2005年釣行記

11月13日(中潮干潮 9:27  満潮 15:37
清水港(ふじや釣舟店)
【正木杯 in清水港 】

 

 今回は清水港(清水釣船業協同組合)のカセで行われる【正木杯】に参加。【正木杯】はサムライチヌでお馴染み、正木義則さんを中心に「チヌかかり釣りの更なる発展と普及を目指して」という主旨で、クラブ対抗の大会や。(^^) 大西満さんとチヌスタッフメンバー(どうもさん、亀るーんさん)の4人でエントリー。
 清水港のかかり釣りというと親船がカセを引いてポイントに係留してダンゴで釣る釣り方で、出前の配達、座布団や手拭きタオル、手網も用意されており、別名「大名釣り」と呼ばれる伝統的で風情のあるチヌ釣り。前から一度行ってみたいと思とったけど、ちと遠いんで行きそびれそったから・・今回はエエ機会。(^.^) 交通費もバカにならんから4人で一緒に行くことにした。けど・・果たして4人分の荷物載るやろか?(^◇^;) 皆と申し合わせて竿以外の荷物は一人3個までとした。うちは普段から荷物が多い方なんで荷造りに苦慮したけど何とかエビクーラー含めて3個に収納。前夜22時に津の待ち合わせ場所で皆と合流。うちの車に4人分の荷物を積み込み出発!(^.^) ナビで確認すると津から清水港までは260km、串本より少し遠いけど、道程のほとんどが高速なんで、サービスエリアで休憩しながらも約3時間で到着。受付まで未だ3時間程あるんで車で仮眠・・・・・・・・・しかし荷物が載ったままではシートも倒せやんからか4人はかなりキツイ。皆が寝かけた頃、満さんが寝言のように「10分でエエから横になりたいなぁ・・・」って、ちと気の毒やな。(^_^;) 
熟睡には程遠いけど2時間位は寝れたやろか・・周りが騒がしくなって起きると既に受付が始まってた。受付と釣座の抽選を済まして、鈴木会長@清潮会の司会で開会式と正木さんの挨拶が終わると各自釣場へ移動。うちら4人は3軒の渡船屋に分かれることになった。【原金つり船】、【山本釣船店】と順番に人と荷物を降ろして、うちは最後に【ふじや釣舟店】に向かう。既にほとんどの人がカセに乗って準備万端や。慌てて荷物を降ろして、案内のままカセに乗り込む。今回同乗させてもらうのは、清水港の常連である柳沢氏@(関東チヌ研)、三重のカセとは勝手が違うので戸惑ってたら、柳沢氏が色々と教えてくれた。(^^)
場 所 清水港(ふじや釣舟店)貯木場カセ
釣 座 東向きの右側
同乗者 柳沢氏@(関東チヌ研)
全体の人数 71
天 候 晴れ
無し
潮 流 釣座に対し左右の流れ。(午後は速い)
海 上 ウネリ無し。穏やか。
持参エサ  【くわせアミエビ】、シラサエビ×5杯、オキアミLL、コーン、サナギ、アケミ貝×1kg
ダンゴ 渡船屋の生オカラをベースにバラス(砂利)を混ぜ、粘りと集魚力を加えるためマルキュー【チヌパワー】【荒びきさなぎ】【深場大チヌ】をブレンド。
仕掛 竿 黒鯛工房 【THEチヌリミテッド競技】1.4b
ライン 1.2号通し(ボナンザ ナノテック筏ちぬFC)
オモリ 無し〜【ラバーコートガン玉】(景山産業)6B
がまかつ 一刀チヌ1
6:30
〜7:30
いよいよ出船。渡船場は清水港につながる巴川の岸にあり、親船が10艘以上のカセを引いて川を下っていく様は壮観や。ポイント到着までの時間を利用して仕掛けと団子の準備を行う。団子は清水港独特の生オカラをベースにバラス(砂利)を混ぜたものに粘りと集魚力を加えるためマルキュー【チヌパワー】【荒びきさなぎ】【深場大チヌ】をブレンド。仕掛けは数釣り仕様として、竿は黒鯛工房【THEチヌリミテッド競技】1.4b、ラインはボナンザ【ナノテック筏ちぬFC】の1.2号を使用、針はがまかつ【一刀チヌ】1号。とりあえずこの仕様でスタートや。
7:30
〜8:30
やっとポイントに到着。清水港の最奥部にある貯木場や。よく聞いたことのあるポイントやけど、驚く程水深は浅い。3〜4bや。でもチヌの越冬場でもあり、魚影は年中濃い釣り場ということや。(^.^)先ず最初の撒き餌としてシラサエビとアミエビ、【活さなぎミンチ】をたっぷりアンコにしたソフトボール大の団子を10個程落してから釣り開始。シラサエビをメインにアミエビ、沖アミをローテーションし、時々変化を付けるためにアケミ貝、コーン、サナギも使用。オカラ団子の割れ具合を確認しながら打ち返すけど、刺し餌はそのまま戻ってくることも多く、餌取りも含め魚の寄りは今一つ。
8:30
〜11:00
手返しの団子にもシラサエビ、アミエビを多目にアンコにし、さらに追加の団子も落としながら魚を寄せることに注力する。それが功を奏してか、少しづつ刺し餌に触るようになってきた。団子アタリも出始めたけどチヌの気配が感じられやんため、針上30aにガン玉6Bを打ち、シラサエビで前方を探ると、底から50aほど上でアタリが出て20aに満たないチンタがポツポツと釣れ始めた。
11:00
〜12:30
状況は悪くないけど、規定サイズ(20a)がクリアできん、(ーー;) でも柳沢氏はキッチリ良型を数枚GET! 何で??と思たら、餌は全てボケとのこと。清水ではあまりボケは使わんって聞いたし、シラサエビがあれば大丈夫やろっ、てボケを持参せんだことを後悔。(^_^;)
12:30
〜14:00
潮が向かって右→左へ流れ始めた。結構速い。チンタの活性は益々高くなってきたけど、チンタと侮ってたら意外と掛けるのが難しい。(^_^;) 団子が割れた直後に1bほど誘い上げてからゆっくり落とし込むようにするとアタリが連発。チヌは少し浮いているように感じられ、上へのゆっくりした誘いや、鋭角的な誘いでチヌは刺し餌を食ってきたけど活性が高すぎるのか、前アタリから本アタリが非常に短く、且つ本アタリは穂先がモヤモヤする程度なので判り難い。団子釣り(直下)と広角釣法(遠投落とし込み)を繰り返してアタリを拾い、納竿の14時には20枚以上のチンタがスカリに収まったけど・・・。
釣果
エサトリ チンタ?
総評 結果、チンタ13〜18aを沢山。規定サイズなし。(+_+) 数を釣れば規定サイズ(20a)をクリアするのが混ざるやろと思とったけど・・・でも同乗の柳沢氏はボケ餌の遠投で35a級と40a級を釣り上げとったし、、いつもの釣りならボケも持参するけど、今回に限り持ってへん。今回はシラサエビがメインという思い込みもあったけど、やっぱ色々な状況を想定して餌を持ってこなアカンなぁ。(^_^;)
 チヌスタッフとしては満さんが2枚、亀るーんさんが2枚の計4枚で4位という結果。足を引っ張り申し訳ない。m(__)m
表彰式の後はお楽しみ抽選会で盛り上がりました。(^^)
この大会はメーカー主催じゃないのに、遠くは四国から中部関東圏のチヌ師が集まり、参加者71名という大規模な大会となったのも正木さんの人柄と、運営スタッフのお陰やね。(^.^) 1日楽しませて頂きおおきにでした。

大会結果は以下のとおり
【個人】
1位 伏見勝利@清水港チヌ研 5枚
2位 滝 幸夫@讚友会 4枚
3位 前田芳政@清潮会 4枚

【クラブ】
1位 讚友会 8枚
2位 清水港チヌ研 7枚
3位 チーム松与 6枚

▼問い合わせ
【清水釣船業協同組合】
山本釣船店  電話0543(52)3217
ふじや釣舟店 電話0543(52)1704
原金つり船  電話0543(52)3065
 出船前 ホンマは丼で撮りたかったけど・・(^_^;)
柳澤氏、お見事!(^.^)
集合写真


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