2005年釣行記

10月26日(小潮干潮 5:40  満潮 14:04
本浦(やま栄渡船)
【チヌスタッフ例会】

 

好調の本浦でチヌスタッフの例会。前週にk兄弟(兄)さんが釣行した時は良型中心の数釣りということで、いやでも期待が高まる。今回は顧問の大西満さんも参加やし、楽しい例会になりそうや。(^^ゞ 誰でもそうやろけど、釣行までのシュミレーションが楽しい、団子はこうして・・・餌は・・・攻め方は・・・とあれこれ考えて、実釣とピタッと重なると最高やけど、なかなかそうはイカンわな。(^_^;) とりあえず晩秋の本浦ということやで数釣りをメインに、今回も黒工CUPの練習やな。いつもシラサエビは自分で採りに行くんやけど最近あまり採れやんくなってきた。今回は平日でもあり、採取する時間もなかったんで久しぶりに店で買う。シラサエビといったら、鳥羽の橋本釣具店が安くて量が多いことで有名、1杯の量が他所の2倍とはいわんけど、1.5倍はあると思う。エビ使いの満さん、他名手もご用達の店や。営業時間は時期によって違うけど、エビの季節なら4時頃には開いとる。開店時間に合わせて到着すると、丁度満さん、てっちんさん、k兄弟、ポン太ちんも既に来てた。合流して本浦へ。明るくなってきた頃にもメンバーも全員集合。今回は大村島の筏3基に分乗するとのこと、早速釣座の抽選し、うちは一番手前の筏や。去年の本浦例会でもエエ釣りができた場所、これは期待してもエエかな。(^^ゞ
場 所 本浦(山栄渡船)大村島筏
釣 座 沖向き
同乗者 k兄弟(兄)さん、水谷さん
全体の人数 30人位
天 候 曇り
北西風
潮 流 釣座に対し左右の流れ。(緩い)
海 上 ウネリ無し。風波あり。
持参エサ シラサエビ×5杯、アケミ貝×2kg、沖アミLL1ブロック、コーン、サナギ
ダンゴ マルキュー【三重チヌ筏】をベースに【深場大チヌ】、【チヌパワー】、【荒びきさなぎ】、押し麦
を混ぜ、海水でベチャベチャの柔らか団子に仕上げた。
アンコに【活さなぎミンチ】【シラサエビ】
仕掛 竿 黒鯛工房 THEチヌリミテッド競技 1.4m (Type4競技-MF)
ライン 1.2号通し(ボナンザ ナノテック筏ちぬFC)
オモリ 無し〜 ラバーコートガン玉(景山産業) 8B(針上5〜60cm)
がまかつ 一刀チヌ1
6:50
〜7:25
出船。船の上でk兄弟(兄)さんが、ロッドケースから竿を取り出した。それを見て皆から「おおっ!」と歓声が上がる。銀色に怪しく光るブランク・・・黒鯛工房の「アスリート競技」や。早々に手に入れてるとは流石やな。実際に見るのは初めてやったけど、今までにないしなやかな胴、繊細な穂先、何よりもデザインが斬新や。ん〜欲しい!(>_<) でも定価で7万超ちゅーのはなかなか手が出やンわ。(^_^;) 黒工CUPの優勝賞品という噂もあるで、これは絶対優勝せな!(`ヘ´)  とりあえず今日の例会で優勝したいけど・・k兄弟(兄)さん得意の本浦(大村島)で最新兵器を持ち込まれたら、、これはマジで手ごわい。(-_-)
3基ある大村島筏の一番手前の筏にk兄弟(兄)さん、水谷さんと3人で降ろしてもらった。うちの釣座選択権はビリ、先ずはk兄弟(兄)さんが、指定席の大村島向きの左側へ、右側に水谷さんが釣座を決めた。反対向きにしようかと思たけど、向かい風になるんで、沖向き(隣の筏向き)に釣座を構えて、早速準備。シラサエビ、沖アミ、コーン、それにアケミ丸貝をたっぷり仕込んだ柔らか団子を半桶ほど、竿下へ落としてから仕掛けの準備。
7:25
〜8:00
スタート。片手で握った団子に刺し餌(シラサエビ)とさらにシラサエビ数尾を握り込んでは打ち返す。予想通り、底はアイゴだらけ。とりあえずハイペースで手返しを繰り返した数投目、エビにチンタ(18a)が食い付いた。自分的には20a未満は数に入れやんのやけど、例会規定サイズ(15a)はクリアしとるんでとりあえずスカリに入れる。
8:00
〜10:00
手返しを続けると、ボラ、ヘダイも寄ってきた。時折、チンタ(15〜18a)も掛かり、小さいながらも12枚。他の筏は不調そうで、同乗の2人もイマイチ・・・今の所、頭2つは抜けとる?!この調子で突っ走りたいけど、k兄弟(兄)さんはスロースターターやでな・・・油断はできん。(^_^;)
10:00
〜12:00
エエ感じ、ポツポツながらチンタが釣れ、オキアミにしてやっと、少しマシな22a、23aを追加。数は22尾
他の筏も釣れだした様子、同乗2人もかなりのペースで追い上げてきた。追いつかれそう。(^_^;)
しかし想定外のチンタ・・・良型の数釣りのハズやったのに・・・最近の釣果にもこんなサイズは釣れてへんだのに。見回りにきた栄造さんも驚いとった。
12:00
〜14:30
ラッシュって程も寄ってないけど、相変わらずポツポツとチンタが掛かる。餌はオキアミ、コーン、シラサエビ。ボラもガンガン、時折ヘダイも掛かってくる。ん〜型は寂しいけど楽しい釣りや。(^^ゞ この時点で数は40枚くらい。
14:30
〜16:30
少しペースダウン、竿下はアイゴとボラまるけ・・・広角で前方を探りながら、ポツポツと追加。
16:30
〜17:00
残り30分、皆、数は似たようなもん。ついにk兄弟(兄)さんは、奥義「帰ったフリ釣法」を繰り出した。これは終了間際に残りの団子を全て落とし、団子桶をガンガン音を立てて洗って、チヌが「やっと釣りは終わった、これで安心して餌が食える」という状況を人為的に作り出し、デカイ丸貝を放り込んで待つ・・・という技。はた迷惑な釣法ではあるけど、これでデカチヌが釣れる確立が非常に高いという事実は間違い無い。( ̄^ ̄)  しばらくしてk兄弟(兄)さんが「きたぁ!」と叫ぶ!ふり返って見ると竿が大きく曲がって明らかに大型チヌの引き、細仕掛けで慎重なやり取りをしとったけど、痛恨のラインブレイク。惜しい・・・時計は終了10分前、やっぱデカイのも居ったか。しかしk兄弟(兄)さんは、最後にやってくれるわ。参った。うちも団子を全て落としてから最後に釣れた経験は多いけど、桶を叩くまではせーへんから・・・ホンマはどーなんやろ?(^_^;)
釣果 11 20〜25a×7枚、25〜30a×3枚、35a×1枚、 チンタ20a未満 多数。
エサトリ アイゴ、ヘダイ
総評 結果、うちは54枚、k兄弟(兄)さん57枚、水谷さん52枚、k兄弟(弟)さん52枚、他も10〜30枚づつは釣れて、例会参加11人で総枚数は384枚。結局、うちは先行したものの逃げることができず、k兄弟(兄)さんに追い付かれ、2位に甘んじてしもた。残念。(^_^;) 型は皆似た感じ、最後のk兄さんのが釣れとりゃかなりエエサイズと思われただけに惜しかった。
釣ったチヌは活きているのは全てリリースし、死んでしもた魚は持ちかえり、久しぶりに味醂干しを楽しんだ。(^.^)
本浦は丁度この日を境にチンタが釣れ盛った模様、数日後に兼松さんが、小さいながらも100枚以上釣ってた、流石やな。今までチンタなんて・・・と釣っても楽しくないと思とったけど、100枚釣るのは大変なことや・・・KAKUさんが時速30枚とか書いとるけど、考えたら凄いことや・・うちも自分の限界を試したくなってきた今日この頃。それなりの場所でそれなりの日に当たらんと無理やろけど、これからは意識して数釣りやってみよ。(^^)
 優勝 k兄弟(兄)さん 準優勝 (^^)v


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