2006年釣行記
７月６日（中潮）干潮 8:07 満潮 14:36
串本・大島（大裕丸）テトラ前カセ
| 今年は絶好釣の串本、５月中旬以降、衰えることなく釣れ続いとる。前回のリベンジを果たすべく再挑戦や。（｀ﾍ´）
気合は十分やけど、台風３号が近づき、さらに梅雨前線が停滞してて当日は激しい雨の予報・・・最近は各地でも記録的な大雨が多い。串本も数日前の大雨で冠水したらしい。ちと心配やな。(-.-) 今回も仕事遅くなってしもて自宅を出たのは２３時半頃、出る時は雨も降ってなかったけど、新宮から大雨、現着は２時４５分、まだ誰も来てないんで、待合所前へ車を停め仮眠。 ４時半に起きるとバケツをひっくり返したような大雨や。釣人は全部で４人、あまりに激しい雨なんでしばらく様子を見ることにした。(^◇^;) ７時になってようやく小雨になったんで出船。 |
||
| 場 所 | 串本・大島（大裕丸） テトラ前カセ | |
| 釣 座 | 大島向き | |
| 同乗者 | なし | |
| 全体の人数 | ４人 | |
| 天 候 | 大雨→曇り | |
| 風 | 南東風強い | |
| 潮 流 | 緩い | |
| 海 上 | ウネリなし、風波あり | |
| 持参エサ | ボケ×３０尾、甘エビ、マルキュー【くわせコーン】、【くわせオキアミスペシャル】、【魚玉】 | |
| ダンゴ | マルキュー【三重チヌ筏】＋【赤だんごチヌ】＋【深場大チヌ】＋【チヌスパイス】＋【メガミックスチヌ】＋【荒びきさなぎ】＋【活きサナギミンチ】 | |
| 仕掛 | 竿 | がまかつ がまちぬいかだ競技 １．４ｍ |
| ライン | 2.5号通し（ボナンザ ナノテック海ハリス） | |
| オモリ | 完全フカセ、ラバーコートガン玉（景山産業）３B～５B | |
| 針 | ささめ針 ヤイバチヌ ヒネリなし ５～８号 | |
| ７：００ ～７：３０ |
出船。南東風がメチャ強いけど、串本側のテトラ前は風裏だから大丈夫とのことで、空小割にかけてある通称「テトラ前カセ」に渡してもらった。ここの水深は約１０㍍で潮通しもよく大型チヌの実績も高い。右手にくしもと大橋、左手には名勝橋杭岩を望む絶景ポイントや。(^.^) 他の３人も並びのカセ２ハイに分乗。 早速準備に取り掛かる。団子はマルキューの【三重チヌ筏】と【赤だんごチヌ】を２：１に混ぜたものをベースに【深場大チヌ】、【メガミックスチヌ】、【活きサナギミンチ】各半袋を混ぜ水分を少なめにパサパサに仕上げた。この配合でしっかり固く握るとボラに途中で割られることなく、海底では程なく割れる団子になる。仕掛けは２．５号ラインを通しで使い大型に備えた。完全フカセ（ノーシンカー）をメインに潮流に合わせてガン玉（２Ｂ～５Ｂ）を使用。刺し餌にはボケ、甘エビ、マルキュー【くわせコーン】、【くわせオキアミスペシャル】、【魚玉】を準備。 |
|
| ７：３０ ～８：００ |
スタート。１投目からボラガンガンや。ボラが団子を割ると程なく、エサトリ（ハゲ、ハコフグ）に刺し餌を取られる。やっぱ串本は活性が違うなぁ。(^o^) | |
| ８：００ ～９：００ |
潮はカセの下へゆっくり入る。ボラが海面まで上ってくるようになってきた。底～上間でボラだらけ。エサトリの状況は変わらず。またまたドシャぶりの大雨・・・でも２０分程で止んだ。(-.-) | |
| ９：００ ～１１：００ |
刺しエサをローテーションしながら打ち返し、丸貝や魚玉を落とし込んでみたりもするも、エサトリ元気。(-.-) 今年の三重に比べたら魚の活性は雲泥の差やな。 隣カセもボラは釣っとるようやけど、チヌは未だみたい。 |
|
| １１：００ ～１２：００ |
コーンで流していると、いきなりひったくるようなアタリ！遂に来たかっ！と一瞬喜んだけど、４０㌢超のシマアジや。とりあえずキープ。(^.^) ボラは相変わらずガンガンやけど、その中でチヌっぽい団子アタリが出始めた。団子が割れる前にラインを２㍍程出し大きくハワせて食いアタリを待つ・・・チヌの気配を感じると緊張するなぁ・・・と思てたら隣のカセで年無し（５１㌢）が釣れた。こっちは・・・不発。(-_-;) | |
| １２：００ ～１３：３０ |
チヌアタリは不発のままやけどボラの活性は高い。いつ来てもおかしないんやけどなぁ。。。 丁度昼休みということでどうもさんから電話。喋ってる最中にモタレアタリを掛け合わしたけど全く動かん。根掛かり？と思いラインを切ろうとしたら、いきなりグイグイと動き出した。慌てて竿を持ち直しポンピングを繰り返すけど、もの凄く重い。何度かラインを出し入れしながら、何とか浮かせると胴長１㍍はあろうかというエイやった。(^◇^;) |
|
| １３：３０ ～１５：００ |
その後は刺し餌をローテーションしながら打ち返すけど、ボラの活性は高いもののチヌアタリは無いまま時間が過ぎていった。 | |
| １５：００ ～１６：００ |
あれだけ激しかったボラが浮いてきて、底での団子アタリが無くなりボケも無傷で戻ってきた。 今日一番の変化や。(`ヘ´) 何となくチヌの気配を感じながらもチヌアタリは出ず。 |
|
| １６：００ ～１７：００ |
残り時間もあと僅か・・・串本は日が高い内の方がチャンスが多いんで今日もダメか・・と半ば諦め気分になりつつ・・打ち返す。納竿３０分となった頃、遂にチャンス到来！チヌと思われる力強い団子アタリで団子が割れた直後「フワフワ」と穂先を揺るがすアタリを大アワセ。掛けた獲物は小割の下へ潜ろうとするが太仕掛を信じて限界まで溜め、素早いポンピングで一気に巻き上げると海面に横たわったのは待望の大型チヌ！(^O^) はやる心を沈めながら慎重にタモ入れしフィニッシュ。串本にしては小さい方やけど実寸５１㌢の年無しチヌや。刺し餌は【魚玉】５粒を大きめに丸めたもの。さらに追加を目指したけど、その後はアタリも無くなり終了。 |
|
| 釣果 | １枚 | ５１㌢ |
| エサトリ | アジ、ハゲ、ハコフグ | |
| 総評 | 今回は悪天候やったけど、納竿間際でチヌを釣り上げることができて大満足の釣行や。(^.^) 隣カセの３人も内２人が年無しを釣っていた。（５７㌢、５３㌢、４９㌢）近くなんやけど、少々状況が違て、１５時までボラは上層だけで底にはいなかったらしい。釣った餌は全てネリエとのこと。やっぱネリエはエサ取りにも強いし、夏場の好餌やね。(^^ゞ 中部圏からは少々遠いけど、やっぱ魅力的な釣場やわ。マダイ、コロダイ、グレなど大型が揃うし、大祐丸は無料の仮眠所、シャワーも完備してて、カセは全てトイレ付き。女性や家族連れの釣りにもお勧めやね。(^.^) ▼交通 伊勢自動車道勢和多気インターを降りて左折し、国道42号線を尾鷲方面に約４時間（約１８０ｋｍ）で串本町。潮岬方面に向かい串本大橋を渡り、次ぎの信号を左折し進むと大島港に出て左方向に進み、一番奥が渡船場。 ▼問い合わせ 大祐丸 電話 ０７３５－６５－０６０３ |
|
 |