筏ちぬ釣行記

2007年7月20日(小潮)

生の浦湾・本浦やま栄渡船小田の浜筏

 前回(16日)は台風一過の直後で濁りが入り過ぎて【ちぬ倶楽部・かかり釣り海底LIVE】の水中カメラ取材ができず・・・だもんで締め切りが迫ってきて焦る、焦る。(@_@;) 未だ濁りがあるみたいやけど行くしかない!ってことで本浦へ再挑戦。撮影はできんだけどエエ釣りができたからな。今回も撮影できんかも知れんけど・・そん時はそん時やし。とりあえず釣りたいっ!(`ヘ´)
天 候
過去の天気図 by Yahoo
海 況 ウネリなし
持参エサ シラサエビ×4杯、アケミ貝(国産)×2kg、アケミ貝(小粒天津)×1kg、「くわせオキアミスペシャルLL」、さなぎ(ニュー活きさなぎミンチ荒 同封)、コーン
団 子 マルキュー「三重チヌ筏」1箱、「深場大チヌ」、「トーナメント大チヌスペシャル」1袋をベース団子に、ブレンド餌の「荒びきさなぎ徳用」1袋を混ぜ「チヌにこれだ!!」を海水に溶いたものでバサボソ仕上げ。
団子のアンコには「ニュー活(いき)さなぎミンチ」とアミエビ、オキアミ
タックル 竿   :黒鯛工房 カセ筏師THEアスリート競技RX145(穂先:アスリート競技Type4-RF)
      ※即乾性特殊フッ素コーティング剤のボナンザ スーパークイックコートを使用
ライン :1.5号通し(ボナンザ ナノテック筏ちぬFC)
オモリ :完全フカセ〜8B(景山産業ラバーコートガン玉)
   :がまかつ 改良チヌ2号
      
※針結び目はボナンザ【ノットガードV】で強化
5:00〜6:00
出船。釣人は6人、風は緩いけど小雨が降っとる。今回も大将任せやったけど、前回と同じ小田の浜の筏へ一人で下ろしてもらった。潮は多少濁っとるけど前回ほどじゃないみたい。早速仕掛けを準備して丸貝(天津)をパラパラと撒いてから落し込んでみるけどアタリなし。今度はシラサエビを同じように落とし込んでもダメ、エサトリも少ないようなんで団子作りにかかる。団子を落とす前に水中カメラで確認するとやはり魚の姿は見えず。(~_~)

6:00〜7:00
団子にオキアミ、アミエビ、潰したアケミ貝、シラサエビを仕込んで竿下へ10個程投入。濁りの帯を見てたら小魚が乱舞しとるのが確認できる。ゼンメのようや。ハイピッチで打ち返しを始めるとすぐにカワハギが集まってきた。しばらくすると上層にコノシロ、底にはボラが寄ってきた。

7:00〜9:00
底ではボラが激しく団子にアタック、潮の濁りもあるけど団子に濁りが加わり視界は悪い。まだチヌの姿は見えへん。底ではアタリがでやんから竿下へ団子を落としつつシラサエビを餌に広角で探ってみると・・いきなりエエアタリ!軽くアワセて巻き上げにかかると多分チヌと思われるけど途中で針ハズレ。アワセが弱かったか。(^_^;) その後もしばらく探るけどアタリは出ず、再度団子で打ち返し。少しづつ魚の活性が上がってきて、40cm級のアイゴも釣れる・・しかしこのサイズのアイゴは結構な引きなんで痛めた右肘がかなり辛いわ。(~_~)。

9:00〜10:00
水中カメラでは確認できんだけどようやくチヌが寄った。団子をボラに割らせハワセ幅を1ヒロほどとることでアタリが出始め、先ずはオキアミで29a、続いてオキアミで27a、もひとつオキアミで良型42aと3連荘。(^.^) 今が地合やと気合を入れなおした時に大将がやってきて筏に上がってきたんでしばらく話込んでしもた。喋り始めるとどうしても手返しが疎かになるのはしゃーないな。(^_^;)

10:00〜12:00
サナギで27a、シラサエビで30aを追加。尾鷲・大曽根に行っとる「コワリの神様」こと裕さんに電話してみると既に54aと55a(共に実寸)を釣り上げたそうな・・・ホンマ簡単に年無し釣ってしまうで参りますな。(-。-)y-゜゜゜団子釣りでサナギとオキアミにて29a、35aを追加した所でアタリが途絶えた・・さらにボラの反応も悪くなってきた。???と思いながらモニターをチェックすると水中カメラにタコが絡みついとる。コイツのせいやな。(-_-;) 10分程したらタコは何処かへ行ったけど代わりにスズキが現われた。コイツもフィッシュイーターやけど・・・竿下はアカンので天津を前方落し込んで27aを追加。午前の部は8枚で終了。

12:00〜14:00
午後は魚の活性今一つ、時折フグが釣れる程度や。

14:00〜15:00
退屈で気力が続かず・・・ちと昼寝。(-_-)zzz

15:00〜16:00
釣りを再開するとボラが復活しとる。でもエサトリはほとんど居らん。夕マズメに照準合わせてせっせと打ち返し。

16:00〜18:00
ようやくボラが復活。(^.^) 餌取りはほとんどおらん。ボラに団子を割らせ底トントンでアタリが出てオキアミで32a、31aを追加。この調子で入食いになるかと思ったけど時間経過とともにボラも大人しくなってしもた。水中カメラを覗いてもチャリコが見えるのみ。竿下を諦め天津広角中心に探りまくるけど、結局アタリなく終了。
釣 果 27〜29a×5枚、30〜34a×3枚、35a、42a各1枚 計10枚
 27〜42aを10枚、決して悪くないけど、当初はもう少し伸びるかな・・と。(^_^;) 台風一過直後と比べると少し寄りも食いも悪い感じ。何処の釣場もそうやけど、やっぱボラが大事やね。ちぬ倶楽部に書いたのと同じコメントやけど、ボラを寄せて団子の濁りをしっかり出すことに成功したら高確率でチヌも寄るし、映像から推測するにチヌも寄り始めは警戒心が強くなかなか餌を口にしやへん。でも団子の周辺を離れることなく回遊しとるんで、団子を打ち返すことで徐々に警戒心を解き、遂には餌を口にするといった感じやろか。荒れ後は普段より濁りが入っとることが多いんで、チヌの警戒心も解き易い?一にも二にも団子の打ち返しによる濁りが重要と再確認した釣りでした。


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