1999年釣行記

12月 9日(大潮) 
相差(相差海釣りセンター)湾口カセ


急遽休めることとなり、同僚で釣友の多気氏との釣行となりました。
帰宅し準備していると、21時過ぎに大阪の平下組長からTEL。なんと偶然にも今から相差に向けて出発するとのことです。
私も急な釣行なんで、誰にも言ってなかったんですが、組長だけはあざむけませんでした。(^^ゞ
22時45分、自宅を出発。いつもの久居釣具店で多気氏と待ち合わせです。
仕事柄、急に呼び出される事もあるので、万が一に備えてお互い自分の車で相差に向かいました。多気さんもアマチュア無線をやってるんで、別々の車とはいえ、道中は釣りの話で盛り上がりアッと言う間に相差到着。
時期も時期やし、平日やしで先客は誰もいません。
とりあえず、荷物を船に積み込んで事務所にある最近の釣果を確認。最近釣果FAXもなかった通り12/4以来写真がありません。かなり厳しそーな感じなんで、ボウズの覚悟せんとイカンかなぁ。(ーー;)
しばらくすると、1台の車が来ましたが、平下組長とは違うようです。平下組長らは遅れている様なんで、お先に寝さしてもらう事にしました。
6時に目覚めると、平下さんのトラックも到着してます。平下さん一行は、9月にも一緒になった隆富氏、松岡氏の3名です。
今日は、お客も少なく、私ら5人ともう1人の6人だけのようです。平日とはいえ、寂しい限り。でも混んでるより良いか。
辺りが明るくなってきた6時45分頃、いよいよ出船。2号沖筏に一人下ろし、次に平下さんら3人が沖カセに降ります。
私と多気さんは湾口カセです。ここはウネリが入りやすく、潮流も速いので、正直言って苦手なんですが・・。
場 所 相差海釣りセンター 湾口カセ
同行者 多気氏、
釣 座 安乗灯台を背に岸向きの左側
同乗者 多気氏と2人
全体の人数 6人
天 候 晴れ
ほとんど無し。北西風少々。
潮 流 午前中はほとんど流れず。午後からは川の様によー流れた。
海 上 ベタナギ。ウネリ無し。
持参エサ ボケ50尾、オキアミ1箱、アケミ貝1K、シャキッとコーン1缶
ダンゴ いつものチヌァースペシャルU。(^^ゞ
(米ヌカベース、荒引サナギ、押し麦、砂、沖アミスライス、アミエビ
フカセ仕掛 竿 がまちぬイカダ硬調1.5m
ハリス 2号通し
オモリ 5B(針上5cm)
改良チヌ6号
タイムチャート 6:45 出船。
7:00 大将任せで湾口カセに上がると、今日はウネリも無く釣りやすそう。(^。^)
仕掛けを作り、ボケをダンゴにくるみ第1投。
ここは筏と違い水深があるので、ダンゴには砂を多い目に入れ、固く握ります。
着底し、ダンゴが割れると、ビビビッとアタリ。どうやらハゲがいるみたいやぁ。
サッサと仕掛けを回収し、打ち返しスタート。
いつもは手で糸をたぐるけど、ここは水深20m程あるのでリールで一気にギュイ〜〜〜ンと巻き上げます。
7:00
〜8:00
大潮やというのに潮は、ほとんど流れない。ここはいつも潮がよく飛ぶんで、拍子抜けやな。
エサトリはそこそこいるが、活発という程でも無い。水も温かく、まだ冬って感じやない。
平下さんにTELいれて、状況を聞くが、同じようです。
8:00
〜9:00
いつも浅い筏ばかりなんで、深い湾口カセにくると、どーも調子が出ーへん。(ーー;)
筏やとダンゴを投入し、手を洗い竿を構えると着底するのに、カセはダンゴが着底
するのに時間がかかるんで、イライラするぅ〜〜〜〜〜。(-_-メ)
ボケにすると、中身を吸われるが、オキアミやとほとんど、そのまんま。
コーンは全くアタリ無し。
9:10 そうこうしてると、何となくダンゴにあたってきた様な感じがするんで、穂先に神経を集中!
エサのオキアミが抜けるとさっきまでの「ビビビっ」とは明らかに違うアタリ。
押さえる訳ではないが、フワフワしてるアタリを一気に大アワセ!
「ヨッシャ!乗った!」そんなに強い引きじゃないけど、グングンと頭を振る心地良い引きを楽しむ。
この時ばかりは、水深があるので、長く楽しめてエエなぁー。o(^-^)o
ほんで、水面に現れたのは、小さいながらも紛れもないチヌ!
これで何とかボーズは免れたとホッとする。
9:00
〜10:00
さぁ時合かと、打ち返しに力を入れるが、あとが続かず。(´ヘ`;)
でも時々ダンゴアタリがあるんで、気が抜けへん。
本命のアタリが無いまま打ち返しを続けるが、10時頃、一気に穂先が海面に突き刺さる!
思わずアワスと、強い引きで、チヌかなぁと半信半疑ながらも、バラさん様に注意して巻き上げ。
水深の半分程上げた所で、急に前方に走り出した。ウワァ、ボラっぽい。(ーー;)
「チヌに変われぇ〜〜〜」と念じながらも、願いは届かず大ボラでした。(ToT)
10:00
〜12:00
たまにエサもかじられるが、小さいアタリ」を合わせても針にのらず。
大将が見回りにきた時、筏の様子を聞くと、大きいチヌを水面でバラシたらしい。
今日は筏がエエんかなぁ〜、釣れやんと他所が気になるんさなぁ。
平下さんにもTELすると、先程、何かバラシたそーです。
頑張らねばと思うが、退屈になってきたんで、早々に昼メシにする。
12:00
〜16:00
午後は下げ潮になり、午前中とうって変わって潮が飛ぶ!飛ぶ!(-_-;)
やっぱり、大潮やなぁと改めて思い、いよいよ釣れる気がせーへん。
ダンゴを潮上に投げ込むが、「アッ!」と言うまに、潮下に飛ばされる。(写真参照
ダンゴ割れた直後のみ神経を集中してはすぐに打ち返す。
フカセやとどーもやりにくいので、3号中通し仕掛けにするが、これも飛ばされる。
それではと、8号オタフクオモリを付けても、飛ばされラチがあきまへん(ーー;)
大オモリを付けると、ダンゴの有無さえ判らんよーになるんで、再度5Bフカセにチェンジ。
一応、ダンゴ着底は確認出来るが、割れたあと、エサはとんでもなく浮いとるよーな気が・・・。
この激流の中では、エサトリ達もおらんくなって、エサもほとんどそのまま上がってくるしー。
この時点では、戦意はゼロに限りなく近くなってきた。とりあえず1枚あるしエエかぁ〜。
16:10 ダンゴが少なくなったんで、カセのすみでダンゴを混ぜてると、背後で「やった!」の声。
振り向くと、な、なんと!多気さんの手にはでっかいチヌがっ!(・o・)
ダンゴ割れてすぐにオキアミできたそーです。49cmでした。
16:10
〜16:45
多気さんのチヌ見て、やる気100%モードに突入!
潮流をものともせず、ガンガン打ち返します。
でもなぁー。状況は変わらず、エサも取られへん。(ーー;)
結局、やる気は空回りで、そのまま納竿となりました。
釣果 1枚 31cm  (^^ゞ
エサトリ達 ボラ、ハゲ、フグ
総評 沖カセの平下さんらもパッとせず、チヌは無し。沖筏の釣人は16時以降にアタリが連発し、4回バラシて
1枚は釣ったものの、筏の隙間から落としたそーです。勿体無い。(>_<)  ちなみにエサはボケとのこと。
終わってみれば、今日は沖筏が良かったみたいでしたねー。
さすがの相差も、12月ともなると、厳しい釣りになります。
湾口カセは、深場なんで、冬も釣れると思いますが、なんせ、ウネリは入り易いし、潮は飛ぶし。
こんなに潮が飛ぶと、「チヌもエサ食わんでー」と勝手に思い込み、戦意を無くしてた私に対し
最後まで、あきらめずに頑張った多気さんの大勝利!でした。
ちなみに、このチヌの胃袋はオキアミでパンパンでした。
という事はそーとー前から竿下(潮下)におったハズ。気配を感じれやんだ。修行が足りんなぁ。(ーー;)
今度こそ、私も忍耐強く、再チャレンジやぁ〜〜〜!
↑とりあえず31cm ↑私
↑ダンゴ着底直後の穂先。
潮が飛んで、どーもこーも。(ーー;)
↑激流から釣り上げた
多気さんの49cm さすが!


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