2006年釣行記

11月22日(大潮干潮 12:27  満潮 7:08
今浦(海香

 

 前回の菅島で水中カメラを水没させ、即席で水中カメラを準備。(^_^;) 今度こそ成功させねば・・・ということで情報収集。池の浦もチンタながら数がよー釣れとるけど、日ムラ場所ムラがあるらしい・・・で、最近数釣りを極め束釣りも軽くこなしとるkurodai55さんと話してたら、大村島(海香)もよく釣れとるとのこと。うちが水曜に行きたいけど海香は一人で行ったことないし・・と話すと「ほなら休むんで一緒に行きましょ!」ということでお付き合い頂くことに。(^^ゞ でも何でこんな簡単に休めるのか?(-_-;)
kurodai55さんとの釣行を予定したら、たまたまクラブメンバーのk兄弟(兄)、chinu8さんも行くとのこと。(^^ゞ
場 所 今浦海香)大村島筏
釣 座 大村島向き
全体の人数 40人位
天 候 晴れ
東風い
潮 流 釣座に対し前後の流れ。緩い
海 上 うねり無し
持参エサ アケミ貝×1kg、アケミ貝(天津)×500g、シラサエビ×6杯、【くわせオキアミスペシャル】、【特上粒サナギ】
ダンゴ ※1桶(コンテナ)分
マルキュー【本筏チヌ】2袋に【深場大チヌ】1/2袋と【爆寄せダンゴ】1/3袋をベースにブレンド餌の【チヌスパイス】1袋、【荒びきさなぎ徳用】1/2袋を混ぜ、海水に溶いた【チヌにこれだ!!】でバサボソタッチに仕上げる。
仕掛 竿 チヌ筏師THEチヌリミテッド競技1.4m (穂先:アスリート競技Type4/RF)
ライン 0.8号通し (ボナンザ ナノテック 筏ちぬFC
オモリ 無し
がまかつ がまアブミ 6号
6:00〜7:00
出船。うちとkurodai55さんは3基並んでいる大村島筏の真ん中の筏へ、一つ手前の筏にk(兄弟)兄とchinu8さんが降りた。大村島も何回か乗ったけど、この筏は初めてやな。大村島では一番大きい筏や。大村島向き右端にkurodai55さん、うちは左端に釣座をとって準備開始。大村島筏もよく釣れとるけど、20a未満のチンタばっかのようで・・・10日前はマシなのも釣れたけど・・・少しで変わるもんやな。(^_^;)
とりあえずカメラのセッティングから開始。


7:00〜8:00
先ずは団子を投入する前に水中カメラを沈めてみる。連日撒き餌が入ってとる筏やし、いきなりチヌが映ることを期待してたけど、チヌどころかエサトリさえ全く見えず。砂地の海底にはアケミ貝の貝殻が落ちているのがよく見える。ぐるりと見渡しても何も居らんので、とりあえず団子を打ち始めると暫くしてハゲ登場。カメラを警戒する様子もなく、それどころかカメラ目線を送ってくる。(^_^;)
ハゲは映るけど刺し餌には反応なし。

※帰ってから再生して気が付いたんやけど、実はこの時間帯に潮下にチヌの姿(4,5尾)を確認。竿下には近づかず5分ほどで居なくなったけど、この頃は竿下をしつこく手返ししてたけどアタリなし・・・もし広角で潮下を探っていれば釣れたかも?!
チヌが居らんと思ってたけど、実は居た・・・結構ショックやわ。(-_-;)


8:00〜11:00
エサトリもアタリなし。広角でも探ったりしてもダメ、ヒラメの子が1枚のみ。でもk(兄弟)兄とchinu8さんの筏は絶好釣!なんか入れ食い状態でずっと竿を曲げとる。こっちは全然やのに。(^_^;) カメラの方にもたまにハゲが映る位でチヌは見えず。でも新発見!ボラやエサトリが団子を突かなくてもかなりの濁りが出る。ビデオ映像を観察すると底付近では左右に揺さぶるような潮の動きがあり、それによって団子から濁りが出るようや。この時間帯の潮流は大潮でもあり、それなりに速く流れてとったけど、オキアミ等が揺れとるだけで流されずに堆積し団子の濁りも留まっとる。底付近では潮の流れがほとんど無いということがよく判るな。(^^ゞ


11:00〜12:00
丁度潮止まりになったと思っあら、ここからkurodai55さんが猛ラッシュ!いきなり入れ食い状態に。カメラにもチヌの姿を確認!初めて見たチヌの姿にメチャ興奮!なんも居らんだのに、いきなりチヌ(チンタ)が群れでやってきて底に落ちとる餌(オキアミ、アケミ貝)を盛んに拾い始めた。釣りそっちのけで見入ってしまうわ。(^◇^;)
ハゲほどカメラには寄っては来んけど警戒しとる様子もないな。チヌは機械仕掛のオモチャのような節のある動きをする。ボラの大群もカメラの前を通り過ぎていくけど、団子には全然反応せんな。
で、肝心の釣りの方は完全フカセの仕掛けで餌がシラサエビの場合、前アタリ(コッ)はあるけどその後はほんの少しだけモタレアタリが出る程度。ラインを張りすぎるとすぐに餌を放してしまう。最近のチヌは季節、サイズを問わずこんなアタリが多くなってきているようや。ラインにテンションを掛けやんゼロ釣法が流行っとるけど必然性に依るもんなんやな。とりあえずチンタがポツポツ釣れる程度・・でもkurodai55さんは入れ食い堪能中。(-。-)y-゜゜゜


13:00〜15:00
潮が動き始めると、さらにチヌの数は増えボラも混じり出した。チヌの活性も益々上がり、底の餌を盛んに拾う姿にすっかり見入ってしまう・・モニターに釘付け。(^◇^;)
入れ食い中のkurodai55さんによるとチヌの釣れるエリアが、底から1〜2ヒロ上に変化してきたらしい。こっちはまだベタ底で釣れるけど・・・と思っとったら、しばらくして底では食わなくなり同じく中層へ移った。モニターでもほとんどのチヌが中層に浮いとる。


15:00〜16:30
底で団子を割ってからすぐに竿一杯仕掛けを上げてラインを巻きながら竿を元の位置に戻してアタリを待つと、すかさず前アタリ→モタレアタリと続く。最初は底に居たチヌが何で中層に浮くのか、それも1尾だけじゃなく同じ群れのチヌはほとんど同じタナに集まっとる。底で釣れていた時、アタリが遠くなるとチヌが散ったと思いがちやけど、底に固着せず立体的に上も探ることが大事やね。(^.^)
k(兄弟)兄とchinu8さんの筏は全くペースが変わらず入れ食い中。こっちの筏はkurodai55さんは入れ食いやけど・・・うちの竿下はハゲが少々、チヌは皆無。すっかりを寄せ切られてしもた感じ。(^◇^;) せめて型を・・・と夕マズメに期待したけど、、、結局何も無しで終了。
釣果  坊主・・・(-_-;)
※リリースサイズ15a前後を20枚くらい
エサトリ ハゲ少々
総評  チンタは20枚位釣れたものの20a以上は皆無・・ということはボウズ。(^◇^;) kurodai55さんもやっぱチンタやけど62枚と大釣り、それも昼頃からの釣果やで大したもんやわ。手前の筏のk(兄弟)兄は106枚、chinu8さんは82枚とまさに爆釣!最後の1投まで続いたみたい、夕マズメは型も多少良くなってたようや。
この日を振り返ると朝は竿下から離れた潮下にチヌが寄り、竿下へ集まってからも最初は底、少しづつ中層にと、チヌの居るエリアが変化。同じようなことは今までも何回か経験しとるけど、今回水中カメラで実際を見たことで、今までの憶測が確証に変わったことは大きな収穫やな。チンタやけど初めて水中カメラでのチヌ撮影に成功し、取材もバッチリ!(^○^) 水中カメラ映像は、ちぬ倶楽部「かかり釣り海底LIVE」として2007年2月号より3〜4回の連載予定です。
チヌ乱舞の興奮動画は【ちぬウォッチング】にUPしてます。(^^ゞ
↑kurodai55さん


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