらくして今度は仕事の電話や。(ーー;) 手は休めずに何とか電話で対応してやり過ごした。(^◇^;) 団子を追い打ちしながらアタリを待つけど状況は変わらず・・・エサトリも居らん。
RRR・・・今度はてっちんさん、どうもさんから応援TEL.。続いて大チヌモドキさんからも・・・先週までの相差ん時はあまり電話も掛かってこんだけど、今が旬の場所だけに皆気になるんやなぁ。(^^ゞ
12:00
〜13:30
団子釣りにしてから1度も餌取られやんけど、数釣りと違て、セカセカしてへんから・・ノンビリしてエエ感じや。鍋焼きウドンもノンビリ食えるし。(^^ゞ 前の筏(他所の渡船)、時々ボラかウグイを掛けとるようや・・・こっちと状況が違うようやな。RRR・・・昨日の覇者BUNさんからや。昨日の状況を詳しく教えてもらい、非常に参考になった。
13:30
〜15:00
しかしアタリが無いなぁ・・・・ここまでアタリが無いとは・・・サスガ白石湖。(^◇^;) ま、夕方の時合を信じてやるしかない。竿一杯上へ誘い上げ、ゆっくり落していった時にフワフワとアタリ・・・少し押さえ込んでからアワせると乗った。何かあんまり引かんけど・・・30cmクラスのチヌ??と油断してたら、釣座の真下にブラ下がっとる牡蛎のロープに巻かれてしもた。正体は見れず・・・数少ないアタリを何やっとんのや。(ーー;)アカン、気合足りんな。でも何処の筏も釣れとる様子は無い。
15:00
〜16:00
竿下ではアタリが無いんで、得意の中通しオモリでの遠投仕掛にチェンジ。朝は軽い仕掛で遠投しとったけど、残り時間も少ないし・・・着底までの時間が少しでも惜しいんで。ボケを餌に前方を探っていく。アケミ貝を撒きながら、団子は竿下へ落しながら探り続ける・・・でもアタリ無し。ボケはいつまでも元気や。
16:00
〜17:30
前方90°位の間を探っとったけどアタリが全く無いんで、16時過ぎに左側にある牡蛎棚の前、ほぼ真横へ遠投。一度誘いを入れてから仕掛が馴染んだ時に「グンッ」、「グググ」と待望のアタリにフルスイング!その瞬間の暴力的な突っ込みを竿で溜め、ロープに注意しながら強引に巻き上げる。浅場のチヌはホンマによー引くわ。(^o^)途中、竿の角度を保つために一度だけラインを出したけど、2.5号ラインを信じて強引に巻き上げると水面を割ったのは紛れもない年無しチヌ!慎重にタモ入れしてメジャーを当てると実寸52cm。やったぁ!久しぶりの年無し!嬉しいぃ!o(^o^)o ストリンガーに繋いでから2枚目を狙って遠投を続けるけど、結局アタリは無く・・・暗くなって穂先も見えやんようになって終了。
釣果 52cm(2.85kg)
エサトリ なし
総評 若船頭さんに検寸してもらうと、実寸52cm、メジャーを魚体に沿わす(拓寸)と55cm。実寸とエライ違うけど、このチヌは体長のわりに体重が2.85kgとよく肥えており、すでに抱卵しとった。デブチヌのせいで拓寸はデカイ。(^^ゞ 他の筏では30cm級が一枚釣れとったけど、全体でエサトリも少なく魚の活性は低かったようや。そんな状況やっただけに朝のバラシがなかったらもう1枚あったのに・・・と思うと悔しいけど自業自得やでな。(^◇^;) でも久しぶり且つ白石湖初の年無しを釣ることができて大満足の釣行や。帰りに【つりえさのイワキ】へ寄って、釣り帰りで御疲れの大将に魚拓を取ってもろた。イワキの大将おおきにぃ!m(__)m このチヌの胃袋の内容物は押し麦、サナギ、沖アミ、ボケ、アケミ貝(貝殻付)と何でも食うとった。これを打っとる間にも釣友からは白石湖での年無しGETの話が聞こえてくる・・・・我慢できずにまたまた予約の電話をしてしもた。(^◇^;) さぁ、次回も白石湖で年無し釣るでぇ!
↑穏やか・・・ ↑年無し
↑σ(^o^) ↑胃袋の内容物


戻る