筏ちぬ釣行記

2007年9月14日(中潮)

鳥羽・小浜(小浜漁協釣り筏)日ヶ崎8号筏

 池の浦釣行から2日明け・・・またまた小浜へ。ゼウスカップの練習と、この前は水中カメラが水没して撮影できんだから取材が名目やけど、本音は中型の数釣りをも一回楽しみたいだけ。この前(9/10小浜)はホンマに楽しかったからなぁ。(^.^)
 深夜0時に出発。普通に走って1時間で現着。小浜やと自宅から53kmと近いから、こんなに早く来やんでもエエんやけどね。渡船場横に車を停めて数時間ほど仮眠して、5時に起きると小雨が降っとる、釣人は全部で4人や。
天 候
過去の天気図 by Yahoo
海 況 ウネリなし、風少々
持参エサ シラサエビ×3杯、アケミ貝(国産)×1kg、小粒アケミ貝(国産)×1kg、オキアミ(LL)、コーン、さなぎ(活さなぎミンチ同封)、魚玉、ミノムシ、オキナ貝
団 子 マルキュー【三重チヌ筏】1箱と【深場大チヌ】、【トーナメント大チヌスペシャル】各1袋をベースに【チヌスパイス】、【荒びきさなぎ徳用】をそれぞれ1袋づつ混ぜて、海水に溶かした【チヌにこれだ!】に【活さなぎミンチ】を解して混ぜたものでバサボソ仕上げ。
↑の団子を別の容器に半分とり、さらに【チヌパワー】を加え、多めの海水で柔らかく仕上げ、片手で握れるエビ用の団子とした。
タックル 竿   :黒鯛工房 カセ筏師THEアスリート競技RX145(穂先:アスリート競技Type4-RF)
      ※即乾性特殊フッ素コーティング剤のボナンザ スーパークイックコートを使用
ライン :1号通し(ボナンザ ナノテック筏ちぬFC)
オモリ :完全フカセ〜5B(景山産業ラバーコートガン玉)
   :がまかつ 改良チヌ2号
      
※針結び目はボナンザ【ノットガードV】で強化
5:20〜6:20
出船。前回は日ヶ埼9号筏やったけど今回は隣の8号筏。連結の大型筏なんで、ほとんど一緒の場所やけどね。9号筏にも1人降りた。
今回も数狙いでなんで居残りチヌは狙わず、寄せを重視した団子の準備から開始。打ち返しのパサパサ団子と撒き餌用に片手で握れる柔らかい団子の2パターン。最初の撒き餌として柔らかい団子に砕いたアケミ貝とオキアミ、シラサエビとサナギミンチをアンコにし、ソフトボール大にした団子10個を竿下へ勺を使って静かに投入。仕掛けは1号ライン通し、オモリを付けない完全フカセを基本で釣りスタート。

6:20〜7:30
小雨の中、南東風が少し吹いて涼しくてエエ感じ。水深は12m位、打ち返しをはじめるとエサトリ(ハゲ、フグ、チャリコ)の活性は高いようや。打ち返しの団子には常に刺し餌と別にシラサエビとサナギミンチを握り込んで寄せに徹する。小一時間でボラが寄り、前回同様に良型のアイゴも寄ってきた。

7:30〜9:00
先ずはシラサエビで1枚目(22cm)、その後水中カメラのケーブルに絡んでバラシ2回。(-_-;) チヌは居るようやけどエサトリが邪魔してなかなか釣り辛い。餌持ちの良いサナギ、コーン、丸貝を主体に手返しを続ける。

9:00〜10:00
しばらく間が空いたけど、やっと2枚目(24cm)これはサナギ。このチヌを巻き上げてくる途中に海鵜に強奪されそうになった。チヌを咥えた海鵜としばらく引っ張り合い・・・何とかチヌの救出に成功したけど、チヌは瀕死の状態や。(^◇^;) その後もサナギばかりで3枚(24,24,22cm)追加。

10:00〜12:00
向かって右→左へ潮が速くなってきたんで、針上20cmにガン玉3Bを取り付けた。サナギと丸貝で2枚(29、34cm)追加。これでやっと6枚、チヌは居るけど食い渋っとる感じ。

12:00〜13:00
この1時間もサナギで2枚(24,29cm)だけ。

13:00〜13:50
そろそろ型のエエのが欲しいと思い、1号オモリで丸貝を落し込むと32cmと40cmが釣れた。これで丁度10枚。そうこうしてる間に潮も止まった。ボラの活性は最高潮。そろそろ・・・

13:30〜15:00
遂に確変突入!!底トントンで団子をボラが割ると程なくしてチヌが食ってくるパターン。サナギとコーンで入れ食い。10枚(36,29,23,33,39,36,33、35、36、31cm)追加。折角の入れ食いタイムやのにまたしても海鵜が邪魔しにくる。チヌを掛ける度に海鵜が潜水をするんで、一気に上げてこなアカンから引きを楽しむ暇がないわ。
刺し餌をオキアミやシラサエビにするとアイゴが入れ掛かりになるので、サナギとコーンでローテーション。

15:00〜17:00
9号筏の釣人はアイゴばかり釣ってるようなんで「コーンとサナギがエエですよ」と一言アドバイス。サナギは持ってないということなんで少し差し上げた。相変わらずサナギとコーンが絶好調。この時間になるとボラだけじゃなく、チヌも団子を突きだした。途中何回も水中カメラのケーブルに絡んで良型をバラシ・・・任務とはいえイヤになってくる・・・ということで水中カメラを撤収。(^_^;) 納竿までアタリは続き、15枚(28,27,31、34、33,36,28,28,33,34,24,37,28,28cm)追加して終了。
釣 果 22〜29cm×16枚、31〜34cm×12枚、35〜37cm×6枚、40cm×1枚
計35枚
 結果、22〜40cmを35枚。アベレージは中型35a級なんでメチャ楽しい数釣りとなった。隣の釣人は2枚。うちの寄せ勝ちとなった。ちょっと気の毒やったけど・・・1投毎の団子に【ニュー活さなぎミンチ荒】を欠かさずアンコにしていたことが功を奏したと思われる。ちなみにイルカの22号筏では朝一にイ貝で40cm後半が数枚釣れてた。
水中カメラの取材もバッチリ!ゼウスカップへ向けて小浜の雰囲気も十分味わったし。あとは本番でキバるだけ!(`ヘ´)
(という気持ちやったのは間違いないけど・・・(^_^;))

▼問い合わせ
・鳥羽磯部漁協直営 小浜釣り筏
 電話0599(25)2118


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