2006年釣行記

1月13日(小潮干潮 11:38  満潮 16:57
相差(相差海釣りセンター)4号湾口カセ

 

 この時期はチヌの活性が低く、数少ないアタリ、チャンスをものにするにはやっぱ釣り場選びが大事。厳冬期の掛かり釣りというと紀東方面が定石やけど、冬場でも十分に実績があるのが相差の筏・カセや。白石湖も好調に釣れとるん少々迷ったけど、やっぱ相差へ。日ムラがあるんでポイントが絞り難いけど、前回は湾内筏やで今回は沖カセでやってみるかな。ただ午後から雨で波も1.5m→2.5mって予報だけが心配やな。
この時期の平日やし混むことはないやろ・・・ってことで4時に自宅を出たけど、それでも5時過ぎには到着。練炭に火を入れて準備してたら大将も起きてきた。熱々のカップシチューをご馳走になって、コーヒー飲んで・・・大将と世間話しながら、すっかりくつろいどったけど他に釣人が来る気配なし。(^_^;)

場 所 相差海釣りセンター
4号湾口カセ
釣 座 安乗向き
同乗者 なし
全体の人数
天 候 曇り
北西風
潮 流 緩い
海 上 午後からウネリ高い。
持参エサ ボケ(小)×50尾、【くわせオキアミスペシャル】
ダンゴ マルキュー【三重チヌ筏】+【深場大チヌ】+【荒びきさなぎ】、潰したオキアミ、アミエビを混ぜてボソボソに仕上げた。
仕掛 竿 がまかつ がまちぬカセイカダスペシャル 1.2m
ライン 1.5号通し(ボナンザ ナノテック筏ちぬFC)
オモリ 無し〜【ラバーコートガン玉】(景山産業)3B、中通し3号
がまかつ 改良チヌ3号
7:00
〜7:40
結局うち一人だけで出船、相差のチヌ一人占めやな。どんより曇って風も緩く比較的暖かい日になりそうや。渡船場から10分程で沖カセに到着、早速準備を開始。団子はマルキュー【三重チヌ筏】半箱をベースに【深場大チヌ】半袋、【荒びきさなぎ】半袋、さらに両手に2杯の砂をよく混ぜ、そこへ潰した沖アミとアミエビを加えて、少しの海水でバサボソに仕上げた。活性の低い時期だけに最初に沢山撒き餌をしたいとこやけど、ココは潮通しがよくて水深があるので、団子だけの投入はポイントがぼやける恐れがあるので避ける。
7:40
〜9:00
 刺し餌は小ボケとマルキューのくわせオキアミスペシャル(L)を準備し、先ずはフカセ仕掛けでスタート。刺し餌をローテーションしながら手返しを繰り返すが全く生命反応がない。とりあえず最初は撒き餌のつもりで、せっせと団子を打ち返す。今の所、潮は比較的緩い。
9:00
〜10:00
打ち返せども餌取りすら寄らず。(~Q~;)
アカン、早くも心が折れそう・・・と思てたら、一度だけ団子に「ゴンっ」とアタったけど、それっきり。
10:00
〜10:30
RRR・・・大チヌモドキさんより電話や。暇にまかせてつい長電話。(^_^;)
電話中も機械のように打ち返しだけは休まずやけど。
10:30
〜11:00
電話を切ってすぐ、今日初めて刺し餌にアタリがでた。でも正体はキス。竿下はチヌの気配が全く感じられんので、3号中通しオモリの遠投仕掛でボケを餌に前方を探り始めると3投目でいきなり「グゥー」と穂先を押さえ込む大きなアタリ!合わせるとギュンと竿を一気に絞り込む。1.5号ラインなんで慎重なやり取りを行いながらも心地よい引きを楽しんだ。数回のポンピングで海面に現れた47aの良型チヌに思わず「よっしぁー!」と叫ぶ。(^O^)
11:00
〜13:00
さっきの1枚で、自分の活性はメチャ上がったけど、アタリはそれっきり・・・海の中は何事も無かったかのような感じ。(-_-) またフカセ仕掛に戻ってせっせと打ち返す。風は無いけど、ウネリが少し高くなってきた。
13:00
〜14:00
低気圧が近づいとるせいでウネリはますます高くなってきた。カセは3mほどゆっくり上下・・・昔なら酔ってギブアップするとこやけど、ここのカセに通ったお陰で随分慣れたな。うちはウネリが高い時は矢引きにガン玉打ってハワセ幅を大きくとり、竿先をウネリに同調させて上下して対処することが多いけど・・・ウネリは仕掛けを安定させるのに神経使うけど、何と言っても腰が辛いわ。(+_+)
14:00
〜15:00
竿下は相変わらずエサトリも皆無。込み潮になって流れが速くなってきた。今度は水中ウキ(−3B)を針上70aに付け潮流に乗せ潮下へ流し込む作戦に変更。すると6,7ヒロ程流した所でアタリがでた。流し込んで糸フケが出ているのと、その分ラインの伸びを考えて大合わせを入れるとバッチリ針掛かり・・・で35aGET!(^O^) 餌はボケ。
15:00
〜16:00
もっと、もっと流し込んだり、超遠投してみたり・・・試行錯誤するもアタリは無し。ウネリもますます高くなり・・・最終の17時を待たずして心が折れた。大将に電話して1時間早退。(x_x)
釣果 35a、47a
エサトリ なし
総評  やっぱこの時期は魚の活性が低い、竿下に寄せるべくガンガン打ち返したけど寄せ切れず。遠投や流し込みで広範囲に探ったのが功を奏しようや。とりあえず久しぶりに良型も釣れて満足の釣行やな。(^^)
ちなみにチヌの胃袋チェックをしてみると、35aは空っぽ、47aはアケミ貝(殻も)、オキアミ、押し麦、海草と胃袋パンパンやった。海草以外は撒き餌を沢山食っとる訳や、47aは遠投で釣ったけど、竿下周辺にも来とったちゅーことやな。35aは随分潮下で釣れたけど撒き餌に寄ったというより、こっちから迎えに行った感じ?! 勝手な思い込みかもしれんけど色々考えるのは楽しい。(^^ゞ
47aの胃袋内容物


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